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タイトル「大物政治家はクリスチャン」の謎
記事No1845
投稿日: 2013/01/22(Tue) 12:39:02
投稿者桃青
今週号の週刊ポストに『「大物政治家はクリスチャン」の謎』
という記事が載っていた。
記事の内容は、某M教の学者さんが
「某M教は中流以上の階層に受け入れられ、某S学会は下流層に広まった。」
と、御自分が中流以上の階層であることを示唆し、某M教の構成員が中流以上の階層に属する人々であることを暗に自慢するかのように分析されていた内容とそうは変わらない。


それはそれとして、
奈良、平安、鎌倉、江戸、皇室と仏教は密接な関係にあったのに、現在の皇室にはまったく仏教の気配がない。
明治2年(1869年)神祇官の神殿が創建されて遷座祭が行われた。この際、八神殿の八神だけでなく、天神地祇と歴代の天皇の霊も祀った。
これ以後、それまで宮中で仏式で祀られていた天皇の霊は神式で祀られるようになった。
この時点で、天皇家は飛鳥以来続いていた仏教との縁を切ったのだ。

タイトルRe: 「大物政治家はクリスチャン」の謎
記事No1846
投稿日: 2013/01/22(Tue) 16:54:09
投稿者桃青
「週刊ポスト」が大物政治家クリスチャンとして名をあげた人々を列記してみよう。

自民党:
石破茂(母方の曽祖父が著名宗教家、金森通倫)
麻生太郎(祖母が吉田茂夫人幸子さんでカトリック信者。)
山谷えり子
谷垣禎一(クリスチャンではないが「国会議員が集まって聖書を読みながら祈る会」の中心メンバー。)

民主党:(落選議員、引退、離脱者を含む)
土肥隆一(牧師)
羽田雄一郎
藤田幸久
山田正彦

故人
片山哲
鳩山一郎
大平正芳

それぞれのかたが「大物政治家」であるかどうかは、異論があるかもしれないが、永田町のクリスチャンのパーセンテージは、日本全体のクリスチャンのパーセンテージよりは大きいようだ。

クリスチャン政治家が、靖国神社参拝に強いこだわりを持つのは、
「日本では新渡戸稲造氏をはじめ、武士道とキリスト教が結びついた「サムライクリスチャン」の考え方が根付いており、軍人や国の為に殉じた人々を弔うことはクリスチャンにとって当然なのです。」(富岡幸一郎。関東学院大学文学部教授、クリスチャン)

MRA:
反共の防波堤としてのキリスト教による道徳再武装運動。
戦後の日本政界には、MRA運動が一定の影響力を持っていたというのだが、日本ではこの運動は広がらず、韓国でこの運動によって人口の3割を占める国内最大宗教となった。

「韓国では、教会と無償の病院で信者を増やし、貧困層を中心にキリスト教の価値観を植え付けて行くという欧米の基督教団の伝統的手法が成功したわけだが、日本では奏功せず、一部のエスタブリッシュメントにしか定着しなかった。
だが、その一部が世襲政治家、あるいは高級官僚として日本を動かす立場にある。」
「米国やヨーロッパ、そしてイスラム諸国と、いまでも世界は一神教的な価値観で動いている。
日本は多神教の国だが、欧米を相手にするには、一神教の世界観を理解しておく必要がある。
クリスチャン政治家は、その点で強みがあるし、宗教という共通点があれば相手国とも話しもしやすい。
新渡戸氏がクリスチャンとして「武士道」を世界に発信したように、日本と世界を結びつける働きに期待したい。」
と、先の富岡氏は結ぶのだが・・・・??
     

