2000.10.31

氷渡洞(すがわたりどう)
2000.8/19(土)、妻と二人で岩手県岩泉町にある氷渡洞に行って来た。
たまたま読んだ雑誌に掲載せれており、「探検洞」の3文字に忘れていた何かを思い出したのだ。


この辺の山域は石灰岩が広く露出した典型的なカルスト台地で、
氷渡洞に来る手前には、日本三大鍾乳洞の一つで国指定天然記念物の「龍泉洞」
同じく、国指定天然記念物に指定されている、総延長8000mの日本一の規模を誇る「安家洞」
(保存のため一部分しか見学できないようだ) などがある。

そんな洞窟王国のような岩泉町に氷渡洞があるのだ。
貴重な鍾乳洞を自然のまま保存しながら約500mのコースを探検洞として公開したもので、
案内人の誘導によりヘッドライトの光のみの探検のため、
予約(許可)制とし、事前に許可を受けた人でなければ入洞できない。
(一部パンフ引用)
・午前9時までの受付に間に合うように、前日の夜、山形を出て盛岡に一泊し、
盛岡を朝5時に出発した。(眠い眠い)
9時から1時間程度のビデオ研修と、いろいろ説明を受け準備をし、いよいよ探検開始!!
氷渡探検洞入り口 研修施設から徒歩3分程の
県道202号線沿いに氷渡探検洞入り口がある。

冷気が流れ出てきて涼しさを感じる。

興味津々。
意気揚々の私と妻。
わくわく、どきどきの気持ちは隠しきれない
中は真っ暗...。 折られた鍾乳石
説明を受けながら進む。 心無い人に折られた鍾乳石
切り口は年輪のように見えた。
ゆっくりと成長していく 慶長の間天井
小さな鍾乳石。ここまで出来るのに50年 「長慶の間」天井を写してみた。
(なんだかわからん)
立命風洞迂回路 細い人は通れる立命風洞
立命風洞を降りていく(迂回路) 最初に発見された立命風洞
(細い人は通れる。当然私は....。)



今回のお気に入り画像
見た限り後わずかなのに...。
岐点奥は増水で先に進めません...
鍾乳石から垂れ、石筍となり、やがてつながり
石柱となる。(後20年はかかるようです)
マクロで撮影。上から下まで約20cm
 分岐点。右に行くと「不帰の道」名前の通り
 迷路状になっており進入禁止地区。
 左は見所ある場所らしいのだが、
 画像のように 増水のため進入できず、
 今回はここから戻る。
洞内見取り図 ←洞内見取り図



青色の部分が探検コースになっている。

今回は残念ながら地下水増水のため、
分岐地点までしか足を運ぶことが出来なかった。
(短いコースだったのがよくわかる。)

まだまだ先があると思うとゾクゾクしてくる(@_@)
次回は乾季の冬場に来ようかと妻と固い約束をし、
この場を去るのであった。
一番奥の立入禁止の所まで足を運びたい!)

研修施設には、キャンプ、バンガロー施設が隣接してあるので、
朝9時の受付も余裕で出来ます。
利用料金:バンガロー/1棟1890円(1東4名収容、5棟有り)
コインシャワー1回/100円
炊事場/無料
入洞にあたって(パンフ引用)
入洞できる方:原則として小学5年生以上(小中学生は保護者同伴)
および体力に自信のある人で許可を受けた人。

入洞料金:大人、1530円。小中学生1020円。
今回私が行ったときは地下水増水のため分岐点から先に進めなかったので710円でした。

詳しいことは岩手県岩泉町役場 商工観光課まで
0194−22−2111


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