ここは昔、御手洗不動というお堂があって
清らかな清水が湧いて池をなしていたようです。
昭和30年代、子供等はよくこの辺を遊び場にしていましたが親達の目に映ったのは汚らしい壊れかかったお堂と沼地のような水の溜まり場と見通しの悪い森といった感じでありました。
昭和50年頃これを見かねた何人かの人々が山林に分け入りゴミ拾いを始めました。そうしてこの輪は次第に広がっていきました。
こうして御手洗不動跡地も次第に整備され、観音像を新しいお堂に安置すると共に波切不動寄贈も受け、池が綺麗になると鉄骨の橋も寄贈を受け各方面よりご好意が寄せられました。
昭和51年12月、各町会有志60名位参集して華々しく小豆沢環境美化クラブとして発足しました。
その後区よりも認められ区への届け出は小豆沢公園愛護協力会となりました。
今では当初を知る人も少なくなりました。また、高齢になってやむなく引退する人もありますが、後を継ぐ若い人達も増えて活況を呈しています。
地球環境の良化が叫ばれている今日、緑豊かなこの自然林を私たちの善意で美化クラブの名と共に後世に残したいと思います。
以上
私は平成9年6月退職と同時に入会させていただき先輩たちと共に楽しく清掃に汗を流しております。
下の地図の緑地・公園・小豆沢神社・龍福寺の周辺が私たちのテリトリーです。