記事No | : 1589 |
タイトル | : 我が門弟委細に之を尋討せよ。 |
投稿日 | : 2012/07/26(Thu) 11:10:30 |
投稿者 | : 桃青 |
> というより、元々正当化するために彼らが作った書ですからね。
「捏造物を使ってでも己が組織を正当化したい。」
気持ちは解らないでもありませんが・・・・。
日蓮聖人は、法華取要抄に曰く。
「爾りと雖も宝山に来り登つて瓦石を採取し栴檀に歩み入つて伊蘭を懐き取らば悔恨有らん、故に万人の謗りを捨て猥りに取捨を加う我が門弟委細に之を尋討せよ。
夫れ諸宗の人師等或は旧訳の経論を見て新訳の聖典を見ず或は新訳の経論を見て旧訳を捨置き或は自宗の曲に執著して己義に随い愚見を注し止めて後代に之を加添す、」云々。
真っ直ぐに法を求められた日蓮聖人の御心情が伝わって来ますね。
正統性の拠りどころとしていたものが、偽書だったと判明したときに、どのような態度をとるか。です。
純粋にひたすら法を求められた日蓮聖人なら、「偽書であったと公表して、ホンモノを求めよう。」と言われるでしょう。
S学会でも執行部は偽書だということは百も承知でしょう。
今の時代、組織を運営する立場にある者たちや会員の学者たちが、偽書であることを知らないわけがない。
でも、言わないのですね。
このあたりも某M教会の姿勢とよく似ています。
両者とも検証可能な客観的事実を公には認めない。
言いわけはこういう場合どこでも同じです。
「ホンモノだと素直に信じている組織員を傷つけたくない。」
嘘と知りながら、組織員に嘘を教えておいて、それはねーべや。
と、思うのですけど。
伝えている元締めは、嘘だと知っている。
が、大衆に本当のことを告げると大変なことになるから、大衆のためを思って本当のことを隠しておく。ね。
これって宗教団体だけではありませんね。つい最近もありましたね。原発あたりで・・・。原発ばかりではなく、世の中には、そんなことがイッパイあると思う。
本当に大衆や信者のためなんでしょうか?