2002.03.14

テレマークスキー
月山山麓〜姥ヶ岳
高気圧よ。ありがとぉ〜o(^▽^)o
日にち :2002年3月9日(土)
場 所 :西川町月山山麓〜姥ヶ岳
メンバー :62kさん・のりちん

友人62K氏から「月山に良いツアーコースあるから行こう!」と誘われる。
「月山スキー場」は、豪雪地帯のため冬期閉鎖をしており、4月上旬にようやくオープンする珍しいスキーだ。
今回の目的はスキー場のさらに上、姥ヶ岳を目指し頂上でビールとランチを楽しみ滑降してくる事。
車は志津地区に止めスキーにシールを貼り、とりあえず姥沢小屋を目標に62kさんのGPSを見ながら進む。


のりちんの車にスキーとグローブ 両脇2mの積雪
車を止めた山麓の志津地区。まだた〜んと雪がありました。この先は除雪中で車は進めません。
天気に誘われてか、この日7台ほど車がありました。

GPSで進行方向を見る62Kさん 奥へ奥へ...。
地図はあるけど、GPSの操作性を確かめながら進む。
それにしてもPカンのお天気。実に気持ちが良い(^0^* オッホホ



スキーとスノーシューの団体さん 前を行く「エコプロ」のガイドツアーの人々。
姥沢までは同じコースを行くことに。


団体さんには、山勉に参加した神田氏も...。
(こんな所でお会い出来るとは!)

     程良いアップダウンを越え
     雪原を渡り、ブナ林に入っていく。

     姥ヶ岳が見えるがまだまだ遠い...。

    拡大はこちら

   「ウォンウォン.....。」と、
   スノーモービルのエンジン音が聞こえてくる。
   遭遇はしなかったものの、楽しいのかもしれないが
   この景色には似合わない。
   やはりゆっくり歩いて自然を感じたいものだ。
目指せ、姥ヶ岳!

ブナの樹林帯 徐々にブナの幹が太くなる。
雪に映る影がハッキリしていて、
不思議な模様を作り出す。

この先は立派なブナの巨木が立ち並び

”神聖なる場所”かなと思えるほどだった。
(写真撮らなかったのが残念(T∇T) )

姥沢に到着。埋まってるよぉ。。。 とりあえず小休止
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樹林帯の急坂を登り切ると山荘やペンションのある姥沢地区に出た。(車から約2時間)
2階建ての山荘がすっぽり埋まってる...。遠くに見えるスキー場のリフトワイヤーも埋まっている...。
リフトの鉄柱がやけに低い...w(@。@;)w オウ〜


とりあえず第一目標の姥沢小屋に着いたので休憩。
開放感があり、雪山の白さと空の青さの美しさに、ただただ見とれていた。

のりちんは左足に痛さを感じていたので靴を脱いでみると、まさしく靴擦れ!(T.T)

とりあえず応急処置を施す.....。
折角ここまで来たのに、折角、雲のないお天気なのだからと、もう少し先を行くことにした。

かなり急になってきました。
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62Kさん、かっこいいゾ!
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雪に埋もれたスキー場を横目にさらに奥へ。リフト西側の斜面を登る。

途中、ソロで姥ヶ岳山頂から滑ってきた人に会う。
他に山スキーー2名。スノーシュー1名が姥ヶ岳に入っているようだ。
  振り返ると、大井沢集落から西(右)に
  朝日連峰の全容が見渡せる。


  うぅ〜ん。地球はやっぱり丸い(笑)

 拡大はこちらから
地球は丸かった。。。

この後、先程の靴擦れ部分に激痛が走る。
たまらず見てみると、べろんと皮がむけ赤くなっている....(T.T)
オロナインを擦り込み大きめのカットバンを貼り、靴との干渉を逃がすためビニールで押さえた。
まだ先に行けるかなとスキー靴を履いてみたが、動くと当たって痛い...(T∇T)

