私のスポーツウオーキング


97年11月東松山で開かれた日本ウォーキング協会主催の日本スリーデーマーチに初めて1日30キロコースに妻と二人で泊まりがけで参加しました。その時は20回の記念大会でもあって50キロ・30キロ・20キロ・10キロコースを含め参加者は10万人と発表されていました。小学生から90歳代の老人までみんな元気に歩いていました。私たちも足にまめを作りながら3日間完歩しましたが、歩き慣れた老人に比べ体力のなさを痛感しました。
その後、荒川の堤防から下におり河川敷のアスファルト道路を2キロ程度歩き始めました。その当時はそれが私の体力の限界のように感じていました。
98年3月開催された第1回東京市民マラソン大会に先立ち荒川河川敷に緊急用河川敷道路(一般車両通行禁止)がつくられ、そこに日本陸連公認のマラソンコースが設置されました。そこを利用してがむしゃらに我流で歩き続けましたがスピードも上がらず疲れて午後は眠くなったりしていました。もう少し速く楽に歩く方法はないかとウオーキング教室に参加したり、参考書も探していました。その時、大修館書店の「スポーツウオーキング」という本に出会ったのです。
ヘルシーウオーキング等の一般的な歩きと競歩の間を埋めるウオーキングのことをスポーツウオーキングといいます。
「スポーツウオーキング」には、
「良い歩き」とは、かっこうが良く、スピードを出すことができ、持久力のある、安全な歩きである。技術的には、「かっこうの良いこと」次に「軽く歩けて疲れないこと」が大切であると書かれていました。 私が求めていたのはこれだと思い独習書として毎日のように利用しています。
初めはマラソンコースの29k地点をスタート地点とし32k地点を折り返し地点として6キロ歩いていました。98年5月にセイコーパルスグラフを購入し、スピード・脈拍の関係を把握し、パソコンに記録することにしました。そのうち34k地点を折返し点として10キロを歩くようになりました。2002年12月に新しいコースがつくられ現在40k地点から35k地点を折返し点として10キロ歩いております。このマラソンコースでの歩きが私のスポーツウオーキングです。片足に全体重を移動し、踵からソフトに着地し、できるだけ長く踵に乗り足裏の外側をとおり爪先で押出しまでが上手くできたときはスピードを出しても全く疲れません。1キロ毎にラップタイムをとっていますが、後半の方がスピードが出るようになりました。独習書によるとあまり体力のない人は時速7キロ(8:34分/km)で20キロ、普通の体力のある人は時速8キロ(7:30分/km)で20キロが目標だと書いてあります。私の記録は20キロ2:43:47で時速7.36キロ(8:11分/km)ですので、目標は時速7.5キロ(8:00分/km)です。ただし、タイムの良かった日も悪かった日もゴールしたときの満足感は何ものにも代え難いものです。
自然観察をしながら自宅からスタート地点まで2キロをウオーミングアップにあて、帰りは少し回り道をし2.5キロをクールダウンにあてております。
大目標は往復の距離も含め2010年には地球を一周(40,075km)することです。目標を達成するためには夫婦そろって健康でなければなりません。
毎日同じコースですが荒川は動植物の種類も多く、毎日変化があり楽しませてくれますので飽きることはありません。
妻は私の在職中からダイエットを目的に友人と歩いていたようです。2001年9月から週3,4回プールで水中ウォーキングとスイミングを楽しんでいます。そのほか友人との週一回の荒川ウオーキングも続けています。

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