タイトルRe^2: 「大物政治家はクリスチャン」の謎
記事No1848
投稿日: 2013/01/22(Tue) 17:25:10
投稿者しんのすけ
キリスト教の持つ潜在的二元論的思想は、対立構造を産み、現代日本の政治や社会思想の単純化につながっている。
だから、原発推進対反原発とか改憲か護憲かという貧弱な思想になっているのかもしれないですね。

タイトルRe^3: 「大物政治家はクリスチャン」の謎
記事No1851
投稿日: 2013/01/23(Wed) 09:22:47
投稿者桃青
> キリスト教の持つ潜在的二元論的思想は、対立構造を産み、現代日本の政治や社会思想の単純化につながっている。
> だから、原発推進対反原発とか改憲か護憲かという貧弱な思想になっているのかもしれないですね。

確かにそういう見方もできますね。

二元論を仕掛けられると、仕掛けられた方は知らず知らずに、仕掛けたほうの思い通りの答えを選ばされてしまうことは、某M教の伝道も政治も同じようなものかもしれません。

タイトル若者を中心にキリスト教人口が増えている。
記事No1852
投稿日: 2013/01/24(Thu) 11:32:03
投稿者桃青
> キリスト教の持つ潜在的二元論的思想は、対立構造を産み、現代日本の政治や社会思想の単純化につながっている。
> だから、原発推進対反原発とか改憲か護憲かという貧弱な思想になっているのかもしれないですね。

日本のキリスト教人口は長い間1パーセントだと言われて来たが、アメリカギャラップ社の最近の調査では日本のキリスト教人口は6パーセントであり、若者層では7パーセントになっている。

若者層にキリスト教支持が増えた一つは、ゲームの影響が大きいのではないだろうか。
ゲームのストーリーは、どれもキリスト教的要素で成り立っている。
某M教でも、50歳以下の男性諸君は余暇をゲームに費やしていることが書き込みから伺えるが、元々ゲームのストーリーのような「モ○モ○書」や某M教の教義にどっぷり浸かっていると、さながらニコチン中毒者が、ニコチンに癒されるように、各種ゲームに展開される二元論ストーリーが悩を心地よく刺激するのだろう。
この現象の反対の流れが、若者層を中心としたキリスト教の増加に一役買っているのではないか。

日本のアニメやゲームが世界で多数の支持者を増やしていると、喜んでばかりは居られない。
日本はゲームを通して世界に二元論者を増やす肩棒を担いでいるかもしれない。
二元論は確かに解りやすい。しかし、人間というものは二元論では説明できない。
二元論で人間というものを理解するのは、現実から遊離したセオリーを無理やりに応用しているような不自然さがある。
(彼らはその不自然さを「神の御心は測り知れない。」「神のなされることです。」という言葉で蓋をしてしまうのだが)
人間の問題の解決を二元論で推し進めるのは危険だ。
しかし、その危険な思考方法がゲームと共に広まって行くとしたら、困ったことだ。
親や大人の役目は、ゲームを禁止することでなく、
世の中はゲームのように単純な世界ではないこと。二元論は複雑な世界のほんの一部を切り取って見ているだけだということを示すことだろう。
しかし、50近くなっても新作ゲームに興じているようでは、いつ、人間の問題を二元論で解決しようとする危うさに気付くのだろう?

私の知っているクリスチャンの方々は、もう少し丁寧に人間というものを見るかたばかりでしたので、神を信じるかたがたの人間を見る目の丁寧さに信頼を置いていたのですが、某M教!あれはいけません。
人間というものの見方がいくらキリスト教的二元論を元にしているとしても単純すぎる。
しかも某M教の学者さんにいわせると、あれがアメリカの保守層の一般的なモノの見方、考え方だという。
しかし、某M教のような二元論的モノの見方をするひとが日本にも確実に増えていることも感じています。
困ったものですね。

タイトルRe: 若者を中心にキリスト教人口が増えている。
記事No1853
投稿日: 2013/01/24(Thu) 12:11:12
投稿者桃青
かって、日本開国後に訪れた欧米人は、日本人の礼儀正しさ、清潔さ、勤勉さ、親切に接して驚嘆した。
それまで日本人はキリスト教的二元論で人間を見ては来なかった。
我田引水かもしれないが、仏教的な人間観が、それら日本人の美点と称される行動の背後にあったからではないだろうか。
二元論で人間の問題を解決しようとする人々が10パーセント近くになった時代は日本には無かったともいえる。

