河童年表

 
獅子舞


おかめ&ひょっとこの舞い


火吹き

 季節と共に旅から旅へ  獅子頭を担いで全国各地、世界各国の宴を歩き続ける“旅する河童“

1968年  東京生れ  小学校2年生から川崎市宮前区土橋のベットタウンに移る。

  母親の出身地で里神楽が盛んな広島山村での刺激ある数々の体験、生物豊かな海を持つ鳥取砂丘近くの父親の実家、そして小学4年生から土橋神社神主より太鼓を習い始めたことで関わるようになった祭で、大人が日頃は見せない弾け楽しむ姿に触れ、自然と共存し、芸能や祭をかかえる“農”に惹かれるようになる。

   高校時代は農業を志望、2年時に北海道において牧場研修を経験するが、近代農業は思い描いている“農”とは異世界。 金銭不足で帰宅は夜行列車で2泊3日、野宿の目覚め。

1987年4月  新宿にある専門学校のタレント科に入学、バブル絶頂期をただただ遊ぶ毎日。

1987年7月  友人と初めての渡米。 ネバダ州のアパートへ1ヶ月、カルチャーショック。

1989年3月〜 専門学校の卒業翌日より全国巡業の大道具方に連れられ、旅回りの生活が始まる。 国内外のミュージカルやオペラ、バレエ、演劇と数多く接し、巡業生活では厳しい指導と毎夜の宴で多くを学ぶ。  舞台芸術より日本各地で触れた宴の文化に惹かれて行く。

1991年6月   LAに渡り、仲間を募ってレンタカーによる大陸横断。 初のNYでは音楽大学の声楽講師にスカウトされる。

1991年9月   カリブ、中米の国々を訪問、各地で寸芸が大受け。 レゲエと大麻が生活に染み入るジャマイカ、ハイチではクーデターに遭遇してホテルに軟禁され、メキシコではローカルバスで先住民の住む山中を彷徨い、未知だった常識や現実に触れて、知らない世界への興味が深まって行く。

199111  ニューヨークの秋、セントラルパークの紅葉に感激して長期滞在を決意。 日本食弁当屋「まつや」で早朝から昼までを働き、声楽やバレエ、ボクシングにジム通い 毎日を表現者となるための肉体改造に没頭、イベントやパーティではコミカルな舞踊が人気に

1993年9月  帰国、実家近くにアパート暮らし。NY流?に室内を土足可にして出入りは自由、近隣を巻き込み度々のホームパーティを開催。

1994年4月  小劇場で初舞台

1995年1月  2度目のNY 「まつや」地下倉庫に住み込みながら再び肉体訓練の日々、個の強い多くの仲間と刺激しあう。

19956  帰国後 数々の舞台出演や仲間たちと一座を組んでの慰問公演活動、また学校まわりの劇団や人形劇団に参加して全国行脚、手製の面を携えて宴や祭の場へも足を運ぶ。

19967  バリ島に一カ月滞在してバリ舞踊の取得と大道活動、村祭りなどに参加。

19971  3度目のNYでは地下鉄構内での活動が注目され日米のメディアで紹介される。 深夜の地下鉄構内で繰り広げられる浮き世を離れた人間模様に刺激されること多々

19976  旅回りへの挑戦、欧州へ渡り英国ロンドンから日本に向けて徒歩野宿行脚を開始。 各地で唱歌や子守唄を唄って日銭を稼ぎ、ジプシーや不法移民、路上生活者との交流。 約4000キロを4カ月で歩き、多くの活きる知恵を得る。アジアへの玄関、トルコ・イスタンブールで休止。

199711  帰国後は大道芸に演劇、人形劇、舞踏など活動の本格化。 風景に存在する異質の意識

199811  小劇場で主催「道端の唄」公演。 落語家、舞踏手、俳優、歌い手、ダンサー、素人芸人 作品のイメージにそれぞれが持ち味を乗せていく半即興公演。 「旅する大地」「ふすまの裏のおとぎ話」「冬のお化け話」と4作品

199812  実家マンションで「遊びの会」開始。 クリスマス会を皮切りに、豆まき会、こどもの日、七夕、ハロウィンほか、弁当を持ち寄っての夕食会など、縦横斜めのつながりがある子供社会創り。

2000年春〜  獅子頭を担いで演芸の基礎が出来上がり、一人行脚が始まる。 翌春からは季節毎の大巡業へ。地元では大道芸講座など持ち個性的な地域芸人誕生をサポート。地元周辺の祭、イベントには一座で出演し,日常に芸のある町創りに一歩踏み出した。

2001年6月〜8月 4度目のNYはモダンダンスやバレエの稽古、週末に獅子舞や金粉舞踊で大道余興

2001年12月 ハワイの日系社会訪問、初めての日系社会との接触に近代日本史の事実を想い始める

20025 初の韓国巡業。 W杯の日韓共催を機に“近くて遠い国”から隣国への転換期

20033  芸と宴のあるベッドタウン 第一回「浮世離れの会」開催。 昔ながらの農家と新興のベッドタウンが交じり合う地元の児童公園にて、以後季節と共に年4回、毎会個性派芸人をゲストに迎え、地元芸達者がからんだ賑やかな演芸会。 第4回からは小さい頃から宴慣れした実家マンションの子供たちによる“イッチローズ”結成、小中学生の見事な団結力と物怖じしない演技は各地から注目され、近隣の祭りや施設でも数多く公演。 一線を越えた賑わいに賛否両論ありながらも着実に地域に根を下ろしつつある“浮世離れ”、遠方より訪れる方も多く“芸と宴のある日常”は理想から現実へ 

20051月〜  毎月発行の手作り冊子「道端の唄」創刊。 大人たちの遊び唄を合い言葉に、先生、主婦、商店街主、小中学生… ご近所さんや仲間たちの投稿は、忙しい世の中を笑い飛ばす前向きな話や季節の話題で満載。 20071月をもって休刊

20071月〜20093  ”旅する河童の獅子舞世界行脚” 10年ぶりの海外大巡業。 アンデスやジャングルの集落で思った人間の野生、地球の反対側にあった日本”日系社会”、全体がテーマパークのように変貌したNY,EU連合になお葛藤を続ける欧州各国、インドからは日本への流れを感じ… 東の海に浮かぶ島国日本への不可思議さが深まっていく旅。 広げた地図は畳めずに、知らない世界を訪ね歩く旅は続く