タイトル | : Re: 日本でクリスチャンが急激に増えている。 |
記事No | : 1784 |
投稿日 | : 2012/12/03(Mon) 12:21:18 |
投稿者 | : 桃青 |
日本の人口はざっと1億2700万人。 その6パーセントなら、約760万人。 「人口の10パーセントが仏教徒になれば、その国の社会が変わる。」 と、聞いたことがあるけど、ならば、キリスト教でも同じだろう。 日本の人口の10パーセントがキリスト教徒になれば、日本の社会が変わる。 今の10代、20代が日本の働き盛りとなるころには、日本もアメリカと同じ競争原理を約束事とする社会となり、社会保障も自己責任、カネが無ければ、野垂れ死にも当たり前とされるようになるのだろうか。 アメリカ生まれのキリスト教である某M教が説く思いやり、分かち合いとは、競争原理で他より頭ひとつでもいい、先へ先へと勝ちあがったものが、自分の懐を痛めない程度の涙金を身動きできなくなった者に、「こいつ、どう見ても自分の競争相手になることはあるまい。」と見定めて投げ与えるか、 あるいは「今、ここでこいつに援助すれば、いつかは元がどれるばかりか益になる。」と、予測してする投資かのどちらかなのだ。 そりゃ、そーだ、競争原理を約束事として動いている社会では、いつ立ちあがって自分の位置に取って代わるかもわからない相手に、ただ立ち上がらせるだけの手段など与えたくはないでしょう。 競争原理を約束事として動く社会が果たして最善の社会なのだろうか?
競争社会で疲れ果てたひとが、教会の中だけは、優しくしてもらえるんじゃないかと、入ってみたら、そこもまた競争原理を約束事として成り立つ世界だった。 というのでは、落語の「むじな」です。(笑) 日本で、競争原理によらない国民皆保険とか、年金とかに支えられている年寄りも自分の年金がいくら貰えるかばかり計算していないで、明日の日本のために何かできることを頑張って欲しいなあ。
競争原理もまた、どこかの誰かが「この原理で取りあえず動きましょう。」と提案した社会の一つの約束事なのですからね!
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