部屋に着くと、ジロウはまっすぐベッドルームへ向かう。そして、ヒサシをベッドに投げた。
「いてッ、何すんだよ!」
今の投げられた痛みですっかり目が覚めたヒサシがジロウを見上げて怒っている。
「それはこっちの台詞なんだけど?」
ベッドの脇に立ったままでジロウが冷たい声で、冷たい目で問い掛ける。
「テルになにされてた訳?」
覚めた目で見下ろすジロウにヒサシは慌てて答える。
「だからっ…酔っ払って抱き着いてきただけっ」
「じゃあ何をいやがってたの」
「…キスしてこようとして…」
「されたの?」
「するワケないだろ!」
そう叫ぶと、ジロウの頬を叩くヒサシ。
「オマエ、何疑ってんだよ!俺とテルが何かあると思ってんのかよ!」
ヒサシはジロウの胸倉をつかんで、怒っている。テルとの中を疑われた事に怒ったようだ。
「何もなかったって?」
ジロウは胸倉を掴まれても尚、覚めた目でヒサシを見ている。
「俺がっ、俺が好きなのは、オマエだけなのにっ!
オマエのこと好きだから…どんな事されてもいいと思ってるからっ」
ヒサシは掴んでいた腕を放し叫んだ。
突然のヒサシの告白にジロウは驚いて目を丸くしている。
それをみてヒサシは思った。(いつものジロウに戻った)と。
「……ヒサシくん…それホント?」
しばらくして我に返ったジロウがいつもの優しい口調に戻って問い掛けてくる。
「嘘なんていうわけないだろ!」
そっぽを向いて投げやりに言う。
そんな様子をみて、ジロウは嬉しそうに笑うと、すぐに何かを企んでいる表情になった。
「…正直なヒサシくんに免じて、今回は許してあげるよ。」
「もう、怒ってない?」
小さい声でそう聞き返すヒサシに優しい声で、
「怒ってないよ。でも…お仕置き。」と、言う。
「えっ?」
「あの時素直に謝らなかったお仕置き。」
ジロウは側にあったタオルを手に持って、意地悪そうに笑っている笑っている。
「な、なに…」
ヒサシが警戒した表情を見せると、ジロウはベッドから離れ出ていってしまった。
「ジロ…?」
ジロウはすぐに戻ってきた。手には水の入ったコップを持っている。
「何…?」
ジロウは水を口に含むと、ヒサシの首の後ろを押さえてキスしてくる。
「んっ」
ジロウの舌といっしょに冷たい水が流れ込んでくる。そして、なにやらラムネみたいな物も。
ジロウは激しく舌を絡ませて、それを飲み込ませる。
「ヒサシくん」
スースー
「さすが…即効性なだけあるね」
ジロウが飲ませたのは睡眠薬。


ヒサシが目覚めると…
両腕を頭の上で一つに縛られていた。服も脱がされている。
「なっ…ジロ…なに…」
ジロウはベッドの脇に腰掛けてヒサシを見下ろしている。
「あ、起きた?暴れたら困るからさ。以外にヒサシくん力あるじゃん?だから、睡眠薬。」
「…服は…」
「縛る前に脱がせたよ?だって、縛った後だと脱がせないでしょ?」
そう言いながら、ジロウも服を脱いだ。

