へなへな忘年会(1999冬・静岡)その2(携帯版)
一汗かいた後はフロですな。
一同「ふじの湯」に。
早速ルービを用意して露天風呂に!!!
さあっ!!プルトップを開けるぞぉ!!!!!
ありぃ??
何かタダナラヌ雰囲気。
うげげげげ!!
何か体がカラフルな人々がぁぁぁ!!
しかもこちらを睨み付けてるよぉぉ!!!
フロから出るとあたりは真っ暗。
細い舗装路をクネクネと登る。
オニの様にライトが暗いTW、前と離れたら暗闇地獄だぁ!!
必死に付いていかねばぁ!!
コーナーを一つ二つ曲がる度に、高度が上がる度に、益々輝きが広がっていく夜景!!
「日本3大夜景」はマユツバかも知れないけれど、それでもかなり立派&幻想的な夜景ですな。
思わず立ち止まってみたいけど、離される訳にはいかないし・・・・・・・
ギアを一段低めにして、回転数をあげながら明るさをキープ。
今日はエンジンに負担をかけまくりですな。
などと思っている内にやっと到着!!!
次々と行動が裏目に出て、自爆的恥を晒しながらも・・・
いよいよ野田山宴会!!
しかし、恥は更に続くのであった
冬至も近いこの季節、6時前だというのに既にドップリと夜。
更に輝きを増した夜景をバックにシルエットとなったバイクから荷物を降ろし、赤々と燃える焚き火に迎えられる。
早速ルービだぁぁ!!!
魚類をつっつきながら、いよいよ熱燗でも始めますか!!
富士川駅近くのコンビニから担いできた、何やら地酒らしい一升瓶を・・・・
「えっ?それを熱燗にするのぉ?勿体無い!!!」
そ・そうなの?そりではヒヤで。
グビッ。
おおっ!!イケてますな!!!
グビグビッ。
こりゃ口当たりが良いですな!
グビグビグビッ。
サカナにも合いますな!!
グビグビグビグビグビ・・・・
これがまた裏目に・・・・・・
終了ぉぉぉぉ!!!!
サワヤカな青空、芝生に転がればポカポカしてくる陽気。
ノタノタと起き出し、いざなわれるままにマグナムドライを・・・・・・
完全に生ゴミ化し、ウダウダと恍惚の時を過ごすうちにうたた寝。
気が付くと昼過ぎ。
既に林道部隊からは破門されている。
仕方が無いので更にルービを・・・・
夕闇が迫り、いよいよ撤収が始まる。
最後まで残っていたテントをアタフタとたたみ、次々と出発していくクルマ・バイクに続いて下山を開始・・・・
あ・ありぃ?何かがおかしい!!
まっすぐ走れない!!
こりはいったい!!!
マシントラブルでは無い。
想像以上に酔いが残っているのだ!!!!
このまま走るのはヤバいのでキャンプ場に戻り、しばらく休む事に。
駐車場の階段に横になり、しばらく仮眠。
寒い!!とにかく寒い!!
再びテントを・・とも考えたけど、食料も何も無い。
ウツラウツラと過ごすうちに、小一時間位すぎたであろうか。
辺りは暗闇となり、再び眼下には夜景が広がっている。
昨夜も眺めた夜景。
同じ夜景であるにも関わらず、大勢で楽しく見下ろしたのに比べ、何とも遠く、そして何とも冷え冷えとした灯りであることか・・・
アメーバー化した脳細胞で、ふと考える
「嗚呼!チャンポンが食いてェ。それさえ食えば復活しそうな気がする。いや!復活するに違いない!!この際みそラーメンでもいいや!!!でも、みそチャンポンは邪道なのだろうか・・・・」
さあ!!帰ろう!!
あの灯りの中に。
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