２０００．８／１９（土）、岩手県岩泉町にある氷渡洞の帰りに龍泉洞も覗いてきた。
こちらは観光地で広い駐車場に車が沢山並んでいた。
お盆を過ぎてもまだ夏なのだ。洞内で涼むにはちょうど良い。

国の天然記念物に指定されている龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つである。
（他は山口県の秋芳洞、高知県の龍河洞）
洞内のわかっている所だけでも2500ｍ以上あり、
流水量が毎秒200リットルということから少なくとも
全容は5000ｍ以上あると推定されている奥の深い鍾乳洞だ。
その奥から湧き出る清水が数ヶ所にわたって深い地底湖を形成している。
中でも第３地底湖は水深98ｍ、
第４地底湖（未公開）は120ｍ、透明度41.5ｍと日本一で、
世界でも有数の透明度誇っているという。

ドラゴンブルーと呼ばれる地底湖の青さは神秘的だ

しかし、残念な事に洞内入り口付近には苔が生えていて、風化した鍾乳石も
数多かったと記憶している。観光化されれば風化も速くなるのだろう。
洞内のコースはとても歩きやすく良く整備されていたが、
はたしてこれで良いのかと、思わずにはいられない。