久々に親元で迎える誕生日。つっても、当日は本人それどころじゃなかったですけどね。熱が下がってから気がついたんですけど、着替えとか入れていった荷物の中に、ネクタイが二本入っていました(5/5に気がつきました)。有り難きかな母の愛。
昼前、ノックの音で目を覚ます。誰だよ〜いったい〜きついのに〜と思いつつドアを開けると、両親が立ってました(なんで?)。
ゆあんママ:「熱は?」
ゆあん:「40度。」
ゆあんパパ「・・・行くぞ。」
かくて、拉致・・・いえいえ親元に隔離されるはめになりましたとさ。
一応、毎日遅刻しない時間に目は覚ますものの、熱は徐々に上がる一方でどうにもなりません。この頃から扁桃腺が腫れ始め、終いには横になると気道がふさがって息が出来ない状態になってしまったので、壁にクッションを立てかけて上体を壁に寄りかからせた姿勢で寝てたりしていました。医者に「何でこんなに酷くなるまでほっといたの?」と聞かれてみたり。親にはGWは帰省すると伝えていたんですが、これでは帰れそうもない・・・。
朝起きて、体温計を腋に挟む。うむ、39.6度。ちょっと下がったね(笑)
どーしてもやらなきゃならない仕事があったんで会社へ。せめて午前中くらいは稼動させとかないとあとあとどーしようもない、とその時は思ったんですよ。ま、実際は、ここで無理したのが思いっきり祟るんですけどね。ともかく、震える体と意識の焦点の定まらない頭をどーにかこーにか昼までもたせて、午後帰宅。
ベッドに横になり、体温計を腋に挟む。うむ、40.7度。まーさーに自業自得。
まず、あらかじめお断りを。今日から5月5日までの日記は、すべてことが済んでから書いています。オンタイムで書く元気なんかなかったっちゅーねん。
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三連休の末日。うちの会社景気悪いもんで休み多いんっすよ。その分休日出勤多めですけど。残業も多いし。でも、それはまぁどーでもよろし。ともかく、午前中から張り切って活動開始。洗濯してー、買い物してー、掃除は・・・まちょっと置いといてー、ふむふむ、そろそろお昼。じゃ、午後からは本屋巡りでもしようかなー、と思ったところに、背筋に妙に感じ慣れた悪寒が。こう、ゾクゾクッとね。
この日記読んでくださってる皆さんはご存知のように、わたし、相当虚弱なんで、こう、体調が崩れる予兆みたいなものに結構敏感なんですよ。自分で言うのもなんですけど。で、今回も「あー、これは駄目だな」と思って外出見合わせたところ。
見事に39.8度。うむ、我ながらあっぱれな高熱。こりゃあハードな一週間になりそうだわ。
わたしの住む寮は、最寄り駅から徒歩3分程度と、立地的には非常に恵まれてます。敢えて「立地的には」と書くのはそれ以外はほとんど恵まれてないからなんですけど、それはまぁどーでもよろし。で、その駅から寮までの道筋は、これが見事な桜並木なんですな。朝の陽光のなかで仰ぎ見るもよし、夜の街灯の下での佇まいもまたよし、いやいや、やはり日本の春は桜を眺めるに如くは無し、です。そろそろ散りぞめという状況ですけど、それもまたいいんだよなぁ。きっと明日あたりは風吹くたびにはらはらと舞う花びらの風情に酔えることでしょう。