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タイトル立川談志の言葉
記事No1756
投稿日: 2012/11/21(Wed) 10:07:27
投稿者桃青
「思考ストップ」

「人間の疑問に対する答えなんていい加減なもので、どこまで行っても際限が無いからどこかで止めておく。」

「この世で一番大きな動物は?」との問いに「象だ。」と、答え、
「象より大きな動物がいます。」と言われると
「大きな象」と返す。
「それより大きいのはもっと大きい象」と、思考をストップさせてしまう。

タイトルRe: 立川談志の言葉
記事No1757
投稿日: 2012/11/21(Wed) 10:12:12
投稿者桃青
「学問とは貧乏人のヒマ潰し。」

 うーん、上手い!さすが師匠。
と、言いたいところですが、学問は貧乏じゃーできません。
今日のパン、明日のパンを心配していては、頭脳労働に没頭などできるもんじゃないですよ。

「上品とは欲望に対する態度がスローモーなことを言う。」

 あはは、確かにこう言いたくなるひとっていますね。

 
「若者には未来はない。あるのは時間だけ。」
「未来とは修正できると思っている過去。」

 時間のこういう捉え方って好きだなあ。

「親切だけが人を説得する。」

 なので、詐欺師も宗教勧誘も親切を武器に近よって来るのね。

と、哲学者のような名言を連発される立川談志さんですが、
でもね。

「状況判断ができない奴を馬鹿という。」

こんな言葉を言いだされるところが、私が談志さんを好きになれない理由かも。
自分の置かれた状況を知った上で野暮もヤンチャもされて来た談志さんが、自分を馬鹿と捉えての言葉なのでしょうが、
一般には、「空気の読めないやつ。」を、嘲笑する言葉ですからね。
人間、誰でも、状況判断をそのひとなりに、悲しいと言ってもよいほど懸命にしているものなのですよ。

タイトルRe: 立川談志の言葉
記事No1758
投稿日: 2012/11/21(Wed) 11:27:03
投稿者桃青
> 「この世で一番大きな動物は?」との問いに「象だ。」と、答え、
> 「象より大きな動物がいます。」と言われると
> 「大きな象」と返す。
> 「それより大きいのはもっと大きい象」と、思考をストップさせてしまう。

A「うちとこの神様は、この世界を造った偉大なかただ。」
B「うちの神様は、その神様を作ったかたなので、さらに偉大なかただ!」
C「いやいや、うちとこの神様は、その神様をつくったかたなので、さらにさらに偉大なかたなのだ。」

神様を奉ずるかたがたの中には、これに似たようなことを言われるかたが結構おられます。

タイトルRe^2: 立川談志の言葉
記事No1760
投稿日: 2012/11/21(Wed) 17:38:42
投稿者しんのすけ
参照先http://www.docu21.com/
先月、たまに見たNHKの大河ドラマで後白河法皇が清盛と
「大きなものを食らう話をせよ」清盛の己の欲望とその清盛を食らう法王とたとえ話をしていたのを思い出しました。

タイトルRe^3: 立川談志の言葉
記事No1761
投稿日: 2012/11/22(Thu) 10:37:10
投稿者桃青
> 先月、たまに見たNHKの大河ドラマで後白河法皇が清盛と
> 「大きなものを食らう話をせよ」清盛の己の欲望とその清盛を食らう法王とたとえ話をしていたのを思い出しました。

大河ドラマ平清盛は、殆ど見ていません。
が、私は松田 翔太が好きなので、番組表で後白河法王が出るかチェックして、後白河法王が出る場面だけを時々見ています。(汗)

なので、しんのすけさんが書いてくださった場面もしっかり見ましたよー。
清盛は、「ならば、腹を食い破って出てみせましょう。」とかなんとか言ってましたね。

後白河法王と清盛の問答は、権力者と権力者の「俺とお前とどちらが大きいか。」の話ですが、神を奉ずるかたがたの「俺の神様はお前の神様より大きい。」も、つまりは「俺(達)とお前(達)のどちらが大きいか」の話なんですよねー。
そして民族主義も結局は、「俺(達)のほうがお前(達)より大きい。」へ行きつく。
「私たちは、あらゆる神の創造者たる神に従う唯一の民族。」と、自己規定してうっとりする某M教会員の心は、あらゆる民族主義者にあらわれる心です。
某M教のかたで「日本や中国の民族主義はよくない。」と、しきりに言われるかたに、
「某M教は民族主義をとっているようですが?」と、反問したところ
「某M教の民族主義は神に導かれて神の王国をつくるためのものだからOKだけれど、他の民族の民族主義は神に導かれていない自国主義だからダメ。」という答え。
て、おいおい。どの民族の民族主義だって、この民族主義は何々だからOK、この民族主義は何々という理想を実現するためのものだからOKというくらいの根拠は持っていますって!(笑)

