記事No | : 2240 |
タイトル | : 従果向因て何でしょうね? |
投稿日 | : 2013/08/29(Thu) 11:34:58 |
投稿者 | : 桃青 |
思うに従果向因、従因至果というもの、日蓮聖人の教えを解説する教説ではあっても、日蓮聖人の教えそのものではないのではないでしょうか?
なので、従果向因、従果向因と言っているうちに、なんだかおかしなことになって行く。
たとえば、このサイトでも「従果向因」を大切なものとしていますが・・・。
http://fujisan.life.coocan.jp/index.htm
http://fujisan.life.coocan.jp/siryouko2/a%20inoritoha.htm
こちらの主宰者のかたは、このサイトの宗教を「ほんものの宗教」と言われているので、こう言っても失礼にはならないと思いますが、
ここでされている従果向因の解説は仏教ではありませんね。
でも、しかし。講師の御上人がされた従果向因に対する
「この世界は仏の世界であるから、仏の力によらなければ成仏できない。」
という解説は、聞く者をこのサイトで説かれているようなところへ導きかねないところがある。
いきなり神に結びつかないまでも絶対他力の阿弥陀如来を言っているようにも聞こえる。
これは、講師が師匠が「あの者は仏教をキリスト教的に理解している。心配だ。」と、言っておられたかただからなのか、
当地の布教研究会がそのように説こうという結論なのか、
どちらにしても、従果向因の説明に仏の力が出てくるのは、どうもすっきりしない。