平成16年ゴールデンウィーク「北近畿でベテラン車両と握手ツアー(爆)」レポート
…えらいアレな題名ですが、まあそういうコンセプトの旅行でしたので(^^;)。
平成16年(2004年)5月1日〜4日に行ってきました。
1日目:5月1日(土)
佐世保を13:26発の快速で出発し、早岐で乗り換えて有田駅で一度下車。
陶器市で賑わう街をしばらく散策した後、有田15:12発の臨時特急「みどり96号」で博多へ。
「みどり96号」はなんと「リレーつばめ」用787系電車6両編成(本来の編成より1両減車)。…まさか佐世保線で「つばめ姉さん・タイプR」を見る日がこれほど早く来ようとは(笑)。
「リレーみどり(?)96号」。上有田駅にて。
さて、博多には16:49に到着しましたが…しまった。やることがねえ(爆)。
「みどり96号」への乗車はかなり衝動的に決めたことだったので、当初予定通りに指定券を確保していた「なは」までの時間をどうするかを考えてませんでした。アホです。
とりあえずヨドバシカメラやベスト電器コンピュータウンはかた(9日で閉店だそうで…)等を回った後、交通センター内のネットカフェに3時間程度潜伏するはめになりました。…最初からこうなるんなら他にもっと時間の潰しようもあったんでしょうけど。
2日目:5月2日(日)
深夜の博多駅。ギター片手にうなってる兄ちゃんがうるさいぐらいです(こら)。
それを横目に、上り「なは」に乗車しました。レガートシートは窓際がほぼ埋まる程度の乗り具合。
1〜2時間程度ウトウトした程度でしたが、特にきついということもなく、翌朝福山駅で下車して0系「こだま」で岡山へ。
…乗り継ぎ割引狙いです。ひでえ。
岡山駅で1時間ほど待って姫路行きに乗り、上郡で下車。智頭急行線経由で今日のひとまずの目的地・豊岡に向かうのですが、今日は後述のとおり遅くても13時台には着いてないといけないわけで、結構余裕がありません(そんな日程組むなよ)。
「スーパーはくと」。上郡駅にて。
智頭急行線は「スーパーはくと1号」で突破、智頭で鳥取行き普通列車に乗り換えました。(これまた特急料金節約のため。これでも山陰線上りへの乗り換え列車は同じだったりする)
なんとエーデル車で運転の全車自由席快速「あまるべロマン号」。香住駅にて。展望室は暑かったので一般室へ早々に退散。
浜坂・香住と乗り換え(浜坂〜香住は”エーデル”車使用の臨時快速「あまるべロマン号」)て、城崎からは特急「北近畿14号」に一区間だけ乗車(周遊きっぷゾーン券使用)して、豊岡には13:40着。…さあ、走る走る(爆)。
何しろ豊岡駅隣接のJR豊岡鉄道部での「但馬」用キハ58系公開時間は14時までなので、ゆっくりしてると間に合わない。
それでも何とか間に合って、20分程度ですがいろいろと撮影できました。
リバイバル急行「但馬」のキハ58系5両編成。豊岡鉄道部にて。
除雪用DE15とイベント車両「セイシェル」。
豊岡鉄道部を辞した後は、北近畿タンゴ鉄道宮津線で天橋立へ。2両編成ですが、ほぼ7割近い乗り具合を保ったままでした。
天橋立ではロープウェーで登って展望を…と考えてましたが、現場に行ってみると待っている人の列が多いこと(滝汗)。
結局天橋立本体の入り口側をしばし散策するにとどまりました。へたれですな。
一旦今日の宿、西舞鶴駅前のホテルに荷物を置いた後、再び夜の天橋立へ。駅前の温泉「智恵の湯」に入ってきました。
…ちーとは智恵がついていればいいんですけどね。
3日目:5月3日(祝)
ホテルを6時半ごろに出発し、まずは駅近くの田辺城(舞鶴城)跡へ。後の熊本藩主、細川家ゆかりの城です。
で、東舞鶴まで1往復した後、昨日行った道を再び今度は天橋立のちょっと先、野田川駅へ。
ここで加悦フェローラインバスに乗り換えて、加悦SL広場へ向かいました。
ちょうどSL広場は「春まつり」の最中で、いろいろとイベントが開催されてました。
構内運転のDL+客車(ハ21)に体験乗車(地元テレビ局の取材班も来てました)したり、保存車両の撮影などした後、広場を辞して隣接の食堂兼売店で昼食に。
リクエストすれば車両内(旧キハ08形…元々は客車オハ61系だったりするので、車内は旧型客車そのもの)で食べられるとのことで、当然のようにお願いして食べていると…今回動態復元されたキハ101形の構内運転の案内が(爆)。
しまった。あと十数分粘っておけばよかった(後悔先に立たず)。
…まあ、構外からでもそれなりに撮影はできましたからいいんですが。
構内運転中のキハ101。加悦SL広場食堂脇にて。
食事後に土産を買ったりしてから、線路跡利用のサイクリングロードを一路旧加悦駅跡へ下りました。
さすがに、約2キロを荷物付きで歩くのは結構ハードでしたが…(汗笑)。
旧加悦駅跡は現在加悦町役場になっていまして、駅舎は移転復元の上観光案内所になっています。
旧加悦駅舎。現役当時の場所から約100m程度北へ移転しています。
ここからはバスで野田川駅に戻るつもりだったのですが…
案内所に確認してみると、ちょうどその時間のバスがない(うわあああ)。←せやからそういうことはちゃんと確認しておけと…。
後の予定もあるので、泣く泣くタクシーを呼んでもらいました。がくり。
野田川からは「タンゴディスカバリー66号」〜「はしだて6号」で京都へ。閉館時間間際の梅小路蒸気機関車館に駆け込みで到着しました。機関車もさることながら、いまやかえって貴重品となった原色50系客車や旧型客車が目当てです。…少しひねくれてますな。
50系はまずまずですが、旧型客車2両の方はかなりよろしくない状態です。塗色は褪せ気味だし、後ろの車両は屋根がそうとう危ない状態ですし…。せめて構内運転に耐えられるくらいには復活して欲しい所ですが。
見学後は一度丹波口駅まで出て、223系の臨時快速「嵐山わかば号」で梅小路の連絡線を通って大阪へ。
臨時快速「嵐山わかば号」。大阪駅にて。
で、一度京都へ戻ってから、新快速〜(西明石駅)〜0系「こだま」〜(姫路駅)〜「あかつき」レガートシートで帰路につきました。
最終日:5月4日(休)
「あかつき」は早朝5:58に博多到着。どんたくに湧く福岡市内を散策し、パレードも見物した後、「みどり」で佐世保に無事帰着しました。
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