2020年2月に実施した沖縄クイズ愛好会の例会の企画で、自作のボタンを使いました。このページではこれらを動画で紹介します。
クイズサークル等で活動されている方のアイディアになるかと思い公開しました。動画のサイズがそこそこあるので、携帯の4G回線を使うのではなく、使用量を気にせず使えるwifiや有線LAN等で動画を観たほうがよいかと思います。
糠に釘 暖簾に腕押し 猫に小判(字余り)。見た目は普通のスイッチと変わりませんが、カチッとしないボタンです。
SFとか特撮なんかで機械にスイッチを入れるとき、よくつかわれてるやつです。あれをボタンにしました。
ぱっと見のインパクトはいちばん分かりやすかったんじゃないかと思います。
小さいのは希少価値だ、ステータスだ。
作るとき、ボタンの配置に悩みました。ボタン自体が小さく、箱の真ん中に配置しようとしたら耐久性が落ちて箱自体が割れそうだったので、箱の側面にとりつけました。
昭和の頃のTVチャンネルを回すのを追体験できます。例会のとき、これを間違えてトグルスイッチと紹介してしまい、後からツッコミを頂きました。この場で訂正させていただきます。失礼しました。
ツマミをひねるとカチカチいうので、ほんとにTVのチャンネルを回す感覚に近いものがあります。おっさんホイホイなボタンです。
看護師を呼びたいときに使われてるあれです。早押しボタンを親指で押している人にはあまり違和感は無かったかも。
当然といえば当然ですが、パーツ屋さんってこういうのも売ってるんだなあ、と感動しました。
寝るときに灯りを消すのに便利なやつです。あと、昭和のコタツで使われてたやつ、と言い換えてもいいかも。
パーツ屋さんでこれを見かけたときは、少しうれしくなってつい買ってしまったことから、これを作りました。
早押しボタンの箱の外面にはボタンがついていませんが、傾斜スイッチが内蔵されていますので、ボタンをひっくり返すと反応します。
個人的に、今回作った中でのいちばんのお気に入りです。
ボタンを押すと、取り付けられている小型コンピュータの制御によりで1秒〜2秒のランダムな時間がたった後に反応するようにしたボタンです。早押し好きな人には忌み嫌われる仕様です。
このボタンですが、作成する際にイギリスBBCが製造しているmicro:bitという教育用の小型コンピュータを使っています。Raspberry PI を使ってもよかったかもしれませんが、こっちの方が安価でしたので、今回はこれを使いました。このボタンで問題に答えようとしても、この仕様によりだいたい押し負けてしまいます。このボタンを使うことになった人は運が悪かった、としか言いようがないので、このボタンに付けた二つ名は「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった。」としました。
ボタンを16回押さないと反応しないスイッチです。遅延スイッチと同じく、取り付けられている小型コンピュータで制御しています。遅延スイッチと違うのは、小型コンピュータに入れてるプログラムだけです。
このボタンの仕様がなかなか鬼畜で、ボタンを押して0.5秒経つと押した回数が0回にリセットされてしまいます。なので、秒間2連打未満の速度だと解答権をとることができません。それ以上に、最初のうちにある程度押しておいてから問題を聞く、という姑息な手段がとれないようになっています。なので、例会のときにこのボタンに付けた二つ名は「最終鬼畜早押しボタン」としました。