『モンスター図鑑』に収録されている魔物の詳細なデータです。 シナリオのネタ出しなどにご活用下さい。 CardWirth内だけでの設定もありますので、外へ持ち出す時は十分にご注意を。 色の違う文字で書かれた部分は、『一般的なファンタジーの』モンスターのデータとなっております。 CardWirthで正確な設定があるわけではありませんが、上手く使えば良いネタになるやもしれません。 誤記などあれば、メールか掲示板へお願いします。 『コボルト』 身長1mほどの、小型の下級妖魔です。 他の大多数の魔物と同じく、暗所を好み、洞窟などでよく遭遇する事になります。 群れて行動するため大量に出てくる事もありますが、人間と比較すると腕力も低く、直接戦闘では大した脅威にはなりません(実際戦闘してみるとよくわかりますが、攻撃能力はあまりにも貧弱です)。 ちなみに、夜行性です。 罠などの使用を好むようですが、今のところそんなシナリオにはお目にかかった事はありません。 ゴブリンが多く使われているため、いまひとつ陰の薄いモンスターとなってしまっています。
多くのRPGなどではジャッカルの頭をした人型として描かれていますが、何が元ネタなのかは良くわかりません(^^;)
元は人間と共存することもある妖精なのですが、CardWirthでは使いにくい設定なので割合します。 『ゴブリン』 蛙に似た外見と、やや小柄な体格をしているとされる下級妖魔です。 CardWirthでは『オヤジ』に匹敵するほどの知名度を誇る魔物でもあります。 コボルトと比較すると、やや攻撃的な特性を持ち、攻撃能力も比較的高めです。 一般人にとっては十分過ぎるほどの脅威となるモンスターでしょう。 多数存在する亜種も特徴で、様々なゴブリンが確認されています。 CardWirthのシナリオではコミカルなイメージで描かれることが多いです。 鳴き声は『ゴブ』なのが定説……なんでしょうか? また、強烈な繁殖力を持ち、いくら倒しても完全に根絶する事は不可能と言っていいかもしれません。 忌むべき妖魔なのですが、CardWirthでは友好的なのもいるようです。
CardWirthに限らず、様々なゲームなどで登場するお馴染みのモンスターです。
ゴブリンは西洋版の『鬼』にあたります。 ゴブリンという言葉も、本来はもっと幅広い魔物を指す言葉でした。 さらに遡ると、人間と共存する妖精だったらしいのですが……キリスト教の布教によって悪鬼に変えられてしまったようです。 『ホブゴブリン』 ゴブリンの亜種で、成人男性並かそれ以上の体格を持ち、馬鹿にできない腕力があります。 ですが、小さいゴブリンよりもさらに臆病という、見かけ倒し野郎でもあります(^^;) この特性も演出として使えば、結構面白いと思うのですが。 現状では、ゴブリンに混じって登場したり、単体で登場したりすることが多いようですね。 ……単体で冒険者に遭遇したら逃げそうな感じですが。
本来はゴブリンとは別の妖精で、子供の姿をした親しみやすい存在だったようです。
これもキリスト教の力によってゴブリンと混同され、それがそのままゴブリンの上位種などとして使われるようになったわけですね。 『ゴブリンシャーマン』 ゴブリンの亜種で、魔法を習得している数少ないゴブリンです。 1つの群れに多数存在する事は稀だと思うのですが、結構群れで出てきます(^^;) 低レベル冒険者にとっては厄介な相手です。
稀なゴブリン。
このノリで、オークシャーマンとかオーガシャーマンとか……無理? 『スケルトン』 死霊魔術師によって操られる白骨死体です。 死体だけに、一切の恐怖を感じない、完全な戦闘マシーンとなってます。 ……あまり強くありませんが。
RPGなどでは定番のモンスターですね。
自分の骨を投げたり、死体だけに無茶な戦闘方法をしたりします。 切ったり突いたりの攻撃が効きにくい、厄介なモンスターだったりもするのですが。 CardWirthでは全然強くありません…… スケルトンに限らず、ザコモンスターの攻撃能力が貧弱な気がするですよ(^^;) 『ゾンビー』 死霊魔術師によって操られる腐乱死体です。 切られても痛くない為、バラバラになるまで戦いつづける、結構怖い奴です。 土葬の習慣の無い日本では、あまり馴染みの無いモンスターでした(過去形)。
PSソフトの『バイオハザード』で使われたり、RPG以外でも結構登場してる有名モンスターです。
『バイオ』では銃で撃てば倒れてくれましたが、ファンタジーのゾンビはなかなかに強力です。 CardWirthのシステムだと、アンデッドの怖さをいまひとつ実感できないんですよね(^^;) このゾンビはウザいだけの印象しかありません…… 『グール』 欲深い人間が死後変化した姿。 墓場などを徘徊して死体を食べたりします。 その他にも人を騙して食ったり、なかなか嫌な奴ですね。
アラビアンナイト出身のモンスターです。
本来はただの食人種だったらしいのですが…… 詳しく知りたい人はご自分でどうぞ。 CardWirth設定とはかけ離れていて使いにくいです(^^;) 『ワイト』 戦士の死体に取り付いた怨霊。 迷宮を徘徊し、生者から生気を吸収します。 最大の特徴は、完全に怨霊を退散させないと、何度でも死体に憑依して蘇る点にあります。 シナリオでなんとか再現したいところですが……
RPGなどでは割と有名……か?
