Silent on-looker

 

 

 静かなる傍観者。意味深なタイトルですねえ。移籍後第2段のシングルですが、最初サラ-っと聞いた時、ちょっとGLAYチックだなあと思った。今までで一番キャッチーな感じのメロディーではないでしょうか。

 正直に言わせていただきますと、この曲は、歌詞をよーくかみしめながらかなり聞き込むまでの間、そんなに好きじゃなかった。「きらい」っていうわけじゃなくて、なんとなくLaputaの曲として聞いた印象が、いまひとつピンとこなかったのね。

 確かに聞きやすい音ですよね。ほかのバンドがコピっても、それなりに「らしく」おさまりそう・・・そんな印象を与えるのが、納得いかなかったんス。
 まあ、歌詞はやっぱりakiちゃんの詞だし、歌もaki節がきいているので、曲全体としてはLaputa風味にはなっているのかなぁ。何度も聴き込んでライブでもたくさん聞いて、今では好きになったけど。(「慣れた」ともいう?)カラオケで歌うにはいいかも。

 それよりも!! カップリングの Day after day ですよー!こっちの方が、first impression ピピッとキましたよお。テンポもいいけど、ベースやドラムの動きもいいし、それになんていうかね、

ギターのKou様うなるうなる!

・・・って感じじゃないですか。やっぱり私ってこういう曲調のが好きなんかなぁ。あれだけギターうなってるのに、akiの歌が消されてないし、そしてなんと言っても最後のキメですよ。あのユニゾンでビシッと終わるところ。あれ、ライブで決まったらすごーくかっこいいですよねぇ(^-^) その決まった後のギター♪チャラ〜ン〜〜〜〜ンンン♪がまたイイ(笑)

 Kouichiくん、「最近は激しい曲に魅力を感じない」とかなんとかいいつつ、この曲といい、前作の Final といい、充分激しい曲作っているじゃあないですか。
 確かに MASTER あたりと比べると、激しさの方向性は微妙に異なりますけどもね。激しいというよりは、疾走感のある曲、という言い方があっているのかな。
 いずれにせよ、まさにライブ向けの一曲ですね。初聴きの時、ライブで首を振っている廃人さんたちの図が、真っ先に脳裏をよぎりました(笑)