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タイトル善知識
記事No2017
投稿日: 2013/05/04(Sat) 20:29:04
投稿者ぽん州
こんばんは。

僕は 確かに善知識に教えられ
変化の人に助けられているのだと思っています。
桃青さん 大変だろうけど お身体お大事に。

南無妙法蓮華経

【 投稿者により修正されました。】

タイトル提婆達多品
記事No2018
投稿日: 2013/05/05(Sun) 17:13:28
投稿者ぽん州
茂田井教亨上人は、提婆達多品を愛されたようです。
K上人は、桃青さんに提婆達多品を読むように言われたそう
ですね。
母が亡くなった時、僕は毎日のお勤めに提婆達多品を読みました。
その話をある所でしましたら、「ああ女人成仏ですね」とおっしゃる
方がいた。 そうです。女人成仏で悪人成仏ですよ。でもね
僕は、母が女性であるから提婆達多品を読んだのではない。
悪人成仏を願って読んだのではない。
三千一念 十界互具 だから読んだのですね。

南無妙法蓮華経

タイトルRe: 提婆達多品
記事No2019
投稿日: 2013/05/05(Sun) 20:41:09
投稿者桃青
ぽん州さん、
コメントありがとうございます。

そうですね。
亡くなった師匠から、ダイバダッタ品をよく読むように言われた日々を忘れていました。
お元気なころの師匠からあらためて「貴女はまだまだ、ダイバダッタ品を読み切っていない。さらによく読むように。」と、お言葉を頂いた気持ちです。

ありがとうございました。

南無妙法蓮華経。

(師匠が特定されてしまいますと、本音で書けなくなってしまいますので、個人名を頭文字に編集しました。)<(_ _)>

タイトルRe^2: 提婆達多品
記事No2020
投稿日: 2013/05/06(Mon) 10:08:13
投稿者桃青
ぽん州さんに頂いた言葉に、はっとしまして、母の世話をしながら声となるかならないかの小声で唱題してみましたところ、いくら数限りなく唱えても御宝前や法座で、また時には、何かをしながら唱題する時に感じる清々しさがやって来ません。
唱えれば唱えるほど、自分の心がざらついていることが解るばかりでした。

母のリハビリパンツを替える時、母の歩行介助をする時、母の食事の世話をする時、母の常軌を逸した行動に付き合う時の唱題がホンモノの唱題なら、御宝前の唱題と同じ清涼感になるはずですよね。

ありがとうございます!やってみます!

タイトルRe: 提婆達多品
記事No2022
投稿日: 2013/05/09(Thu) 09:34:11
投稿者桃青
> 僕は、母が女性であるから提婆達多品を読んだのではない。
> 悪人成仏を願って読んだのではない。
> 三千一念 十界互具 だから読んだのですね。
>

ぽん州さんがこれでお伝えになりたかったことを読みとりたくて
この部分を何度も読みました。

そして、ぽん州さんの御本意とはずれているかもしれませんが、
私の思うところを書いてみます。
つづく

タイトルRe^2: 提婆達多品
記事No2026
投稿日: 2013/05/11(Sat) 18:09:04
投稿者ぽん州
> > 三千一念 十界互具 だから読んだのですね。
>
三千一念?? どーしてこう書いたのかな?一念三千です。
>
> そして、ぽん州さんの御本意とはずれているかもしれませんが、
> 私の思うところを書いてみます。
> つづく
ごめんなさい。混乱させてしまったようで。
僕も認知症の母親の介護をし、看取った経験から、よくわかっていませんが
書き込みました。桃青さんの思いに 当時の己の心の動きが 理解できる
かもしれない。 よろしくお願いします。

南無妙法蓮華経

タイトルRe^2: 提婆達多品
記事No2029
投稿日: 2013/05/14(Tue) 10:54:18
投稿者桃青
> 僕は、母が女性であるから提婆達多品を読んだのではない。
> 悪人成仏を願って読んだのではない。
> 三千一念 十界互具 だから読んだのですね。
>