『オーク』 下級の妖魔です。 ゴブリン並の生命力と繁殖力で、様々な所に生息する迷惑な奴です。 戦闘能力はそこそこあるのですが、冒険者相手なら簡単に一掃されてしまうでしょう。 『家宝の鎧』で豚野郎のイメージが定着しています(^^;)
RPGでは定番のモンスターですね。
元ネタは指輪物語で、赤外線視力と高い腕力、人間並の知能を持つ種族とされ、統率する者がいる場合は数百匹(時には千匹以上……)の大軍を形成することもあります。 また、妖魔というよりは亜人種の1つといった特性のほうが強く、RPGや小説などでは、文明を持った完全な一種族として描かれる事さえあります。 これだけ他のところでは有名な彼らですが、CardWirthでは見る影もありません。ゴブリン以下。 『オーガ』 シナリオ内では比較的陰の薄いモンスターですが、人肉を食らうという、駆け出し冒険者が見たら震え上がりそうな凶悪なモンスターです。 『薙ぎ倒し』『怪力無双』と、力不足の冒険者では本当に昇天しかねないパワーを誇っています。 知能は低いとされていますが、ただの怪力馬鹿というわけでもありません。 野生動物並の慎重さと狡猾さは備えているようです。 まれに集団で行動する事もあるらしいですが、並の冒険者なら群れに出会った時点であの世行きかもしれません。
身長は2m以上、稀にゴブリンなどの下級妖魔を従えることもあるそうですが……人間より不味いからでしょうか。
食べられてしまわないのが謎なところです。 『人食い鬼』というイメージが最適なモンスターですね。 『トロール』 怪力を持つ巨人。 ですが、最大の特徴はその再生能力にあります。 駆け出し冒険者などでは、その再生能力に悩まされる事となるでしょう。 炎に弱いという特徴をシナリオ内で生かしてみるのも良いかもしれません。 残念ながら単体行動が主なため、6人の徒党を組んで襲いかかる熟練冒険者にとっては敵ではないのですが…… 見た目に反して動作も素早く、比較的賢いため、シナリオ部分でその強さを再現してみるのも良いのではないでしょうか。
北欧神話の巨人が起源という説が有力ですが、色々と登場するゲームや物語などで姿を変えています(^^;)
実は、あのムーミンもトロールの一種らしいですね。 *04/4/18・手持ちの本で名前が『ムーミントロル』となっているのを確認。一応。 *04/12/16・補足の補足になりますが、『トロル』という言葉の本来の対象は、 もっと広い範囲の妖精だったようなので、ムーミンがRPGに出てくるアレの一種だったと考えるのはちとマズいかもです。 ゴブリンとかエルフとかの単語と似たような感じだったんでしょうか。 『ウィスプ』 獣の霊の集合体です。 生者に強い憎しみを抱いており、一般人や戦士にとっては極めて危険な相手です。 群れで出現しやすいため、魔法の使用回数がどんどん減っていくという嫌な相手でもあります(^^;) 霊体のため炎や冷気、武器や精神攻撃も効果がありません。 『亡者退散』のありがたみが良く分かるモンスターです。
ウィル・オ・ウィスプと呼ぶのが一般的ですが、そちらはほとんど全て人間霊です。
『ゴースト』 こちらは人間霊。 モンスターとしてでなくとも、幽霊の出てくるシナリオは多いのではないでしょうか。 生前の特性をそのまま持ちつづけることが多いため、凶悪な殺人者の霊などは攻撃的で非常に危険です。 そうでなくとも、強い恨みを持って死んだゴーストなどは危険である事が多いです。 共通しているのはこの世に未練を持っていることで、ゴーストはそれを解消するために現世に留まっています。 その目的のために、冒険者に頼み事をすることもあるでしょう。 『見えざる者の願い』に出てくるグリシャムなどがその典型的な例といえます。 生前の知識をそのまま持っていたり、明確な意識があることも多く、敵対させる場合も奇襲や罠を張らせるなど、シナリオ内では様々な見せ方があると思われます。