タイトルRe^4: 立川談志の言葉
記事No1762
投稿日: 2012/11/22(Thu) 19:14:49
投稿者しんのすけ
参照先http://www.docu21.com/
> 大河ドラマ平清盛は、殆ど見ていません。
> が、私は松田 翔太が好きなので、番組表で後白河法王が出るかチェックして、後白河法王が出る場面だけを時々見ています。(汗)

松田 翔太とはお目が高い、ドンキホーテは面白かったですね。
嫁と観ました。
今年の大河ドラマは映像的には、ちまたの評判ほど悪いとは思いませんが、王家と呼ぶところやストーリー仕立てが韓流の影響というか
真似ている感じがして、その分軽薄な感じがします。
初めの頃、清盛が海賊王になるとかいうのを聞いてワンピースか?と思いました。
さて、某M教の民族主義は呆れかえります。
我は他よりも劣りもせず、勝りもせず、ただ唯一のもで、他と同じであり違うのだということが何でわからないのかなぁ?やっぱ執着なのかな

タイトル松田翔太
記事No1763
投稿日: 2012/11/24(Sat) 00:21:00
投稿者桃青
>
> 松田 翔太とはお目が高い、ドンキホーテは面白かったですね。
> 嫁と観ました。

楽しいドラマでしたねー。
私は高橋克実も好きなので、美味しいドラマでした。
奥様も松田翔太ファンなのですね。うれしいなあ。

私が初めて松田翔太の名前を覚えたのは市原悦子主演のたわいもないサスペンスドラマで、連続殺人犯を演じていた美少年が彼でした。
まだ17、8歳くらいだったんじゃなかったかな?
「ごらんなさい!これが殺人者の顔よ!」
と、市原悦子が指さした彼の顔には、見るひとをして、快楽殺人者の顔とは確かにこんな顔かもしれないな、と思わせるくらい説得力ある表情が浮かんでいましてね、
まだほんの少年なのに、殺人者の顔を演じられるとはすごいなあ、たわいもないサスペンスドラマなのに手抜きせずにちゃんと殺人者の顔を演じているのもいいなあ、と、ぐっと来て、以来ファンです。

> 今年の大河ドラマは映像的には、ちまたの評判ほど悪いとは思いませんが、王家と呼ぶところやストーリー仕立てが韓流の影響というか
> 真似ている感じがして、その分軽薄な感じがします。
> 初めの頃、清盛が海賊王になるとかいうのを聞いてワンピースか?と思いました。

「王家」は嫌ですね。
日本の歴史上、天皇家を「王家」と呼んだことはなかったんじゃないかな?
王家、王家と連発されるたびにすごい違和感を感じて、見るのが嫌になりました。
しんのすけさんのおっしゃる通り韓流ドラマですね。

タイトル言葉のマジック
記事No1764
投稿日: 2012/11/24(Sat) 00:59:23
投稿者桃青
> さて、某M教の民族主義は呆れかえります。
> 我は他よりも劣りもせず、勝りもせず、ただ唯一のもで、他と同じであり違うのだということが何でわからないのかなぁ?やっぱ執着なのかな

某M教会員で活発といわれる方々は、「他と同じでは、わざわざ某M教会員になる意味がない。某M教会は、唯一絶対だからいいのだ。
某M教会が唯一絶対でなくなったら、教会をやめる。」
と、言われるかたばかりです。
傍から見ていると、自分で自分を唯一絶対と自己規定しているのだから、そのように自己規定してる間は、唯一絶対でなくなることなどあり得ないでしょうに。
と、可笑しい。

また某M教のかたの中には、「国境は仮のもの、国という枠組みを取り払った世界(を実現する某M教)」と、仏教のような、はたまたビートルズのようなことをしきりに言われるかたもおられます。
しかし、仏教が言わんとしていることと、某M教の言うところとは違う。
某M教が言うところの国境の否定とは、日本国家や中国国家にとらわれず新たに某M教人(民族)になろう。というものです。
某M教には国土はありませんから、地面や海面の国境はありませんが、某M教を囲む眼に見えない国境はしっかりとある。
眼に見えない国境ですから、既存の国家意識から自由になったと錯覚するかたもおられるのでしょう。
しかし、それは単に、こなたの国家意識を離れて別の国家意識をもったというだけで、眼に見えない国境の中にある民族主義も、他の国家や民族に生じる民族主義もその差は特にはないです。