私は、最初、師匠が私にダイバダッタ品を読ませるのは、
私を絶望のどん底に落としたあるひとを
「あなたを法華経に導いた仏菩薩だと思いなさい。」
と、諭すためだと思い、読むのが本当に嫌で嫌でたまりませんでした。
法座の体験談では、先師たちが自分に仇をなしたひとを
「あの時、あのひとから酷い仕打ちをうけなければ、今の私はなかった。
 あのひとは、私を導いてくれた仏だった。」
という話をされるかたが何人もおられましたので、
「さあ!貴女も先師のかたがたのようになりなさい。」
と、諭されているのだとしか思えなかったのですね。
実際、そういう方々はダイバダッタ品をひいて御話をされましたし、今、現在でも、ダイバダッタ品をそういうような話だと理解されているかたは、たくさんおられます。

「お母様は誰もが嫌がる認知症になってまで、あなたに受持・読・誦・解説・書写する機会を与えてくださった菩薩なのです。」

という発想も、「あなたを酷い目にあわせたひとは、実はあなたを仏法に導いた仏なのです。」
という発想も、同じです。
同じですから、ダイバダッタ品を「あなたに悪を為すひとは、あなたを法に導く仏、」と解説されるかたと、「お母さんはあなたを導くために認知症になった。」と、私に言われるかたは同じかたです。

そして、そういうかたは、ダイバダッタ品を「悪人の成仏を説いている。」「女人の成仏を説いている。」
と、読みます。

「悪人の成仏を説いている」、も、「女人の成仏を説いている」も間違いではありません。
ただ、それを言われるとき、なんだか「十界互具」が頭からすっとんでしまっているようにしか私には聞こえないのですね。

人間なんですよ。
母も私も。十界互具の。
だからこそ、いつか、そう、いつか、仏に成るんです。

タイトルRe^3: 提婆達多品
記事No2030
投稿日: 2013/05/14(Tue) 18:34:30
投稿者桃青
今、振り返ってみれば、師匠は法座の先師たちのように
「今、現在私がかくあるのは、あの時、あのひとに酷い目にあわされたからだ。
 よって、あのひとは仏だったのだ。」
というようなことは一言も言われなかった。

そのような体験談を話されるかたがおられても、それを否定することも、同調することもなくただ黙って聞いておられた。

私は、振り返ってこのような師匠の態度はやはり素晴らしいものだったな。と思われてならない。

タイトルRe^4: 提婆達多品
記事No2031
投稿日: 2013/05/15(Wed) 12:12:23
投稿者桃青
とは、いうものの、
そればっかりでも、間違いが起きるような気もする。

大乗仏教の空や無自性が、どこで、
「あなたに仇為すひとは、あなたを導く仏なのです。」
と、整合性がとれるのか??
もやもやしながら考え続けて、今は、「ま、そういう説き方もあるわな。」
と、胸に納めることもできるようになりましたが、
「あなたに仇為すものは仏です。」
ばっかりでは、せっかくの「空」「無自性」そして「十界互具」の伸びやかさ、晴れやかさを知らないままに、終わってしまう者が大勢出て来るのではないか。

無念、残念です。

タイトルRe^5: 提婆達多品
記事No2033
投稿日: 2013/05/15(Wed) 19:25:56
投稿者ぽん州
>
> 大乗仏教の空や無自性が、どこで、
> 「あなたに仇為すひとは、あなたを導く仏なのです。」
> と、整合性がとれるのか??

仏教に整合性などないよ。
ない整合性に拘泥するから、凡夫は苦しまなければならない。

僕は 自分の母親がなくなった時 本当にこの人は僕の仏だったな
と思いましたよ。 僕のようなものにあふれんばかりの愛情を注いで
くれたからね。

無いものをいつまでも有ると執着するから 海老江上人(仮名)は
提婆達多品を読むようにお愉になったのかな。

南無妙法蓮華経