「やっ…もう…」
「もう、何?」
「だからっ…挿れてっ…」
「何を?俺言わなかったっけ、お仕置きだって。許してあげる、とは言ったけど、ヒサシくん俺に謝ったっけ?
ごめんなさい、って言うまで挿れてあげないよ?」
「…やぁっ…」
「それ入れたままイク?」
ジロウが指差したのは、ヒサシの中に入ったまま動いているバイブ。
「やだぁ…お願い…挿れてっ…」
「じゃあ、ゴメンナサイは?」
「…っ、ごめん…なさいっ…」
「もうしません、は?」
「…もう…しま…せん…だからっ…」
「だから?」
「これっ…抜いて…。ジロウので…イキたいっ」
「やけに素直じゃん、ヒサシくんてば。いーよ、俺もそろそろ限界だし。」
ジロウはヒサシの中に入っているバイブを抜く。ついでにヒサシの腕を縛っていたタオルも解く。
「んあっ」
ヒサシが嬌声を上げる。
そして、ヒサシの足の間に入りこむと、ヒサシの中に自らの屹立したモノをおしこむ。
「ああっ!」
「痛くないでしょ?今までバイブ入ってたんだし。」
「ジロ…ジロ…」
ヒサシは力の入らない腕を必死に持ち上げてジロウの首に回す。
「ヒサシくん?」
「…ジロ…好き…愛してる…」
ジロウはヒサシの中にじぶんのモノを入れたまま、ヒサシを抱きしめて起き上がらせる。
正面から向き合って抱きしめあった状態になっても、ヒサシはうわ言のように「愛してる」を繰り返す。
「ヒサシくん、動いて?」
ヒサシの首筋にキスしながら問いかけるジロウ。
ヒサシはそろそろと自分の体を上下させる。
「んっ…ああっ」
「ヒサシくん、イキそうだね?」
弾ける寸前のヒサシのモノをいじりながら、意地悪くジロウは言う。
ヒサシは嬌声を上げながら頷いている。
「イキたい?」
ジロウの問いにもただ頷くだけのヒサシ。
「…ごめん、俺も限界。」
ジロウはヒサシを横にして、今度は自分が動く。
「ジロ…ジロ…あああっ!」
ヒサシがジロウを呼びながら果てる。
ジロウはその嬌声にキタようで、
「くっ…」
ジロウもヒサシの中に果てる。
ヒサシの中から自分のモノを抜いてベッドに倒れこむ。ボーッとしているヒサシを腕の中に抱き込む。
「ヒサシくん、やけに素直じゃん。どーしたの?」
「…んー…」
ヒサシは腕の中でまだボーッとしている。
「俺さぁ、久しぶりにきいたよ?ヒサシくんの愛してる。もう1回言ってよ。」
「やだ」
「なんだよ。ボーッとしてたくせに、そういうとこだけ即答しないでよ。言ってくれないの?」
「言わない」
「ふーん。」
ジロウはそう呟いた唇をヒサシの首筋に寄せる。
敏感なヒサシの首筋をジロウの舌が執拗に這いずり回る。
「んっ…ちょ、やめ…」
「もう1回言ってよ。『好き、愛してる』って。
「やだ。あっ…」
「言ってよ」
「言わない…」
ヒサシは顔を赤くして声を必死に抑えている。
「可愛いー、ヒサシくん」
ジロウが首筋から顔を離して、顔を赤くしたヒサシを上からニヤニヤしながら眺めている。
「見んなよっ」
ヒサシがジロウの視線から逃れようとひっくり返って、枕に顔を押し付ける。
「ヒサシくんこっち向きなよ」
「やだ」
「そんな可愛いと、もう1回しちゃうよ?」
「明日も仕事…」
「そんなこと気にしないの。ああ、でもタクロウくんに怒られちゃうな〜。」
「眠い…」
「ああ、寝ていーよ。おやすみ、ヒサシくん」
ジロウの言葉を聞いていたのか、いないのか。ヒサシはもう寝息を立てて寝ています。
「はえーなー。ま、今日は久しぶりにヒサシくんの『愛してる』も聞けたことだし、チャラって事で。
許してあげるよ。」
ジロウはそういうとヒサシの頬にキスをして、自分も夢の中へ…

おやすみなさい。



ごめん…なんかまとまってない上に長いし…。ジロヒサでした。初ですね。
途中のエロの描写を書かなかったのは…書いたらもっと長くなるから。
ご想像にお任せします(笑)。いや〜なんか、ジロウくんの嫉妬って怖いわ〜。
鬼畜っつーか…鬼畜エロ?いや…ただのエロ話か?
あー松ちゃん、ごめんよぉ〜。こんな感じで…どうでしょう?(弱気)