「この鶏ちまき、5人分ちょ〜だい」
「え?多いですよ、これ」
「大丈夫。ちょうだい」
すの字の言葉には無駄が無い。“まだ喰うの?この日本人”てなことを思われてそうだが全然気にしない。
しかし、周囲を見まわすと、みなさん飲茶でまったりしてらっしゃる。 日曜の朝から、「ここから・・・・・・ここまで」とか頼んで、親の仇でもとるように端から喰いまくってるバカは俺達だけ!!
「ハハハハ!飲茶でがっつく男どもの、なんと滑稽なことよ!ワハハハハ!!」
バカよ!まさに食べまくりバカ。
でも、しょうがねえじゃねえか。だって、ウマイんだモン。





なるほど、なんというボリューム感。これが、5人前。それぞれの前に・・・・・・
しかし、流石は鶏ちまき。鶏味だけかと思っていたら、内部は大変なことに!


塊の鶏肉が、芯になってるよ!
鶏のスープが染み出したもち米もハフハフでトロトロのサイコー!
もち米に守られて優しく加熱された鶏肉もジューシーでグー!
これが共生と言う奴だな。自然界の。


ここらへんで杉並がペースダウン。ちまきを半分残して残りの点心に備えるもよう。
うん、簡単にギブアップはしない。自分のペースで一打逆転を目指すがよい。
あまったちまきは俺がいただく。

すこーし早めのデザートですか?