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この看板曲がると
管理センターだ |
岩手県盛岡市から北東へ伸びる国道455号線、賑やかな盛岡市街地から走り出すと、程なく人家はまばらになる。カーブを繰り返しながら標高を上げつつ山間部を走ること数十分、薮川地区入ると左手に岩洞湖が見えてくる。盛岡から来ると二つ目の湖がそれだ。意外に早く着いたなぁ、なんて思っていたんだけど、実は湖が見えてからキャンプ場までの道のりが結構長かった。
途中の岩洞湖レストハウスで休憩する。前後には道の駅らしきものも無いせいか、峠を越える車やバイクで結構賑わっている。レストハウスを過ぎて数百メートル、岩洞湖家族旅行村へ向かう交差点を看板に従って曲がる。快適な道路を走ること数分で、未舗装の道路へ突入!白樺林の砂利道を数キロ進むと、左手にキャンプ場のフリーサイトが見えてくる。素通りして少し進むと、岩洞湖家族旅行村の看板があるので左折、受付はここの管理センターで行う。
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管理棟、受付はココ |
管理センターで受付をして料金を払う。ここでは遊漁券も販売しているので、釣りをする人はここで釣り券を購入すると良い。ちなみに500円、監視員に見つかれば1000円徴収されるらしい。
受付を済ませ場内へ・・・フリーサイトの場合は通ってきた道路を車で戻るのだが、オートサイトは管理センター裏側に位置している。センター横から湖面近くまで下って行く。入り口にゲート等は無いが、夜間はロープがフックで架けられていて、自由に出入りできるようにはなっていないようなので安心だ。
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どこのサイトからも
湖を眺められる |
通路を湖面まで一気に下ると、湖に沿って通路があり、その通路に沿って一列にキャンプサイトが並んでいる。サイト名はA,B,Cと分かれていて、場内に一つだけあるサニタリーハウスを中心にしたサイトがAサイト、Aサイトより手前にBサイト、そしてAサイトの奥側がCサイトとなっている。このサイト群のうち、Bの1・2とCの1・2は、それぞれ仕切りの無いレイアウトとなっていて、2組での利用に便利そうだ。その他のサイトは植え込みで区画されている。
サイトは芝生が綺麗に整備されているのだが、水はけの為か場内のアスファルト通路から芝生は一段盛り上がっている。そしてサイト奥側にはU字構があるので、夜にはつまづいたり足を取られる可能性もあるので気をつけよう。
もう一つ、どのサイトからも白樺越しに綺麗な湖を見ることが出来る。低い柵を越えれば、湖までは数十メートルだ。釣りには最適だが、小さい子供がいる時は一人で柵を越えないように注意したいところだ。
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Aサイト中央の
サニタリーハウス |
サニタリーハウスは、トイレ、コインシャワー、洗面台、コインランドリーが備えられた素晴らしい設備だ。とてもキレイに清掃されていて気持ちよく利用できる。入り口にはガラス戸があり、靴はここで備え付けのサンダルに履き替える。照明もセンサーライトのため、虫の侵入も少ない。ただ、扉を開けて靴を履き替える間、扉は開けっ放しになってしまうので、その間やはり虫が侵入してしまうことがある。出来ればハウス内で靴を履きかえるような仕組みにしてもらえれば、改善されるだろう。そして欲を言えばオートクローズにすれば完璧かなと…。
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炊事棟
場内に2箇所 |
場内にトイレはここと管理センターのみだ。Cサイトの端っこからだとちょっと遠いので、ファミリーでのサイト選択はAサイトを中心に考えたほうがよさそうだ。立派なサニタリーハウスと対照的に、ちょっとチープな設備の「炊事棟」。名前は立派だけど、蛇口が4つの流し。作業スペースも左右にあるのみなので、譲り合って使おう。
地形の関係なのか、対岸の国道455号線を走る車やバイクの音が結構ダイレクトに聞こえてくるような気がした。しかし周囲が静かだから逆にそれが際立つのかもしれない。
今回我家が利用した時は、入り江の向こうのフリーサイトで20人の学生が朝まで大宴会で大騒ぎ!静かだったはずの湖畔に時折奇声が響き渡り、溜息をつきながらの就寝となったのでした…(ーー;)
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広いシャワールーム |
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綺麗な洗面台 |
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コインランドリーは
一台のみ
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ゴミ置き場は
管理棟脇だ |
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管理棟隣の無料休憩所
以前は食堂だったらしい |
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テニスコートもある |
人造湖とは思えない程綺麗な湖だ |
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