「人口の10パーセントが仏教的なモノの見方考え方をするようになれば、その国は変わる。」
と、言ったひとがいた。
ならば、人口の10パーセントがキリスト教的二元論でモノを見るようになってもその国は変わるとも言えるであろう。

人々が徹底的にキリスト教的二元論でモノを見る社会にはどのような問題が生じてくるのか。
それは某M教集団をみればわかるだろう。
某M教にあって改革を唱えるひとは、「教祖の見神や金版が歴史上の事実であると教会が教えるのはケシカラン」「教会史の汚点を教会が隠蔽するのは良くない。」とか、「献金ばかりぼったくって何もしてくれない。」とか、ばかりを言うが、単純、貧困な二元論を宣教して回ることに比べらば、そんなことは実は人類にとっては大した問題ではない。

タイトル反対でなければ賛成なのか
記事No1854
投稿日: 2013/01/25(Fri) 11:14:10
投稿者桃青
「体制に反対するのか、賛成するのか。
 積極的に反対するのでなければ、それは賛成を意味する。
 すなわち積極的に反対しないものは、反対しないことによって体制を支えているのであるから、体制側であり敵なのだ。」
(→敵は打ち倒すべきである。)

かって、日本の学生運動の中では、この論理で自分や相手を追い詰めて行ったというが、この論理は時代や場所に関わりなく、いつでもどこでも登場する論理だろう。

現在、この時もどこかでこの論理にはまって頭をギンギンにしている人々が必ず居るに相違ない。

「○○するのか、しないのか」
「○○に賛成するのか、反対なのか。」
こういう問いかけをもって迫られたら、問い掛けを発しているひとの顔をまずは穴のあくほど見てみよう。
つまり「このひとは、どのくらいの情報を得て、その問いを発しているのか」
というあたりでも探ってみよう。
単に「そんな気がしてならない。」が最初にあって、その「気」とやらを保証する情報ばかり集めているひともいるし、自分の得になるようにしたいから、二者択一で迫るひともいるし・・・ほんといろんなひとがいる。

世情が騒がしくなって来ている昨今、今後ますます
「○○するのか、しないのか」「○○に賛成するのか、しないのか」
と決断を迫って来る輩が増えそうだ。

タイトルRe: 反対でなければ賛成なのか
記事No1855
投稿日: 2013/01/27(Sun) 09:24:44
投稿者しんのすけ
> 世情が騒がしくなって来ている昨今、今後ますます
> 「○○するのか、しないのか」「○○に賛成するのか、しないのか」
> と決断を迫って来る輩が増えそうだ。

二者択一といえば、小泉郵政改革問題がそうであった気がする。
結果、改革も反対も中途半端で組織の名前がやたらと変わっただけ。

今のマスコミやNet社会もすべて、選択方式でこれでは国民はバカになるばかり。
二元論の社会の成れの果てが中途問題であり、米国の貧富の差
そういえば米国はなぜ政党が二つしかないのかな?

タイトルRe^2: 反対でなければ賛成なのか
記事No1856
投稿日: 2013/01/28(Mon) 11:22:50
投稿者桃青
> 二者択一といえば、小泉郵政改革問題がそうであった気がする。

そうそう!そうでしたねー。

> 結果、改革も反対も中途半端で組織の名前がやたらと変わっただけ。
>

組織が再編され、いい思いをするひとの系列が変わったというだけで、改革本来の目的であったはずの「無駄を省き、サービスの質を向上する」という方向へはなかなか行きませんね。

> 今のマスコミやNet社会もすべて、選択方式でこれでは国民はバカになるばかり。

選択方式には、必ず選択肢を提供する側がいる。
つまり、問題点の呈示も、問題の解決の答えも選択肢を提供する側の思うままなのです。
もっと言えば、選択肢を提供する側は、自分にとって本当に都合の悪い選択肢、選ばれたら困る選択肢は、出さないし、出しても選ばせないように手を打って来ますからね。

