塩ビパーツを使って水替え器具を作ろう!



ホームセンターでカンタンに入手できる塩ビパーツはアクアリストにとって強い味方です。いろんなパーツを組み合わせて使いやすい水替え器具を作っちゃいましょう!


水替え器具を作ろう!
 
現在、我が家では写真のような感じで水替えをしています。ポリバケツに水を張ってお湯とブレンド、ちょうど良い温度にしてカルキ抜きを入れ、お風呂ポンプで各水槽に給水していきます。給水の先端には水作のキスゴム式の給水グッズがついてますが、イマイチ使いにくいのです。

そこで思いついたのが写真のグッズ。ショップでバイトしていときに使用していたもので、汲み置き水槽からの給水ラインの先端についています。水槽に引っ掛けて給水することができるので、水槽から外れて水がこぼれる心配もいらず、バルブもついているのでいちいちポンプを止める必要もなくとても便利です。
記憶を頼りにホームセンターでパーツを探してみました。

そろえたパーツ
写真で全部。ホームセンターでカンタンに入手できます。
総額で2千円ほど。
塩ビパイプ
いろんな太さがありますが、VP16がアクア用には使いやすいと思います。
2メーターで400円ぐらい

ボールバルブ
これがあるといろいろ便利。パーツのなかでは一番高価かも。千円前後。
ホースジョイント
一般的なホースを接続することができる金具。400円ぐらい。

塩ビジョイント(メス)
雌ネジが切られており、ボールバルブやホースジョイントと塩ビパイプを接続するパーツ。40円ぐらい。
エルボー
塩ビ管同士を直角につなぐパーツ。30円ぐらい。


パイプカッター
以前は高価な工具でしたが、最近は100円ショップで写真のようなものが300円で売られています。キレイな断面で塩ビパイプをカットできます。
シールテープ
バルブやホースジョイン等の金属のネジ部分の水漏れを防止するテープ。ネジ部分にグルグル巻いてねじ込みます。
100円前後。



接着剤
塩ビパイプ用の接着剤。300円前後。
実家から飛行機で持って帰ろうとしたら、機内持ち込み禁止物品とのことで没収された。



作り方
1.寸法の計測
実際に使用する水槽を元に寸法を決めて行きます。塩ビパイプをエルボーやジョイントに差し込む分も計算に入れないと短くなってしまいます。
2.塩ビパイプのカット
決めた寸法でカットしていきます。塩ビカッターがあると、カンタンにキレイに切れます。ノコギリでカットしても良いですが、切り口が斜めにならないように気をつけましょう。
3.パーツの組み合わせ
接着する前に仮組みしてみましょう。バルブの向きがどの向きが使いやすいか。なんてことに気がついたりします。接着してからは手遅れです。
4.パーツの接着
塩ビパイプ用の接着剤で接着していきます。金属部分はそのままねじ込むだけだと、水漏れすることがありますので、防水テープといっしょにねじ込みます。

今回使用したパーツ以外にもT字型のものなどいろんなパーツがあります。アイデア次第でいろんなパーツが自作できますのでかんばりしまょう!

※塩ビ管もしくは接着剤から出たアク?で生体にダメージが出たという情報もあります。
今回、わたしが作成したような小さなものならば、さほど心配はいりませんが、家中を塩ビ管で張り巡らせた長大なラインを作成したときは、すぐには使用せずにしばらく水を流したりして様子を見てから使用したほうが無難かもしれません

バルブ無しの簡易バージョン。500円程度でできます。