田沢湖キャンプ場
  アクティブな田沢湖を楽しむなら、ここに決まり

本一の深さを誇る田沢湖は、秋田を語る上で外せない横綱級の観光地だ。ここを訪れる観光客のほとんどは、宿泊施設や土産物屋が連立する東湖岸へと入ってくる。キャンプ場はこの賑やかな東湖岸から徒歩でも数分で行けるほど近い場所に位置している。田沢湖と言えば辰子伝説が残る神秘の湖というイメージがあるが、実は湖水浴を始めとして、休日はカヌーやカヤック、ジェットスキーを率いた車が集まる水上スポーツが盛んな湖でもある。キャンプ場ではカヌーやカヤックの他、トレッキングやマウンテンバイク、登山等のアクティビティをサポートしてくれる体制がある。田沢に集まる行動派の拠点として最高のキャンプ場だ。






田沢湖畔へは、国道46号線から341号線を経て賑やかな東湖岸へアクセスする道と、国道105号線から辰子姫像がある西湖岸側にアクセスする方法がある。キャンプ場は東湖岸へアクセスし、信号機を左折する。大きな駐車場を備えた観光施設を通り過ぎれば、間もなく左側に看板が見えてくる。車で行けばあっという間だ。

管理棟
売店もここだ
フリーサイトの間を
進むとバンガローエリア
キャンプ場に入るとすぐ右側に管理棟がある。ここで利用申し込みをする。このキャンプ場は、フリーサイト・オートサイト・バンガローと三つのエリアに分かれている。バンガローとオートサイトを利用する際は、事前に予約が必要とのことだ、電話にて予約しておこう。
管理棟には売店があり、必需品を販売しているほか、レンタル設備も充実している。ファニチャーのみならず、火ばさみやボウル・ざるまで取り揃えているのは珍しいのではないだろうか。とても心強い品揃えだ。

場内をまっすぐに上るアスファルト道路は、フリーサイトの間を通り、バンガローエリアへと続いている。管理棟前から左に折れる砂利道は、オートサイトのエリアへと続く道となっている。フリーサイトの場合は荷物の積み下ろし以外は、指定された駐車場に車を停めるのが決まり。バンガローエリア前には、専用の駐車場がある。

オートサイトは10サイト、S字に曲がるアスファルト道路沿いにサイトが配置されている。ここは元々オートサイトは無かったのだが、需要があると見込んだのか新設されたようだ。だが元々オートキャンプ場として設計されているわけでは無いので、くれぐれも高規格なオートキャンプ場を頭に描いては行かないようにしよう。
オートサイト
写真手前の方が駐車スペース
奥に設営する事になる

駐車スペースは砂利、サイトは土だ。サイトは必要最小限の広さと言っていい、場所によって広さと形が様々なのだが、どこを選択しても中・大型のテントとタープの組み合わせはちょっと無理っぽい。ま、木が直射日光をある程度遮ってくれるので、特にタープを張らないか、最近流行りの簡単タープなんかが場所を取らずにいいかもしれない。

オートサイトには炊事場が一つ、ゴミを分別して捨てる各種ゴミ箱も設置されている。炊事場は設備は古いが、清掃が行き届いているので気持ち良く使うことができる。くれぐれも汚さないように使いたいものだ。ここにはかまども設置されている。サイト側が狭いので、ここで大鍋を済ませてしまうのも良い方法かもしれない。
場内一か所のトイレ
きれいな施設だ
"元"電話ボックスの石窯
トイレは場内に一か所。場所はフリーサイト側、オートサイトからはちょっと距離がある。しかし場内を直線的に横切ればたいした距離ではないし、無機質な道路を歩くのとは違い、ちょっとした散歩と考えれば苦になることはない。ただ場内を一本の細い川が流れている。水量は無いので落ちてもどうって事はないだろうが、橋は丸太二本だったりするので、夜にトイレに行く時は迷わず道路を辿ろう。

トイレは水洗、和洋完備、障害者用トイレ有り、そして何よりもきっちり清掃されていてとても綺麗だ、洗面台もここに設置されている。扉もしっかりしているので不快な虫の侵入も少ないようだ。

フリーサイトは雑木林の林間サイト。道路を隔てて大きく二つに分かれたサイトは、所々にかまどや椅子が設置されていて便利だ。結構広いが、平らな人気のある場所は早めに埋まるようだ。

2007年に管理棟前に石窯が完成した。以前電話ボックスだった建物の中に石窯を作ってしまったのだ。素晴らしい出来栄え! 三連休等に合わせてピザを焼いたりするイベントを催しているらしいが、HP上では特にその告知は無い・・・いつも事後に見て参加できなくてちょっとがっかりしているのだが、興味がある人は事前に問い合わせてみるのが良いかもしれない。
この他キャンプ場では前述の通り、様々なスポーツのサポートをしてくれる用意がある。事前に予約が必要だが、カヌーやカヤックの他、マウンテンバイク、トレッキング、シャワークライミング(沢登りらしい)等の楽しそうなアクティビティを体験できるのだ。
キャンプにもう一つ何か付け加えたいと考えているなら、このキャンプ場で何かを体験してみるのもいいかもしれない。
炊事場はきれいだ 子供用小便器もあった 充実したレンタル用品!
良い雰囲気のフリーサイトだ
徒歩で田沢湖へ出られる 夕陽の時はとても綺麗だ
It's information in 2008/07.



◇◇◇◇◇◇  キャンプ場データ  ◇◇◇◇◇◇      公式サイト:田沢湖キャンプ場HP
住所 秋田県仙北市田沢湖田沢字春山152
電話番号 0187-43-2990
アクセス R46からR341に入り田沢湖へ、R46から約7キロ
サイト数 オート10サイト・バンガロー10棟・その他フリーサイト
サイト料金 [サイト料] タープ300円・ソロテント300円・小型テント850円・大型テント1100円
[オートサイト] 2000円

[バンガロー]2500〜3500円
入場料 施設利用料 300円/1人(小学生以上)
予約 オートサイトとバンガローは電話予約必要
IN/OUT IN:13:00 / OUT:11:00
管理人 7:00〜21:00
売店等 管理棟売店で必需品の他、ジュース自販機
近隣のショップ 田沢湖町内のYOUマートスズフクが便利

携帯電話電波状況・・・アンテナ表示色”赤”は圏外
FOMA Softbank  Willcom 
(注)上記データは目安です、サイトの位置によっては状態が変わる場合があります

    


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