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難民ドーム(飲み食い道楽)

みちのく、とある漁港にて

キャタピラ(1998冬)

冬のある日、突如参加が決まった「みちのくうまいもの紀行」。
間もなく、我々にその生涯を閉じさせられてしまうであろう海の幸を求め、「みちのく軍団」黒さん・みちのくマスター両氏との出会いを求め、岩BMW+梅+ひま3名で、遥かこの胸は北へ流れる〜のだぁ!!

えっ?
ちょ・ちょ・ちょっと待ってくれ〜!流れすぎぃ〜!!
時速***Kmの大爆走!
どうしちまったんだい!
しかも「drinking highway」。
小春日和に誘われたライダー達をブチ抜き、ベンツでさえもあおりまくってその餌食とする。
め・目が回るぅ〜!!!!!
遂には、
「ひどい〜!あんまりだわ!あたし、もう許さないからねっ!」
と、GTRの覆面パトが現れる。
あっという間に赤灯が回り、The end・・・
となったのは、なぜか他の車。
その車は、力なく路肩へ。
いや〜いいですな〜。
なんたって、「他人の不幸は密の味」なのだ。

わずか3時間で、仙台黒さん邸に着いてしまう。
新幹線より早い!
梅と、
「俺達だまされてない?実はここ、那須あたりでは?手の込んだ事しやがって!」
などと語りあいながら、黒さんとご対面!!
黒さんは、丸い体で、非常にノロノロと部屋の中を歩き回り、半身を水に浸からせて目を細めている。
背中がとても硬い・・・
訳はなく、それは黒さん家に20年も住んでいる「座敷カメ」であった。
そのカメの首とか、耳の後ろなんかを(もみもみ)してみると、「ごろごろ」鳴いて「気持ちいい〜」といっています。
(大うそ)

黒さんと合流し、いざ松島方面に。
たそがれ始めた、名も無い漁港の片隅で、(本当は、ちゃんと名前は有るのだろうけど・・・まあ許してくだされ。)カキ・ホタテを入手し、炭をおこす。
そこへ、ビールと共に「みちのくマスター」登場!!
さっそく、耳の後ろを「掻いて」やると喜び、おなかを見せて転がってきます。
そしてゴロゴロして・・・
(これも当然ウソ。いい加減にしやがります。)

「スーパーホップス」のCMで、「ホタテの口を開ける勝負」のシーンが有りましたが、実際にやってみると、CMの様に「一気にパックリ!」とはいきません。
ホタテ「あ〜!もうだめ〜!」
いったんは口を開くものの、思い直したように
ホタテ「いけませぬ。故郷には病気のおとっつあんが・・・・」
と、閉じてしまいます。
梅 「よいではないかぁ!よいではないかぁ!(悪代官風に)」
炭をあおりまくると、その繰り返しの果てに、
ホタテ「もう、どうにでもして!!でも、やさしくしてねっ!」
と、大口あけて息絶えます。
この様に、ホタテ・カキ・そしてビールも、きっちりとトドメをさしてやりました。

この後も、東京に帰りつくまで延々と「度重なる内戦により、飢えにさいなまれている人々」を愚弄し、足蹴にするような「食いまくり・飲みまくり道中」が続くのであった。

あ〜。
今度はバイクでいきて〜!
「七輪」と「太田胃散」を持って。


難民ドーム(1999夏)

17:30。
ヤクザ風黒スーツの腹黒おぐらんと、水道橋で待ち合わせ。
居並ぶダフ屋をかき分けながら、いざドームへ。
おぐらんが腹黒くせしめたチケットで、巨人VS横浜の野球観戦なのだ!!
だが…

むぉお満員!
外野立ち見となる。
我々が立ち見している後ろの壁には、みちのく風高校生達がぐったりともたれて座り込んでいる。
もちろん、グラウンドが見える訳が無い位置で。
修学旅行かなんかなんだろうけど、見たくも無い野球に連れてこられて・・って感じ。
しかしねぇ・・・・
制服姿の女子高生が地べたに座り込み、大股開きで弁当を食べる姿!!
おぐらんが後ろばっかり見ているわけだ!!

ワリコミオヤジに、おぐらんがケンカを売るのを止めたりしているうちに試合開始!
そしてるーびぃ!!!
ルービは、例のドーム名物!
おねーちゃんがタンクを背負って歩き回っているヤツ。
しかし800円は高い!!
ムムムムムムム?
ドライ・一番搾り・モルツなどなど各種のビールねーちゃんがいるけれど、どれを買っても800円。
同じ金額ならば、やっぱり「ヱビス」でせう!!

