タイトル | : Re: 立川談志の言葉 |
記事No | : 1757 |
投稿日 | : 2012/11/21(Wed) 10:12:12 |
投稿者 | : 桃青 |
「学問とは貧乏人のヒマ潰し。」
うーん、上手い!さすが師匠。 と、言いたいところですが、学問は貧乏じゃーできません。 今日のパン、明日のパンを心配していては、頭脳労働に没頭などできるもんじゃないですよ。
「上品とは欲望に対する態度がスローモーなことを言う。」
あはは、確かにこう言いたくなるひとっていますね。
「若者には未来はない。あるのは時間だけ。」 「未来とは修正できると思っている過去。」
時間のこういう捉え方って好きだなあ。
「親切だけが人を説得する。」
なので、詐欺師も宗教勧誘も親切を武器に近よって来るのね。
と、哲学者のような名言を連発される立川談志さんですが、 でもね。
「状況判断ができない奴を馬鹿という。」
こんな言葉を言いだされるところが、私が談志さんを好きになれない理由かも。 自分の置かれた状況を知った上で野暮もヤンチャもされて来た談志さんが、自分を馬鹿と捉えての言葉なのでしょうが、 一般には、「空気の読めないやつ。」を、嘲笑する言葉ですからね。 人間、誰でも、状況判断をそのひとなりに、悲しいと言ってもよいほど懸命にしているものなのですよ。
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