選択方式に慣れてしまうと、自ら問題点を見つけて行くという作業、そして問題解決の選択肢を見つけて行くという作業ができなくなります。
これが、バカになる。ということです。

> 二元論の社会の成れの果てが中途問題であり、米国の貧富の差

中途問題→中東問題?
「某M教のモノの見方は、アメリカ保守層の典型的なモノの見方だ。」
という某M教徒の学者さんの言葉を信頼するのなら、アメリカ人の大半は某M教の教えるような徹底した二者択一と自己責任でモノや人間を見ているということになります。
確かに、アメリカ人の行動を「二者択一、自己責任」で読み解くと、彼らの取る行動に辻褄が合ってくるということはあります。

アメリカ方式の社会ってあんまり暮らしやすい社会とも見えないですけどね。
「住めば都」と言いますから、住んで今現在特に困っていないかた(不便、不都合、不合理、不条理に出会っても気付かないかた)には、どこの国でも「都」なのでしょうけど・・・。

> そういえば米国はなぜ政党が二つしかないのかな?

小さな政党は沢山存在するようですが、大統領を出せない政党は存在意義は薄いのでしょう。
共和党大統領候補の支持活動で有名な「ティーパーティー」も一つの政党なんですね。
アメリカでの政党設立は日本ほど条件が厳しくないし、政党へ党員として参加するのも簡単なら、政党の党員への縛りも緩やかだそうですね。(wikiより)
アメリカ人は、そういったしようと思えば誰でも政治活動できる環境や、大統領を直接選挙で選んでいるというところで、アメリカは高度に民主主義的な国だと思い込んでいるようですが、個々人としての国民の意見が政治に反映されないと言う点では、日本とそうは変わりません。
国民の意見をほぼ二分したイラク戦争も、共和党議員、民主党議員共に賛成票を投じた。
いくら自分の意見に近い政党の党員になったとしても、その政党が大統領候補を出せないのでは、意味が無い。
アメリカでは政党の設立は簡単でも、政党が大統領候補を出すのには、厳しい制約がある。
結果、大統領候補を出せるのは、実質二大政党だけなんですね。

ちなみに中国は一党独裁といわれますが、実は中国共産党以外にも政党はあります。
民主主義の体裁を整えるために造られた御用政党ですけどね。

タイトルRe^3: 反対でなければ賛成なのか
記事No1859
投稿日: 2013/01/28(Mon) 23:57:32
投稿者しんのすけ
そうそう、中東問題
外人ってとかく、二元論でyesかNoで考えるように思われがちですが
実際は、質問に「どちらともいえない、とかすぐに答えられない」
と返事をすることも多いようで、ただ、行動するときはハッキリしていると
留学から帰ってきた息子が言っていました。
二元論的手法は桃青さんが言うように他者コントロールするための
手法で対外的に使うのでしょうね。

タイトルRe^4: 反対でなければ賛成なのか
記事No1860
投稿日: 2013/01/29(Tue) 10:30:22
投稿者桃青
> 外人ってとかく、二元論でyesかNoで考えるように思われがちですが
> 実際は、質問に「どちらともいえない、とかすぐに答えられない」
> と返事をすることも多いようで、

「どちらともいえない。」「すぐ答えられない。」
を具体的に行動化できる道があれば、行動するのでしょうが、
そのようなものが無いと、
呈示された行動を取るか取らないか。へ追い込まれていくことになる。
「二元論を突きつけている側がしていることは、一つの解決策を呈示しているだけのことなのだ」ということも見えなくなってしまう。
一つ事態は、何か一つの原因で成り立っているわけではないので、解決策も本来は沢山あるはずなんですけどね。
一つの解決策を突きつけている側が、それを承知で二元論を用いているか、自身が二元論の中におられるのか・・・。

