第一回のネタは「風が吹けば桶屋が儲かる」です。
「風が吹けば桶屋が儲かる」。この言葉について改めて考えてみると、すこし
不思議な感じがしないでしょうか。もしかしたら、風が吹くと砂ぼこりが舞い
上がって、それで顔や体が汚れるから風呂にはいるために桶が必要になって、
桶屋が儲かる、などとお考えの方もいるかと思います。
違います。実際はそんなに単純ではありません。本当の理由を以下に示しましょう。
proof)
風が吹く→砂ボコリが舞う→目にはいって失明する→三味線弾きが増える→三味線が売れる→猫が殺される→鼠が増える→鼠が桶をかじる→桶がなくなる→桶を買わないといけない→桶屋が儲かる。
q.e.d.
いきなり「三味線弾きが増える」となっているのは、江戸時代の通俗的な概念として、目の見えない人は三味線弾きだと相場が決まっていたからです。
さて、理解していただけたでしょうか。これでもう、些細なことで不眠症になるという不安が1つ減りましたね。
このようにして、ほとんど意味が無いけどほんのちょっとだけためになるようなことを載せていこうと思います。御意見・御感想・要望などをお待ちしております。
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