タイトル | : Re: 曼珠沙華 |
記事No | : 2163 |
投稿日 | : 2013/07/22(Mon) 10:13:07 |
投稿者 | : 桃青 |
> 長崎物語の「赤い花なら曼珠沙華・・・」の曼珠沙華、 >もともと仏教の用語で、彼岸花とも呼びます。
仏教では、天上に4つの花が咲くといいます。
曼荼羅華(まんだらげ)(白花) 摩訶曼荼羅華(まかまんだらげ)(大白花) 曼珠沙華(まんじゆしやげ)(赤花) 摩訶曼珠沙華(大赤花)
ネットでは、曼珠沙華を「白い柔らかい花」と、解説してあるところが上部に多数ヒットしますが、これは間違いです。 曼荼羅華とどこかで混同されちゃったのでしょうね。 でも、四華、で検索すれば、曼珠沙華はちゃんと赤い花と出てきますよ。 「赤い花なら曼珠沙華♪」と、歌った昔のひとのほうがネットの解説者より正しい知識を持っていたのでしょう。
>ともにあの世(冥土)に関係します。 >浄土のはす(ロータス)と関係が。
天上の四華は蓮の花だという解説もあります。
あの世?
「我此土安穏 天人常充満 園林諸堂閣 種種宝荘厳 宝樹多華果 衆生所遊楽 諸天撃天鼓 常作衆妓楽 雨曼陀羅華 散仏及大衆」 (妙法蓮華経如来寿量品 自我偈部分)
白いマンダラゲが雨のように降ってくるところとはどこでしょう。 という話です。
それは、此処、以外のどこでもないのですよー。
>死ぬ前に下りてくる紫色にたなびく雲と5重の塔、まだ冥土には遠いわたしですが。
紫雲は彩雲ともいいます。 出現する頻度は多くありませんが、めずらしくはない気象現象です。 私は、今年、4月7日、初めて彩雲をみました。 一緒にいた人達30人くらいも指さして大騒ぎしましたので、たぶん皆さん、はじめてみたのではないかと思います。 それはそれは綺麗な神秘的な光景でしたよ。
ちなみに、日蓮聖人御生誕の折にも彩雲が現れたそうです。 彩雲は瑞雲とも言われ、どちらかと言えば、吉相と見られるようです。 日蓮宗には阿弥陀様が御迎えに来るという教えはありませんが、 真宗での紫の雲とともに阿弥陀様が迎えにおいでになるということは、そりゃもう喜ばしくめでたいことなのではないでしょうか? あの阿弥陀様がわざわざ、おいでになるのですから、「嫌だー、まだ来ないで!」と言うほうが失礼なんじゃないですか??
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