身延の朝勤に初めて参加した時の説法で、「愛は地球を救う、と言っていますが、 愛では地球を救えません。 何故なら、愛は憎しみの裏返しだからです。」と、話されたことを鮮明に覚えています。この言葉、実は奥が深い言葉であったのだなあ。と、ずいぶん経ってから知りました。菩薩とは、如来とは、を良く御存知のかたなら、この言葉の奥にひろがるものをすぐに察知されることでしょう。何も知らなかった当時の私は、不埒にも、キリスト教への当てこすりだと思いました。(汗)
説法の続きはこうでした。「愛では地球を救えません。 地球を救うのは仏の智慧です。」私は、これを聞いて、宗教って、どこでも我田引水なんだな、と思いました。(汗、汗)その後、仏の智慧について知識も増え、理解も少しはできるようになりまして、あの時の説法の奥の深さも見えるようになりました。そして同時に、当時の私のように、仏教を捉えているひとは多いということも見えるようにもなりました。仏の智慧について、知識を得ようとすれば、今は簡単に得ることができます。仏の智慧を得ることは難しくても、仏の智慧についての知識を得ることは簡単です。せめて、知識だけでも知る人が増えますように・・・。
愛妻、愛息とはいっても愛母、愛父とはいいませんね。愚息、愚妻とも言いますね。父は慈父、悲母とはいいます。愛母、愛父が虐待の原因かも。
> 父は慈父、悲母とはいいます。> 愛母、愛父が虐待の原因かも。しんのすけさんが言わんとされていることは、「愛では地球を救えない。」と同じですね。
> しんのすけさんが言わんとされていることは、「愛では地球を救えない。」と同じですね。たぶん、ところでLOVE=愛 なのですか?慈悲の英語訳って?Mercy benevolenceLoveとか愛って、執着がつきものですよね。子への執着、夫、妻への執着、執着は三悪を呼ぶ。でも執着があるからこそパワーが出る。もし、恋愛や結婚が慈悲からなら僕は嫌だな。でも共感ととらえれば、なるほどうまくいくかも?愛は差別を産む。
> ところでLOVE=愛 なのですか?キリスト教的テーマを扱った英語の映画では、LOVE、LOVEって言ってましすから、そうなんじゃないですか?ちなみに某M教のプロモーションビデオも2巻持ってますが、どちらもイエスキリストをはじめ登場人物全員LOVEと言っています。> 慈悲の英語訳って?Mercy benevolence> う・うーん。英語にすると慈悲のニュアンスが違って来るような?仏教では慈は抜苦、悲は与楽、という解説もありますし、慈悲の根底は、智慧(般若の智慧、空)ですから・・・対して、Mercy benevolenceの根底は、「主よ哀れみたまえ」の「哀れ」があるのではないかなあ?文化の違うところで、異文化を伝えるのは難しいですね。> Loveとか愛って、執着がつきものですよね。> 子への執着、夫、妻への執着、執着は三悪を呼ぶ。> でも執着があるからこそパワーが出る。そうなんですよね。「最後の一人を成仏させるまで、自分は成仏しないぞ。」という菩薩の誓願は、人間というものに対する凄まじい執着ですね。菩薩の執着は、ただ有り難いばかりですが、人間同士、親子の執着、男女の執着は、執着されて嬉しいとも有り難いとも思える時もあれば、うっとおしい、逃げ出したいと思う時もある。嫌で逃げ出したはずなのに、「あれ?追って来ないの??」と、物足りなく思ったり。(笑)執着のコントロールは難しいですね。> もし、恋愛や結婚が慈悲からなら僕は嫌だな。恋愛の名人、達人の宇野千代や瀬戸内寂聴さんは「菩薩のこころで相手をひたすら愛しなさい。」と言われてますよ〜(笑)> でも共感ととらえれば、なるほどうまくいくかも?さては、女性で苦労されましたか?(笑)> 愛は差別を産む。「最後の一人まで渡すぞ。」という菩薩の執着なら、差別も産まれないのでしょうが。。。
> > でも共感ととらえれば、なるほどうまくいくかも?> > さては、女性で苦労されましたか?(笑)苦労(*_*)苦労も多いと言えば多いけど、女性に助けられている事の方が多いです。(*^^)v
> 苦労も多いと言えば多いけど、女性に助けられている事の方が> 多いです。(*^^)v「さてはをとこははしらのごとし女はなかわのごとし、をとこは足のごとし女人は身のごとし、をとこは羽のごとし女はみのごとし、羽とみとべちべちになりなばなにをもつてかとぶべき、はしらたうれなばなかは地に堕ちなん、」(千日尼御返事)うーん・・・今は、身だけ羽だけで飛び回ってるかたも、多いですけど。