「ヱビス」のおねーちゃんは、長野五輪のスノボのユリッペみたいなカワイイ子。
我々が「ヱビスヱビス」と大騒ぎするものだから、すっかりチェックされ、2〜3イニングごとに必ずやってくる。
数十メートル離れた位置からも、こちらをチェックしている。
目が合おうものならニッコリ笑顔で、ビールを注ぎながら突進してくる!!
オロオロと払う1600円・・・

横浜が大量リードで迎えた終盤。
帰ってしまった人々の席を見つけ、そこに移動。
やっと座れた。
ホッと一息ついていると・・・
えっ!!
ヱビスねーちゃんが、座席に潜んでいる我々を見つけ出して突進だぁ!!
「ここにいたんですかぁ?私、9時で上りなんで・・・」
お〜っとぉ!!お誘いかぁ?
いやぁ、弱ったねぇ・・グフフ・・
「あと2杯だけ買ってぇ」
か・完全にカモだぁ!!
またまた飛んでく1600円。

¥800×5(杯)×2(人)

既にネット裏席以上の金額がハラに消えた。


縦断!相模の国(1999冬)


相模川・猿ヶ島

「三浦半島の朝市で旨いサカナを食おう!!その後は相模川でオフ練!!」
うむ、有意義な計画ではないか。
気合いを入れて(ホントは朝が辛いから)前日から移動開始!!のハズが・・
バ・バイクが動かないよう!!!
と・とにかく電車ででも行こう・・

横須賀哀愁巡り

土曜夜、京浜急行で追浜に到着。
そこで『哀愁探検隊』と合流し、まずは哀愁の銭湯に。
ひなびたノレン・年代物の下駄箱・旧式番台・脱衣場には籐のカゴ・異常に熱い湯加減・積み重なるケロリン桶・・・・
どれ一つとっても、『哀愁』以外の言葉が思い当たらず。

哀愁の質屋・哀愁の商店街・そこを歩く哀愁の女子高生などを眺めながら、哀愁の串焼き屋でカンパイ!!
そして・・・・・
哀愁の某社の寮に勝手に潜り込んで就寝?(宴会)

三浦朝市

まずは金田漁港へ。
いかにも「新選ですぜ!!」と居並ぶサカナ達。
どれもこれもウマそうに見えてくる。
次々と買いたくなるのをグッと堪えて悪質試食荒らし。
おサシミ定食の朝飯後に、狙っていた干物を買いに行くと・・・
見事売り切れ!!

更に三崎港を目指す『朝市探検隊』。
ワタクシは不覚にも「第一次眠り病」に犯されてしまい、むらやのダットラの荷物と化す。
目が覚めたのは相模川到着直前・厚木市内・・・・

相模川練習

バイクが無いので、当然クズ部隊に。
炭火でヅケなどをあぶってウマウマ!!
ルービーにもピッタシですなぁ!!

自分が走らない事を良い事に、勝手に口だけの『ひま師範の、登れ!ヒルクライム』を。
ルービー片手に
「ここを登りたまいっ」
「はいっ!そこで一時停止!坂道発進」
などとやりたい放題!!
急坂の途中でスタックし、後輪の半分位を埋め込んでしまったピーチ姐さんに、愛息子をあやす笑顔とは正反対の形相で
「キ・キサマァ!!責任とって救出しやがれ!!オラァ!!!」
などと叱り付けられ、オロオロとバイクを持ち上げたりしているうちに・・・・
急激にメマイを感じたインチキ師範、むらやのダットラに逃げ込んだ途端に「第二次眠り病」に犯される。
目が覚めるとあたりは真っ暗!!

モトパン紅白歌合戦

引き続き「第三次眠り病」を患い、ワケの判らないうちに到着していたのがカラオケボックス。
いきなり2チームに別れて、採点付きの80年代限定歌合戦!

ぴったしチーム:塾長/部屋ようこ/ねり/ぱらいちお/ぷにい

かんかんチーム:K山商会/Aせんせい/はっちょり/むらやの/峰部長

司会の久米宏 :ひま

結果は僅差(?)で「ぴったしチーム」に凱歌が!!!!

各人の奮闘振り及び評価は

何と言っても世良で勝負:ぱら壱夫☆☆☆☆☆
ノリノリアップテンポで勝負:塾長☆☆☆☆
じっくり聞かせて勝負:K山商会 ☆☆☆☆
レパートリの広さで勝負:はっちょり☆☆☆☆
こりは意外!!「P」で勝負:ねり☆☆☆
こりも意外!!「G」で勝負:むらやの☆☆☆
青春歌謡で勝負:みね部長☆☆☆
以下、「たーへー」
部屋 :☆☆
A先生:☆
ぷにい:☆
ひま :☆

延長延長の末・・・・・

ピーチ家のDTと共に、A先生号でトランポされていくクズひまであった・・・


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