> 二元論的手法は桃青さんが言うように他者コントロールするための
> 手法で対外的に使うのでしょうね。

二元論を自分自身に適用しておられるかたも多いです。
「私は白黒はっきりさせたい性分なので。」と言われるかたの本意は、「私は正義感と道徳心が強い。」です。。
「正義感と道徳心が強い」ということは良いことですが、その正義感や道徳心を二元論の上に成り立たせておられるかたも多いのです。
特に一神教徒でなくても、です。
そして二元論を他者のコントロールに使う者は、そうした二元論の上に成り立っている正義感や道徳心を上手に利用するのですよね。

タイトル息子さん
記事No1861
投稿日: 2013/01/29(Tue) 16:22:10
投稿者桃青
> 留学から帰ってきた息子が言っていました。

もうそんなに大きくなられたのですね。
鉱山跡のお人形に混じって立っておられた凛々しい少年が眼に浮かびます。
(^v^)

タイトルRe: 息子さん
記事No1862
投稿日: 2013/01/29(Tue) 23:08:03
投稿者しんのすけ
> もうそんなに大きくなられたのですね。
> 鉱山跡のお人形に混じって立っておられた凛々しい少年が眼に浮かびます。
> (^v^)
ありがとうございます(^^ゞ
この4月で20歳です、高校2年の冬に豪州へ4ヶ月
短期留学に行って、中国系の友達ができ中国に興味を持ったようです。たまたま高三の夏に中国に行く機会があり、大学の専門も中国なので、春には授業で中国へ4ヶ月行くようです。
子供の成長は早いですね。

タイトルRe^2: 息子さん
記事No1863
投稿日: 2013/01/30(Wed) 16:03:40
投稿者桃青
>大学の専門も中国なので、春には授業で中国へ4ヶ月行くようです。

研究されているのは、中国の何でしょうか?
最近は中国の若い世代に中国の現代史を「教えられるままに」ではなく、自ら問題意識と「正しく科学する眼」をもって学ぶひとも増えたと聞いていますが・・・。
息子さんが4カ月見聞された現在の中国の様子をぜひ伺いたいです。

中国人というと反日、抗日運動に参加しているようなひとや、何かといえば賄賂を要求するような人ばかりのイメージがありますが、実際には大陸的な懐の深さを持つ「大人」に出会うこともよくあります。
人口が多いし歴史も長いので人間も本当にいろんなひとがいる。
なんだかんだ言っても文句なく素晴らしいところもある国です。
現在最悪といわれる日中の関係が改善される方向へ行くことを心から願っています。

> 子供の成長は早いですね。

老いるのも早いですよー。(笑)

タイトルRe^3: 息子さん
記事No1866
投稿日: 2013/01/31(Thu) 00:50:57
投稿者しんのすけ
> 研究されているのは、中国の何でしょうか?
まだ1年生ですからね、現代中国ですから政治社会全般でしょうね。
日本人にも良い奴もいれば悪い奴もいるように、何処の国でも様々な人がいる。
報道や他人のフィルターを通して判断せずに自分で見て判断するように言っています。
十界互具は人も国も同じですからね。また、教育や情報で人の心は変りますから,
基本、人間は空なるものですから中に注ぐ知識や経験で考え方や国民性も変わっていく
友好も対立もお互いをよく知らないとうまくいきません、日中を対立関係に持っていこうとする人は感情や思い込みだけで発言するから
怖いですね。アレクサンドリアの図書館壊した人々もそんな感じだった。

> 老いるのも早いですよー。(笑)
確かに、ちょっと前まで自分だけは年はとらないと思っていましたが
錯覚であったとしみじみ思っています。

【 投稿者により修正されました。】

タイトル選択肢を呈示するのは誰か、という問題。
記事No1857
投稿日: 2013/01/28(Mon) 15:50:13
投稿者桃青
選択肢を呈示して、此処から選べ、と言っているのは誰か。