ウィル・オ・ウィスプを従えることもあるようですが。
『ウルフ』 いわゆる狼です。 通常は賢く、武装した冒険者の集団を襲う事などまず無いと言っていいでしょう。 ですが、何らかの理由で好戦的になっている場合はその限りではありません。 夜間の山道などで、飢えた狼の群れに襲われるというのは良くあるパターンですが…… そうでなくとも、CardWirthの世界は比較的治安が悪いようなので、夜間に山賊などに対する警戒をするのは当たり前の事です。 ただの野生動物などに襲われてパニックに陥るような冒険者は、長生きできそうにありません。 *04/4/19追記 ただの野生動物とは書きましたが、あくまで武装した集団である冒険者の場合の話。 動物は基本的にタフなものなので、致命傷を与えるのはかなり難しいらしいです。
名前のある狼としては、北欧神話のフェンリルが有名です(同じく北欧神話では、オーディンの狼のフレキ、ゲリなども)。
北欧神話に限らず、狼は様々な神話、民話などに姿を見せています。 シナリオ内でも、野生の狼に限らず様々な登場のさせ方があるのではないでしょうか? 『ラット』 そのまんま、鼠です。 ザコモンスターとして登場させられる事が多いのですが、通常は人間を襲う事などまずありません。 冒険者が駆除できるような相手だとも思えませんし…… 病原菌を広げる生物として、古くから人間には嫌われてきた相手でもあります。 衛生面の管理や対策が不十分な中世の町では、多くの被害が出たのでしょう。 また、魔術などで良く使われる生物でもあります。 あの『時計台屋敷のねずみ』でも、レタル君がこの姿にされていました。 『バンシー』 人間に害意を持たない女の幽霊ですが、CardWirthでは生者を狂わせる厄介な存在となっています。 その特性のため、ゴースト系に混じって登場し、厄介な悲鳴攻撃を連発する嫌な魔物として現れることが多いです。 不幸な死に方をした者がほとんどのため、シナリオで使う場合は暗い話になりそうですね。
本来は家の者に死を伝える妖精とされ、その家に死人が出ることを悲しみ、泣くと言われています。
人間には害を与えず、逆に好意的である事もあるようです。 バンシーの住みついている家は高貴な家柄だとか言われる事も。 一般的には緑の服に灰色のマントの美しい女性とされることが多いですが、地方によっては醜い老婆とされることもあります。 *04/4/18・鼻の穴が一つとかいう話も聞きました。外見的には色々とあるみたいです。 『レイス』 死神です。 高い能力を持つアンデッドで、できれば会いたくないモンスターです。 罪人の魂がレイスになるとされ、黒いローブに腐肉の付いた骸骨という、見ただけで気絶間違い無しの格好で現れます。 触れただけで体力を全て奪う『死の接触』が最大の武器でしょう。
元はスコットランドの民間伝承から。
ドッペルゲンガーに似た存在で、見た者の姿を真似ると言われています。 不吉の象徴でもあり、レイスを見た者はすぐに死んでしまうとも。 『ウィード』 根を足のようにして走る、かなり怖い肉食の草。 集団で生物を襲い、その毒で相手を殺して養分を吸収します。 こんな凶悪な魔物なのに、なんだか街の中に生息してる事が多いような気がするのですが(^^;)
元ネタ……あるんですか?
