タイトル | : 宗教パロディ |
記事No | : 1508 |
投稿日 | : 2012/05/11(Fri) 12:09:04 |
投稿者 | : 修業者 |
暇つぶしに宗教パロディを書いてみました。 某M教にすがろうとする阿弥陀仏と閻魔大王の会話です。
------------------- 弥陀:閻魔どん、うかん顔しとるなぁ〜、少し痩せたんじゃおまへんか? 閻魔:おっ、阿弥陀はん、お久しゅ〜、実は悩みがあってな、阿弥陀はんに相談しようかと思っとったころだ。 弥陀:どないしたげな?実はわしゃも閻魔どんに相談したいことがあったんじゃ。 閻魔:最近、どんどん悪人が地獄に送られてきて困っとるがやぁ〜、血の池に入るのも、針山に登るのも、大行列で1ヶ月も待たされるんだぞぉ〜。 モラルを知らない馬鹿どもが、割り込みをするので、獄卒がその整理に追われて大変だがゃ〜。 弥陀:実はわしゃも困っとるだぎゃ、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えさえすれば、極楽浄土に救い取ってやるなんて、無責任な発言をしちゃったんで、極楽浄土は満杯になってしまったがや〜。 落書きするわ、ゴミを投げ捨てるわ、糞尿を垂れ流すわでワヤだぜー。 これからは全ての亡者を地獄に引き取ってくれへんかと、閻魔どんに頼もうと思っとったところだ。 閻魔:と、とんでもない! 昔は地獄に落ちてきた新入りを獄卒がのんびりと竹鋸で五寸刻みにしていたが、今は電動鋸で五尺刻みにするよう合理化したが、とても間に合わへんわ、獄卒がウツになったり過労死しとるんだぜー。 そこで、これからは、全ての亡者を極楽浄土で引き取ってもらえやへんか阿弥陀はんに頼もうと思っていたんだぎゃ〜。 弥陀:あかん、あかん、そりゃーできん相談だがやー、これ以上亡者が増えると、極楽浄土が転覆して、みんな地獄に逆落としになっちまうぞ〜。 閻魔:そりゃぁ困るわい、ほんじゃ〜法華の行者の日蓮やんに頼んで、常寂光土に引き取ってもらおうか。 弥陀:そりゃ〜無理だわ、常寂光土って娑婆のことだろ、おみゃ〜はん知らんのか、娑婆の人口は70億を超えちまっただよ。 閻魔:ウ〜ン、ならば、禅か真言に頼むか。 弥陀:あかん、あかん、わしもこの前、禅宗に頼みにいったら、「鰻丼ニつ、渇!」と言われて、追い返されたわ。 真言もありゃ偽言だわ、変てこな呪文を唱えるだけで、話が全く進まんわい。 閻魔:ほんじゃー、二人で西洋のイエッあんに頼みに行くかやぁー。天国におるげな。 弥陀:イエッあんて、ユダヤの大工の子倅かいな。 あいつは腕が悪くて、建てた家がすぐ壊れるんで、苦情が殺到し、二千年間も沈黙しておるんだわ。 閻魔:こりゃあかんな、ウ〜ン、そうだ!もう1人のイエッあんがおったわ。 同姓同名の某M教の神で、ユタの預言者を従えておるがやぁ〜。 こいつは残虐でしたたかな奴だが、金が儲かれば何んでもするので、あんがい適役かもしれんぞー。 日の栄え、月の栄え、星の栄え、それにほろびの子が行く外の暗闇もあるげな。 弥陀:わしゃ〜、三劫の修行をする前に今の金額で百円を普通預金しておいたら、その利息が3千兆円になったので、金には不自由せんよ。 閻魔どん、これから某M教の神のイエッあんに頼みにいじゃ〜。
------------------- 実にくだらない話、修行者の創作です。
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