九州新幹線先行開業時のダイヤ素案(雑誌記事風に)
(注)これは平成13年9月現在の情報を元にして鉄道雑誌記事風にまとめた個人的な
   (願望入りの)素案であり、JR九州、沿線各県等とは何ら関係はありません。


○九州新幹線鹿児島ルート先行開業によるダイヤ改正について

 かねて建設が進んでいた整備新幹線のうち、長野(北陸)新幹線、東北新幹線盛岡〜八戸間に次ぐ3番目の路線として九州新幹線鹿児島ルートのうち新八代(熊本県八代市)〜新鹿児島(西鹿児島を改称)間が今年12月1日に開業することとなり、関連するダイヤ改正について発表されたので、以下に概略を述べる。
 新開業区間は予定路線の内平成3年に先行着工されていた南部区間である。鹿児島本線千丁〜八代間に新設される新八代駅から南下し、新水俣(在来線に新駅併設)、出水(在来線併設)、川内(在来線併設)の3駅を経て新鹿児島駅へ向かう。
 最高速度は当面260km/時となっており、ノンストップで34分、各駅停車で45分となる。
 愛称は在来線でなじんでいること等から「つばめ」に決定しており、ノンストップと各停交互のほぼ30分ヘッドでの運転で定期28往復運転。新造された800系電車6両編成で運行される。


(写真1 現西鹿児島駅舎:この駅舎上に九州新幹線のホームが設けられる。H13.7撮影)

 新八代から博多方面は在来線が接続し、新八代駅にて同ホームで乗り換えとなる。
 鹿児島本線の特急はすべて「有明」に統一し、博多〜新八代〜八代間は「つばめ」に接続する形で1時間2本、水前寺発着と合わせて昼間20分間隔で運転する。朝夕2往復は第3セクター・しらぬい鉄道に転換した在来線に乗り入れて水俣発着となる。すべて787系基本5両+付属4両編成で運転。
 日豊本線では、新幹線に接続する「きりしま」が日中1時間ヘッドに増発された。原則として宮崎〜新鹿児島間の運転だが、鹿児島本線の「ドリームつばめ」とライナー列車を置き換える形で、朝夕に川内まで2往復が延長運転される。485系と783系各3両又は5両編成で運転。
 新幹線開業に伴い、並行する在来の鹿児島本線のうち八代〜川内間はJR九州から経営分離され、第3セクター鉄道へ移行した。
 会社名は「しらぬい鉄道」。JR九州と熊本・鹿児島両県、沿線市町村、沿線バス会社が出資している。
 車両は817系電車2両編成8本を新製した。基本的には八代〜水俣間、出水〜川内間は昼間30分間隔、県境の水俣〜出水間は1時間間隔で各駅停車で運転され、新水俣・出水では九州新幹線と接続をとる。また前述のとおり、朝夕には水俣まで直通特急がJRから乗り入れる他、しらぬい鉄道車両による快速列車を熊本〜水俣、出水〜新鹿児島に運転する。
 その他、寝台特急「なは」1往復と、JR貨物の貨物列車が4往復運転される。


(写真2 817系電車:平成13年10月改正で福北ゆたか線と長崎・佐世保線へ投入された。早岐駅にて、H13.9撮影)

(以下、必要と思いつき(←をい)により順次加筆予定です…平成13年9月26日記)

「させぼ版たびてつ友の会」へ戻る。

めいんぺーじへ戻る。

とっぷぺーじへ戻る。