タイトル | : どこにでもある光景 |
記事No | : 2330 |
投稿日 | : 2014/04/02(Wed) 10:45:10 |
投稿者 | : 桃青 |
『新潮45』4月号、現在の政治家を批判する文章の中にあった言葉。
「いつも仲間内で語っていることを当然の正義正論のように考える。客観的な事実よりも、自分たちが描くストーリーに酔ってしまう。仲間も取り巻きも同じ考えだから違和感はない。そして何かの折に外部に向かって発信する。」
わはは。現在日本の政治家のグループばかりでなく、このような構図はどこにでもある。 世の東西の宗教団体も同じです。 最近の私の憂鬱を的確に、表現してもらったようで、すっきりしました。 そう、これが言いたかった。
そして、少し前には、佐村河内氏とその周辺を「民衆が求めるストーリを与えてカネを取るビジネス」、と評していたが、これを読んで、宗教団体のことかと、思った。(笑)
お釈迦さまも、日蓮聖人も、民衆の求めるストーリを「民衆が求めるから、それで心が癒されるのなら。」と、垂れ流すことを教えられたわけではないのに、人間の苦をもっと深く御覧になって、法を説かれたはずなのに、、、、どうして、こう安易なストーリーばかりが横行するの? ああ、やっぱり憂鬱だ。
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