という問題がいつも付きまとう。

神はいるか、いないか。

どうでもこの二つのどっちかを選べ、という人々がいる。

仏教はどちらも人間の識だ。と言っていると答えると、

「仏教はどちらも選ばないから卑怯だ」、とか、「選択の結果責任を回避したい臆病者だ」とか言う。
二者択一の論理を頭にガシとはめられると「人間の識」ということがちんぷんかんぷんの寝言にしか聞こえなくなるようだ。

タイトル選択肢を呈示するのは誰なのか。
記事No1858
投稿日: 2013/01/28(Mon) 16:43:55
投稿者桃青
人間の課題は、チンパンジーと共有するDNAから来る行動をいかにコントロールするかである。という説がある。

なるほど、チンパンジーの子殺しは有名だ。
自分と同じ種を積極的に殺す動物は、現在のところチンパンジーと人間しか発見されていないそうだ。
そのチンパンジーに最近、「平等」という概念がある。という報告がなされたという。

期待して読んでみた。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-techn ..... 6/10106632

うーん。
どうみても、これは「平等」という概念の話では無く、
相手に報酬を払って協力を求める「交渉」の話しだわね。
そして、その交渉の場で起きることは、チンパンジーも人間も基本的には変わらない。
相手より優位な立場なら、相手に払う報酬は少なくてすむ??
て、そっくりじゃん?!

ははあ、解った!
この研究はアメリカで為されたということですが、
アメリカでは、これが「公平な交渉」による「平等な配分」て概念なのかも。
だって、某M教のひとが「公平」「平等」で言っていることとそっくりだもの。
TPP交渉はそういう「公平」「平等」の概念の国を相手にするのですからね。
どんなにアメリカから無理難題押し付けられても、それが彼らの「公平」「平等」なのだということなのでしょう。

さて、この某M教的な「公平」「平等」を、卑近な例で説明してみましょう。
学生時代、歯医者で助手のアルバイトしたことがあります。
院長が勤務医に懇々と説教していました。
「君ね、君は自費の患者にも保険の患者にも同じように接しているでしょ。
君はそれを公平、平等と思っているかもしれないけれど、それは違うね。
自費で高いカネを出してくれる患者は高いカネに見合ったサービス、保険の患者には、保険に見合ったサービスをするのが、公平、平等というものなんだ。
どちらも同じように接するのは、不公平、不平等。解ったね。」

そういえば、この院長、少年時代、青年時代をアメリカで過ごした。と言っていたっけ。

「医は仁術」で、自費の患者も、保険の患者も同じ人間と見て、同じ態度で接しようとした勤務医は、日本の伝統的な公平平等の概念でそうしようとされたのでしょうが、
払ってくれる金額に見合ったサービスをするのが本当の公平、平等という概念で日本の医療を仕切ろうとする人々の声も大きくなってきたようじゃないですか?

タイトルRe^2: 「大物政治家はクリスチャン」の謎
記事No1849
投稿日: 2013/01/22(Tue) 18:14:02
投稿者桃青
> 「米国やヨーロッパ、そしてイスラム諸国と、いまでも世界は一神教的な価値観で動いている。
> 日本は多神教の国だが、欧米を相手にするには、一神教の世界観を理解しておく必要がある。

そうだろうか?
一神教の世界観は一神教徒にならなければ理解できない、というものでもないだろう。
一神教がその世界観を伝えようと言葉を尽くし、受けるものが理解しようと努力するならば、必ず伝えんとしたことは伝わるであろう。
片一方が、答えを隠して一言も発せず「私が何を考えているか、さああててごらん。」と、クイズをするのでなければ、必ず。

> クリスチャン政治家は、その点で強みがあるし、宗教という共通点があれば相手国とも話しもしやすい。

クリスチャン政治家がクリスチャンを前面に出して、イスラム国とどう話がしやすいの?

> 新渡戸氏がクリスチャンとして「武士道」を世界に発信したように、日本と世界を結びつける働きに期待したい。」

私は、外交にあたられる方々には、日本の国益を損なうことなく世界の世界益のために働いていただけることを期待します。