現在の簡単インストーラでは、インストーラの起動時に各種情報ファイルが存在しなかった場合に表示されます。

インストーラは、インストールプログラムファイル名から拡張子を除いた部分と同名の情報ファイルを検索しそれを使用します。
例えば、インストーラがINSTALL.EXEの場合INSTALL.DATを使用します。

そのため、INSTALL.EXEを別のファイル名(SETUP.EXEなど)に変更してDATファイルのファイル名を上記規則に基づいて変更されていなかった場合(INSTALL.DATのままの場合など)エラーメッセージが表示されます。

基本的には配布側がインストールできることを確認した上で配布するはずですので、普通にインストーラを起動した際にメッセージが表示されるのであれば配布物の手違いが原因だと思われます。

配布元へご連絡し対応を行ってもらうか、上記規則に基づきファイル名の変更を行って下さい。

アンインストール時はアンインストーラの引数としてアンインストール情報ファイル(ファイル名は任意)を指定しますが指定されたファイルが実際に存在しなかった場合にエラーメッセージが表示されます。

アンインストール情報ファイルが存在しなくなるパターンとしては「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」からアプリケーションを削除せず直接インストール先のフォルダを削除した場合です。

この場合は、同じアプリケーションを上書きインストールし、「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールを行って下さい。