「設定」の「基本」タブ、「インストールファイル作成前・・・」が有効な状態でインストールファイルを作成するとメモ帳起動後すぐにワードパッドが開いて編集することができない



 問題
「設定」の「基本」タブ内にある、「インストールファイル作成前にファイル編集できるようにする」を有効にした状態でインストールファイルを作成しようとした場合、途中でファイルを編集するかどうかの確認メッセージが表示されますが、メモ帳が起動した後すぐに終了しワードパッドが起動するためファイルを編集することができずインストールファイルの作成が継続されてしまう。

 原因
Windows 9x系のOSではメモ帳は64KB以上のファイルを編集することはできません。そのため、64KB以上のファイルを開こうとすると自動的にワードパッドが起動する仕組みになっています。

簡単インストーラでは編集し終わったかどうかを判定するために最初に起動したエディタが終了しているかどうかを判断していますが、いったんメモ帳が終了しワードパッドが起動するため内部的に終了したものとしてインストールファイル作成処理を再開してしまいますそのため編集作業を行うことができません。

Windows NT系のOSではメモ帳においても編集可能な最大ファイルサイズが決まっていないため上記の現象は発生しません。

 
 解決
簡単インストーラ Ver.2.08a4にて、64KB以上のファイルを開くことができるようにするため外部エディタを指定することができるように対応する予定です。

 


問題番号 Q000039
発生するOS Windows 95/Windows 98/Windows 98 SE/Windows Me
発生するバージョン Ver.2.00〜Ver2.08a3
掲載日 2004/10/15
更新日 2004/10/15