[リストへもどる]
一括表示
タイトル自己責任・・・あら、御気の毒
記事No1596
投稿日: 2012/07/30(Mon) 10:15:01
投稿者桃青
自己責任。。
嫌な言葉ですね。

なぜ、私には、自己責任という言葉が嫌な感じに響くのか。


某M教は徹底した自己責任を説く宗教です。

何でもかんでも自己責任でモノを見るひとは、溺れている者を見て

「てめーが勝手に落ちたんだろう。自己責任だね。
 その証拠に俺はちゃんと道を歩いているから落ちてない。
 ま。助かりたかったら自分で泳いで岸まで来ることだね。」

と言い放つか、せいぜい「あら、御気の毒」と、眉をひそめるが
とりあえず溺れているひとを助けようとか
落ちて溺れないようにする方策はないのか。
とかは考えようとしない。

もともとそういう性向のひとが、某M教に惹かれるのか。
徹底した自己責任を説く宗教に身を置くうちに、そういう見方になってしまうのか。

すこし前に、某M教のあるかたが
「某M教の愛は、自己愛だといわれるが何故だろう?」
と、書いておられたが
某M教が徹底した「自己責任」を根本教理としている以上、
愛は自己愛にならざるを得ないだろう。

自己責任、ね。
自己責任を言いたてるひとは、自己責任でいくら頑張っても、
人間一人でできることなど、たかが知れているということに、全く気がついていないのでしょうね。

自己責任と言う言葉、溺れている者を見捨てるのを正当化するのには、便利な言葉ですね。

タイトルアナタ自己責任、ワタシ無責任
記事No1599
投稿日: 2012/07/31(Tue) 11:00:53
投稿者桃青
自己責任て、嫌な使われ方がされがちな言葉ですね。

私は、自己責任という言葉が清々しい使われ方がされている例を見聞したことがありません。

「あとは各自の自己責任ということで」
 の真意は、どうみても
 <結果どうなっても、私のところへ面倒を持ち込まないでね。>
でしょうしね。

 
「私は自己責任でやっている。」
 の真意は、
 <とにかく私の好きにさせろ>
 という我儘である場合が多いし・・・。


「俺がお前を殴ったのは、お前が俺に殴らせるようなことをしたからだ。お前が俺に殴られたのは、お前の自己責任なのだ。」
 わはは。何なの。この他罰的思考は。
 しかし、自己責任思想にどっぷりと浸かっていると、これが他罰的思考だと気がつかないのですね。

某M教は徹底した自己責任を根本教理とする宗教です。
もともと他罰的傾向の強いかたが某M教に惹かれるのか。
長年某M教にいると自己責任だけでモノを見たり、考えたりすることに馴染んでしまうのか、上に挙げた例のような「自己責任」を使うかたを見かけることがある。
某M教会員ばかりではない。
自己責任という言葉を相手に投げつけて、自分は問題とは無関係の立ち位置にするりと立ってしまうひとを昨今よく見かけるようになった。
相手を攻撃するのに、他罰的思考をするひとは、今はまだ少数派であろうが、自己責任だけでモノを考えることが当たり前になれば、他罰的思考で他者を攻撃するひとも今後は増えてくるかもしれない。

自己責任という言葉は、問題の本質を誤魔化してしまうことがある。
例えば、
最近問題提起されている生活保護であるが、生活保護を含めた社会保障という問題は、自己責任だけでは解決できない社会の仕組みの本質に関わる問題であるのだが、