記事No | : 1854 |
タイトル | : 反対でなければ賛成なのか |
投稿日 | : 2013/01/25(Fri) 11:14:10 |
投稿者 | : 桃青 |
「体制に反対するのか、賛成するのか。
積極的に反対するのでなければ、それは賛成を意味する。
すなわち積極的に反対しないものは、反対しないことによって体制を支えているのであるから、体制側であり敵なのだ。」
(→敵は打ち倒すべきである。)
かって、日本の学生運動の中では、この論理で自分や相手を追い詰めて行ったというが、この論理は時代や場所に関わりなく、いつでもどこでも登場する論理だろう。
現在、この時もどこかでこの論理にはまって頭をギンギンにしている人々が必ず居るに相違ない。
「○○するのか、しないのか」
「○○に賛成するのか、反対なのか。」
こういう問いかけをもって迫られたら、問い掛けを発しているひとの顔をまずは穴のあくほど見てみよう。
つまり「このひとは、どのくらいの情報を得て、その問いを発しているのか」
というあたりでも探ってみよう。
単に「そんな気がしてならない。」が最初にあって、その「気」とやらを保証する情報ばかり集めているひともいるし、自分の得になるようにしたいから、二者択一で迫るひともいるし・・・ほんといろんなひとがいる。
世情が騒がしくなって来ている昨今、今後ますます
「○○するのか、しないのか」「○○に賛成するのか、しないのか」
と決断を迫って来る輩が増えそうだ。