62Kさんと協議の結果、のりちんはココで待機。
62Kさんはのりちんのデジカメを持って姥ヶ岳を目指す事に。
連絡はアマチュア無線を使うが、GPSに反応してしまうので第一報は62Kさんからとなる。


そんな事をしてる間に、先程聞いた、庄内からの山スキーヤー2名と会う。
山頂は風が強くとても寒いそうで、スキーやストック、ウエアなど濡れたものはたちまち凍るらしい

そんな話にビビる事なく、頂上でビールを呑みたくて(?)62kさんは出発した。

リフト終点の様子 その1
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リフト終点の様子 その2
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62Kさんは、リフト終点の小屋まで行ったが、(1)時間が2時を回っていた。(2)強風で姥ヶ岳まで登るのが厳しい。
(3)スキー板も重いが荷物も重く少々バテ気味。等々の理由から姥ヶ岳山頂は断念し降りてくることに...。


画像はリフト終点の様子。視界はさらに広がり蔵王連峰(左の画像中央)、
吾妻・飯豊の山々(掲載なし)が見渡せていた。それにしても白く青い。

写真撮影:62K氏

動いている時は暑いくらいなのに、靴を脱ぎ何も出来ずにただ待機中だとどんどん冷えてくる。
仕方なく靴を履き、フードを被っておとなしく待つ。


 (−o−)y−゜゜゜゜゜ 

62Kさんが滑ってくるのが見えた。確かめるようにゆっくり滑ってくる。
まずは遅いランチをしながら上(↑リフト終点付近)での話しや、ゆっくりの滑りなワケなど話を聞いた。

どうやら滑るには難しい雪質のようで、荷物が重くバランスを取るのも大変のようだ。

君のテクでもむずかしいのなら、のりちんはどうなる....。


ランチを済ませ、いざ滑降!
...が、曲がらない〜!(即転倒)...。スキー先端が引っ掛かるし、靴擦れした所も痛い。
3時間程の馴れないスキー登山で疲れもでてきている....。コンディションは最悪。
姥沢まで来ると雪質は落ち着いてくるものの、まともな滑りができない。
スキー場のピステばかり滑っていると、オフピステが如何に難しいかわかった。
オフピステで実力を出せないのは、やはり基本がなってないからなんだろうなぁ
〜。

62Kさんは気を使って滑りやすい所をすすめてくれたり、
バランスの取り方などアドバイスしてくれたが、ボロボロで体が言うこと聞いてくれない状態。
ターンの度に(真っ直ぐでも(T∇T) )コケまくり、起き上がる度に体力を消耗。
足は棒状態となり悪循環...。
とにかく無事に車の所までたどり着ければいいやぁ。と、かなりあきらめの感じであった。


夕方5時。大きな怪我もなく戻ることができホッとするが、滑走技術の未熟さに気持ちは落ち込んだ。
滑りを楽しむのはまだまだ先のようだ....。
壁紙にドウゾ!
お気に入りの1枚:のりちんはパソコンの壁紙にしてます(^v^)
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コケまくりで滑降シーンの撮影どころではなかった。(余裕全くナシ)
 いつの間にか、ノースフェイスの水筒無くす(T∇T)  
 

毎度の事ながら体力不足を痛感(T.T) また、テレマークスキーの技術不足も痛感。
 ピステでは滑られるようになってきたかなと思っていたが、オフピステでは話にならなかった。

滑走時のバランスを考え、ザックの中身を必要最低限、最軽量に見直ししなければ...。

GPSの正確性は問題なかったが、アマチュア無線の電波に影響するとは思ってもみなかった。
 しかし、GPSは優れものだった。(のりちんも欲しい...。)

今回は見事な高気圧で、見事に雪焼けしました。
 天気の良い日は出発前に日焼け止めクリームとリップを塗ろう。

またしても62Kさんには迷惑掛けちゃったねm( )m 。懲りずにまた誘って下さい。
 (遅刻はしないよーにネ!ヽ(^。^)丿  )

地図1:25000 /月山 本道寺


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