記事No | : 1837 |
タイトル | : Re: 権威主義者 |
投稿日 | : 2013/01/18(Fri) 09:17:15 |
投稿者 | : しんのすけ |
おはようございます。
ニコールキッドマン出演のライラの冒険の原作の第三部にはオーソリティに支配されて地獄で支配されていた人々をライラが救うストーリーが描かれています。そんな事を思い出しました。
カースト制の中の最高バラモンである宗教者が最下層のセンダラを名のる事により権威を打破していますが、同時にセンダラがセンダラと宣言しても問題は解決しない。
日蓮聖人も領家の尼御前に援助されたとはいえ、当時の最高機関である比叡山に遊学に出られたのは、それなりのご出身であったのだと思いますが、ご自身はそれを伏せられた。
人の値打ちに出身や先祖など何も価値は無いと身を持って説いていらっしゃる。狭い日本で何世代も続いていれば百姓の血も貴族や士族の血も何分の一かは流れている。
先祖が誰であるか自慢するよりも、その先祖の子孫として自分の生き方が恥ずかしくないかどうかが問題だと思う。
血脈というのは、肉体的なDNAでは無くて魂を受け継ぐ事だと思う。
そういう意味では日蓮門下は考え違いをしている人があまりに多い。
私のセクトにも多いというか、ほとんだと思う。ある意味なさけない。