『トレント』 ウィードの樹木版。 根を引きぬいて移動する事、殺した相手を養分にすることも同じ。 ただし、サイズが違いすぎるので、攻撃力は比較になりません。 『鳥の歌が聞こえない』の、群れで襲ってくる樹木が印象的です。
本来は明確な意思を持った賢い生物で、人間に害意は無いようです。
モンスター以外として登場させることも考えられますが……モンスター図鑑のイメージと違いすぎるかも。 『エント』 トレント、ウィードの親玉といった感じのモンスターですね。 配下?の植物を多数引き連れ、冒険者を襲ったりします。 モンスター図鑑によると、ドライアド(ドリアード)のイタズラで生まれた魔物らしいです。 かなりの耐久力を持ち、火を放たない限りなかなか倒せません。
元ネタは映画化もされた『指輪物語』から。
温厚な性格で、木を育てたりするのが仕事の種族です。 実はかなり強く、1000匹近いオークの軍を壊滅させた事もあるとか。 普段大人しい奴ほど怒らせると怖いってことですかね。 植物系のモンスターは、どうにもCardWirthのイメージと食い違っている気もします。 元の設定はいまひとつ流用しにくいところ。 『オークロード』 オーク達のボスで、一般オークよりかなり強くなっています。 『家宝の鎧』ではじーさまの鎧を着て、かなりのタフさを発揮してました。
リーダーといってもせいぜい10数匹程度の群れでしょうか。
『指輪物語』っぽく、オークの軍勢と交戦中の国家なんてのを考えたりもしたのですが、CardWirthのオークは相当に馬鹿なのでいまひとつ…… オークロードで知力2っておい…… オークを束ねるリーダーを出すなら、『指輪』みたく邪悪な魔術師にでもしろってことでしょうか。 『バット』 ただのコウモリです。 素早くてうざったいだけというのがなんとも。 シナリオでの活躍の場は……無いのかなぁ。 『パイソン』 ただのヘビだと思っている人も多いと思われますが、体長4mとかなりでかいです。 突然出会ったら絶対驚きますってば。 体力30はかなり高めなのですが、高レベルになると何も考えずに蹂躙できてしまうのがなんとも。 ヘビというのは色々と使えるネタだと思うのですが…… ただ戦闘させるのではなく、プレイヤーにイメージを与えることも必要かもしれません。 ただのヘビじゃ可哀想です。 *04/4/18追記 自分より大きな相手を丸呑みできるのも大きな特徴です。 このサイズだと、大抵の動物を飲み込んでしまうんではないでしょうか。 大き目の生き物を飲み込むと、つちのこみたいな体型になります……
ヘビでは北欧神話の『ミドガルズオルム』ってのが有名ですね。
ヨルムンガンドとも呼ばれてる巨大なヘビです。 FFなんかではでかいだけのヘビでしたが、実際はもっととんでもない奴です。 これも詳しく知りたい方はご自分で。 CardWirthでは出せませんってば。 『インプ』 小悪魔。 魔女の使い魔とかで良く登場するあれですね。 なんだか間抜けな奴が多いようですが、本当はずる賢い奴です。 非常に小型ながら、人間並の知能を持っています。 性格も様々だと思われますが、悪魔的な特性を持っているのは共通です。
ファンタジーでは使い魔として本当に良く登場します。
高位の術師となると、もっと凄い悪魔とかを味方に付けていても良さそうな物ですが、本来悪魔なんてものはそう簡単に人間が使役できる物ではありません。 せいぜい術の使用なんかで力を貸してくれる程度です。 邪教なんかをシナリオで出す時は、あまり名のある悪魔を手下みたいに使わないように(^^;) 『グレムリン』 洞窟などに生息する妖魔。 元が元だけに、なんだか良くわからない特性になってます(^^;) 知能が低く、器用で素早いが空を飛ぶことはできない。 ……どう使いましょうか? 一般的なRPGでは、食料を盗む小型妖魔とされることが多いようですが……
人間が空を飛ぶようになってから誕生した若いモンスターです。
何の原因も無く飛行機が故障した時、パイロット達がグレムリンの仕業だと噂していたのが始まりだそうです。 機関部に潜り込むほど小さいそうですが、CardWirthのこの体型では厳しいかもしれません(^^;) 『リザードマン』 トカゲ型の妖魔です。 非常に高い知力、人間をはるかに超えた身体能力と、そう簡単に駆除できる相手ではないです。 高い知力を持っているだけあって、人間を襲う時にはそれなりの理由があるかもしれません。 ちなみに、通常は水辺に生息しているようです。 『グリズリー』 くまさん。 とんでもない腕力を持っていますが、いまひとつシナリオに組み込みにくいモンスターかもしれません。 ザコとしてエンカウントバトルに使われやすい、可哀想なモンスターです。 