お知らせ
オートキャンプ場は2007年8月31日をもって閉鎖したそうです(┯_┯)
オーナー手作りのぬくもりが感じられる素晴らしいキャンプ場でした。
現在はキャンプ場に隣接した奥州窯にて陶器作りをされているようです。

  オートキャンプ奥州
  アットホームな民営キャンプ場、周辺観光地は盛りだくさん 

平 安時代の歴史に明るい人なら、平泉や衣川村という地名も聞いたことがあるのではないだろうか。オートキャンプ場はそんな歴史深い地に位置している。
車で少し走れば、有名な「中尊寺」や「毛越寺」、「奥州藤原の里」等がある。また子供が喜ぶニュージーランド村や、名勝天然記念物 厳美渓の景色も見事だ。もう少し足を伸ばせば、舟下りで有名な猊鼻渓に行くことができる。そして近隣にはたくさんの温泉がある。名所めぐりの締めくくりに、温泉でさっぱりするのもいいだろう。









入り口の看板
カーナビの案内にしたがって、衣川村へと向かう・・・道路わきの看板に”オートキャンプ”の文字がー、これかーーー? ん?「オートキャンプ・・奥州」 ? ちょっと戸惑ってしまった、ウチらが向かっていたキャンプ場は「ころもがわオートキャンプヒルズ」だったのだから・・・・
そしてカーナビの示すとおりにオートキャンプ場に到着、やっぱり「オートキャンプ奥州」だった。名前変わったんだなぁーー

管理棟にはウサギもいた
クロベーとシロだ

キャンプ場に入ってすぐの管理棟で、入場受付をする。ここは個人経営のキャンプ場、オーナーはとっても明るくて話しやすいご夫婦だ。管理棟の裏が自宅だそうだ。キャンプ場の名前は、まもなく市町村合併で衣川村が奥州市に変わりそうだということで変えたらしい。
場内は数サイトの集まりが、高さを変えて配置されていて、各エリアは砂利通路で結ばれている。我々は炊事場が近かったため、一番下のサイト群を選択した。しかし他のサイト群からは炊事場が遠いかといえばそうでもない、段差には階段が設置され、一段上のサイトからは数段降りるだけで炊事場へアクセスできるので、さほど気にならない。上に行けば行くほど階段の段数は増すが、見晴らしが良くなるし、炊事場やトイレへ行く足音なども気にならないだろうから、静かにひっそりと過ごしたければ上へ上へという所だろうか・・・・。

ステンの炊事場は
とっても清潔だ
サイトへは砂利道を通って進む。サイトは芝と雑草、駐車スペースが砂利だ。サイトとサイトは木の柵や、丸太で区画されている。電源付サイトは3サイトのみで、一番下のエリアにある。炊事場とトイレも、一番下のサイトのみ。サイトの形は様々で、レイアウトを考えるのも楽しめる。
トイレは簡易水洗。掃除が行き届いていてとてもきれいだ。防虫のための扉などは無いが、使用中以外は電灯を消すことで、まったく気になることは無い。節電のためだけでなく、気持ちよく使うためにも消灯を心がけよう。炊事場も綺麗に清掃されていて気持ちが良い。子供も使い易いように足元が一段高い場所があったりするのも嬉しい。欲を言えばここのメイン照明をセンサーライトかスイッチで消灯できるようにすれば、節電にもなるし虫を集めることも無い、それに近くのサイトを必要以上に照らす事も無くなると思う。洗濯機が二台、この炊事場に設置されている。使用するときは管理棟に申し出ることになっている、一回200円だそうだ。トイレと炊事場の間に、24時間使えるシャワー室がある。シャワーは2室で、200円で6分使用できるようだ。ま、24時間使用できるといっても、消灯は22:00なので・・・・ねぇ

洗濯機
使う時は管理棟へ
分別廃棄は
最低限のマナーだ
キャンプ場は基本的に21時で閉門する。22時以降は就寝時間となっているので、眠れなくても明るいランタンなどは消して、他のサイトに音や明かりが漏れないように気を遣おう。ゴミは分別して入り口横のゴミステーションに捨てる。ただしガス缶等は廃棄禁止だ、持ち帰ろう。

車で5分ほどの所に、黒滝温泉という入浴施設がある。とても綺麗な施設で、大広間で休憩などもできる。ちょっとした野菜直売や、お土産、お酒なんかも売っている。また本格的な温泉がお好みなら、車でR342を50分ほど秋田県へ向かって走ると(かなりぐにゃぐにゃ道)須川温泉がある。ここは白濁した強酸性の本格的な温泉だ。温泉が好きなら是非一度入ってみるべきだ。秋田県側に位置する栗駒山荘の露天風呂は、絶景と呼ぶにふさわしい光景を楽しめる。紅葉の時期はかなり混み合うが、苦労して見ても損は無いはずだ。またこの須川温泉は、栗駒山の登山口にもなっている。山頂までは二時間ほど、やはりここも紅葉シーズンがかなりの人気のようだ。
ゴンタ
もう9歳だとさ
今回の我家のキャンプは、天候にも恵まれ・・・というか恵まれすぎて暑かった!なので昼は厳美渓に行ったり温泉にゆっくりつかったりとして過ごして、夜はとっても星が綺麗だったー。
あと、このキャンプ場には「ゴンタ」という犬がいる。オーナー夫妻が飼っているのだが、とってもおとなしい犬だ。だけど触るときはオーナーに一言声をかけてからにしよう。
また、キャンプ場前にはオーナーが経営する陶芸ギャラリー「奥州窯」がある、陶器販売の他、見学もできるらしいので興味があったら覗いてみよう。

あー、そういえば個人経営のキャンプ場を利用したのは初めてだった。なんだかアットホームな雰囲気を感じたのはそのせいかなぁ(^_^) 利用してみればわかるが、オーナーの工夫や優しい気配りが細かなところに表れている。利用する側も、そんなオーナーの気持ちを大事にして、行動で表したいものだ。
ゆったりとして楽しいキャンプだった。今度来た時は釣堀や工作教室なんかにチャレンジしてみたいなぁ。

変則的な形のサイトもある
レイアウトを考えるのも楽しい

トイレは綺麗だ これがシャワー

It's information in 2005/07.



◇◇◇◇◇◇  キャンプ場データ  ◇◇◇◇◇◇ ←クリックすると注意事項が表示されます
住所 岩手県胆沢郡衣川村噌味94−3
電話番号 0197-52-3903
アクセス 東北自動車道 平泉前沢ICから衣川村中心部を経て県道49号を看板を目印に・・・全体で約25分
サイト数 オートサイト28区画、内電源付3サイト
サイト料金 1サイト4人まで4000円、電源付きは1000円増
バイクは一泊1500円
入場料 4人を超えた場合追加料金が必要、大人400円/子供(小中学生)200円/幼児無料
予約 電話予約
IN/OUT IN:12:00〜18:00 / OUT:11:00
管理人 管理棟に8時〜20時まで、その後は管理棟のインターホンが自宅へつながるらしい
売店等 管理棟にキャンプ必需品や氷
近隣のショップ 食材などは一関・平泉・水沢などのスーパーで用意したほうが良い


携帯電話電波状況・・・アンテナ表示色”赤”は圏外
Docomo 調査不足 Vodafone 調査不足 AirH' 調査不足
(注)上記データは目安です、サイトの位置によっては状態が変わる場合があります


    



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