hige with chinko kusaiders

2000年 血沸き肉踊る酒池肉林、言ってみれば乱交パーティーなミレニアムイヤーの幕開けだった。その瞬間を、俺は一人自分の部屋でワイングラスを高々と持ち上げて祝った。まさに一瞬のスパーク。なんであんなんだったんだろ・・・。


2000年 春

やってきました。学館ライブ練習すること約1年半以上。この時を待っていた。皆心待ちにしていたのだった。が、しかしオーディションの日いや本番の日すら、2週間前になっても連絡は来なかった。エントリーしたじゃん?天狗で・・・。っつーか学祭から・・・。気になって確かめてみると明日オーディションだって・・・。なにそれ?冗談は顔だけにしてよ。(マジ切れ)
しかも、まだ岡山にいたのに。何でもそんな歌入ってないテープ出されたって、オーディションとおるかわかんないよーだ ぴっ!っと言う対応だった。それがおれたちにたいする仕打ちか・・・?確かに歳三はあなた方の金でさんざん豪遊したかもしれない・・・がしかし・・・いくらなんでも。かなりの情報が飛び交った瞬間であった。携帯会社は回線ダウンし、ウイルスと同時に大竹の屁のにおいが全国のプロバイダーサーバーに撒かれ、日本は一時テロ騒ぎになる。
丁度、岡山空港で帰路に就こうと打ち合わせ中の私の元にも、一本の怪情報が飛び込んできた。電話の主は、暇だという。私は打ち合わせ中だからと電話を切ろうとしたが、彼は食いついてくる、そして俺にヒデ歌わしてくんない?とのうのうとの賜ったのである。開いた口がふさがらないと言う初体験を、まさか岡山空港でするとはまさにエクスタシーだった。
その申し入れを丁重にお断りすると、今度はさとちゃんがでれないって言ってるから、俺が代わりに弾くっていい放つ!打ち合わせ中だから・・ととりあえず電話を切った。???
さっきまで、どうするかって話さとちゃんとしてたんだけど・・・。疑問に思いながらも、とりあえず
羽田に急いだ。羽田に着くと、まず電話の主に一方を入れた。さとちゃんはなんて言ってるの?聞くと、いやわかんないけど首にして俺に弾かせろとロシア語でいっている。今更首にするわけがないし、出きるわけがない。その申し出も断った。今思うと何だったんだろう・・・


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