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熱帯魚との出会い
小学生のころから釣り好きで魚の料理を作るのも食べるのも好きという魚好きではあったものの、魚を飼ったりする趣味はありませんでした。そんなわたしでしたが、高3の時の文化祭の出し物で水族館をやろうという話になり、水槽や魚を持ち寄り、板に四角い穴を空け、水族館風にしたのでした。その時、初めて熱帯魚というものをじっくり見ました。30分くらい見入っていたのを記憶しています。その時、特に気になる熱帯魚がいました。カラーラージグラスです。黄色やオレンジの蛍光色がついた魚に「へぇ〜熱帯魚ってすごい色してるんだなぁ」と、とても感心しました。今となってはなんてこともない人工的に蛍光色を注射した魚ですが、当時は興味津々でした。すぐに色をつけた魚とわかったものの、一気に熱帯魚に興味を持ち、飼ってみたくなったのでした。
中学生のころからパソコン通信をやっていたので、熱帯魚のフォーラムを探してすぐに飛び込みました。PC-VAN(現BIGLOBE)の熱帯魚☆倶楽部です。ここには熱帯魚のエキスパートの方がたくさんいて、基本的な飼育方法からろ過の理論、器具の自作までといった熱帯魚についてを1から教えていただいたのでした。すぐにホームセンターで60センチ水槽のセットを買い、プラティやネオンテトラなんかを飼い始めました。プラティの繁殖に感動し、病気を乗り越えたりしているうちにすっかりハマってしまい、60センチ水槽1本からあっという間に10数本に水槽は増えていったのでした。
熱帯魚のおもしろいところは、見た目もきれいですが、繁殖に取り組んだり、器具を作るのにあれこれ考えたりするところや、熱帯魚の飼育そのものやその器具の理論は生物学、化学といった科学的なもののの集大成であるところだとわたしは思っています。
そのおもしろさにすっかりハマったわたしは大学の卒論もコケのつかない水槽や水処理の研究としたり、大学の実習航海では日本全国や世界各地に熱帯魚を連れていったり、アルバイトも熱帯魚屋でした。おかげで、船乗りになるという夢をあきらめ、今は熱帯魚に囲まれた生活を送っています。 |
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