あるものと別のあるものとの違い

『区別』は、どこに行っても厳然と存在する

己とは異なるなにものかに対して

その違いがあることを認め、受け入れ、なおかつ

決してその違うものを『差別』し『見下す』ことのない心を持つこと。

それが大人っていうことなんだと思う。

己と違う何かの存在を認めることができない心は

とてもかわいそうだね。

それは、自分が他と違うことを恐れる心の裏返しなのだから。

数の上での優位に立っていることなくしては

自分自身のことですら、認められないのだから。

いや、もしかしたら、『みんなと同じ自分』であることにさえ

安心できずにいるのかもしれない。

・・・あなたは、自分が好きですか? 本当に?

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