一般市民などにとっては十分な脅威だとは思うのですが…… 『クマを倒すシナリオ』……なんだかなぁ…… *04/4/18追記 上の説明だと弱そうですが、決して弱いわけではありません(^^; 鋭い爪と強い顎を持ち、並の鎧なら簡単に砕いてしまうのではないでしょうか。 素手で熊を倒したっていうのはほとんど眉唾だと思うんですが…… 人間の打撃じゃあの体には効かないんじゃないんでしょうか。 そういえば、体長4m以上のグリズリーが発見されたらしいですね。 体重は約700キロ、ここまでくると立派なモンスターかも。でかいっス。 『グリフォン』 ただの鷲だと思っている人もいそうですが、獅子の下半身を持っています。 空飛ぶ大型獣ということで、かなり高い戦闘能力を持つ厄介な奴ですね。 こう見えてファンタジー的には定番のモンスターです。 退治する場合、空を飛んで逃げられないように気を付ける必要があるかもしれません。 ちなみに、馬を食うらしいです。
伝説などによっては、ライオンの数倍の大きさを誇ると言われることもあります。
これだけのサイズがあれば、十分にベテラン冒険者の相手ができそうですが……無理か。 馬と交配すると、下半身(つまり獅子の部分)が馬の『ヒポグリフ』が生まれるそうです。 馬が好物だとすると、交配する前に食べてしまいそうな気がしますけど。 紋章に好んで描かれたりと、結構良いイメージのある魔物のようです。 『ミノタウロス』 3mの巨体を持つ、牛頭の人型妖魔です。 その巨体だけでも、並の使い手ならば戦意を喪失してしまうかもしれません。 腕力12は全モンスター中でもかなり高い部類で、人間など軽く捻り潰してしまうのではないでしょうか。 シナリオで出す場合、強さをイベントで再現するのも良いでしょう。 ……群れで出さないように(^^;)
元になったのはギリシャ神話、ミノス王の息子(と呼んでいいのか)のミノタウロスです。
ダイダロスのラビュリントスの話で有名ですね。 良く知らない人は検索しましょう……たぶん出ます。たぶん。 『ビホルダー』 宝の番人として古代遺跡などに出没する魔法生物です。 3つの特殊能力で、敵対する者を破壊し尽くします。 『奇塊』でその強さを思い知った人も多いでしょう。
元はD&Dとかいうゲーム?のモンスターだったらしく、著作権的に怪しいらしいのですが……
このタイプのモンスターって結構多いんじゃないですか?(^^;) 『コボルトリーダー』 コボルト達のリーダーです。 リーダーと言うと強そうに聞こえますが、実は年老いた分弱くなってます(^^;) 魔法が使えますが、戦闘能力は無いに等しいので、ボスとして用意する場合はご注意を。
群れのリーダーはどの種族にも大体存在するものです。
それが強いか弱いかは別としても。 『ワイルドボア』 イノシシです。 冒険者にとってはただの食料に見えるかもしれませんが、一般人にとってはかなり厄介な動物なのでしょう。 タフそうに見えますが、体力はたったの17。 多少経験を積んだ冒険者ならひとひねりです。 ……突進攻撃には注意ですが。 『ホーネット』 スズメバチです。 いくら冒険者とはいえ、剣で切りかかるのはオススメしません。 モンスター図鑑にある通り、寝かせて踏み潰すのが最良の策です。 シナリオ内でも、使い方次第では色々と出番があるのではないでしょうか。
蜂と言えば、木の精霊(ニンフ)ドライアド(ドリアード)はミツバチを使者として使うと言われています。
その蜂を殺したりすれば、それは恐ろしい仕返しが待っているそうです(^^;) なんだか神話やファンタジーの世界には過激な仕返しをする精霊が多いですね……怖いっす。 『トード』 毒ガエル。 背中の瘤に毒液を貯めており、攻撃したり触ったりすると、毒液が飛び出してえらい目に合います。 ザコ敵として登場させるとしても、最低限のイベントは用意しておくと良いでしょう。 『旧き沼の大蛇』でもそんな描写があったような気がします。 『機甲の蜂』 古代遺跡などで出現する昆虫型機械です。 小型の割にかなりの耐久力を持っているのも特徴ですが、偵察用のため、シナリオに組み込む場合はイベントも同時に用意することとなるでしょう。 『機甲の兵士』 頑丈な人型戦闘ゴーレムです。 『機甲の蜂』に発見された数ターン後に襲ってくるようにイベントを組むと、それらしくなるかもしれません。 戦闘能力は高いのですが、数体では高レベル冒険者の敵ではありません……泣けます。 『ゴブリンロード』 ゴブリン達の親玉です。 能力も高いのですが、大量のゴブリンを従えているのが特徴のようです。 単純に大量の敵と戦闘させてもいいのですが、イベントで一工夫いれるのも腕の見せ所といったところでしょうか。 間違ってもロードばかりを群れて出さないように。
オークロードとは格が違います……なんで?
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