1000円でできる!水槽台

大きな水槽もだいぶ安くなりましたが意外と高くつくのが水槽台。
ヘタすると水槽一式より高くなっちゃったりします。そこでオススメなのが、ビールケースとコンパネで作る材料費千円の水槽台です。

なぜビールケース?

ビール工場でビールケースが積まれているの風景を見たことがありますか?1ケースにビールが20本も入ってそれを10段も20段も山積みしてますよね。あれを見たときピーンと来ました。あれだけ積み上げてなおかつ野ざらしで何度も再利用するのですから、ビールケースってめちゃくちゃ丈夫にできているのではないかと。それなら家の中で水槽の台にするぐらい全然平気なのでは。と。で、試してみたら、とても均一サイズにできていて、積み上げても水平が保て、なおかつトータル150キロを超える90センチ水槽を置いてもびくともしません。おまけにお金がほとんどかからない。実に素晴らしい水槽台もといビールケースであります。

短所
それなりに短所はあります。まず見た目が悪い。当然です。実家の水槽の台もビールケースですが、玄関にあるのでビールケース剥き出しはあんまりですからダンボールで覆いを作ってスカートのように履かせてます。それになんか絵を書いてアートを楽しんでも良いのではないでしょうか。それと、下のスペースがほとんど使えないことですね。わたしの場合は水替え道具なんかを仕込んでますが。あんまり有効なスペースではないです。

用意するもの
ビールケース
本来は、ビールメーカーさんの持ち物です。わたしの場合は昔から付き合いのある酒屋さんに無期限で貸し出してもらってます。最近は激安酒店でビールを買うとそのままついてきたりしますので、返さずにためておくという手もありますね。ビールケース確保のためにビール飲み過ぎてかえって高くついた。なんて苦情は言わないようにお願いします。
コンパネ
(コンクリートパネル)
コンパネとはコンクリートパネルのことで、コンクリートを流すときの枠なんかにする合板のことです。なかなか分厚くて丈夫でなおかつ安いという水槽台にとても向いている板です。わたしの場合、ホームセンターで180cm×90cmのものを880円(税別)で購入しました。ホームセンターではカットしてくれるサービスもたいていやってますので、お願いしちゃいましょう。こんなのノコギリでギコギコ切ったら大変ですよ。4分の1にカットするとちょうど90cm×45cmと水槽と同じサイズになりました。実に素晴らしいサイズです。ちなみに1カット20円。2回のカットで計40円でした。今回の材料費はこのコンパネ代とカット代だけ。総額で千円かかってません。
ビー玉
台をセットしたときに水平かどうか確かめたいとき使います。
家自体が傾いていることが判明したりします。(笑えない)

作り方
1.コンパネを敷こう。
 コンパネを1枚もしくは2枚重ねて水槽を置きたい場所に敷きます。これでだいぶ重みが床に対して分散されますし、水平を確保できます。
2.ビールケースを置こう。

 ビールケースを積みます。2段くらいまでが無難です。わたしの場合、水槽の方を安定させたいので逆さに積んでいます。
3.さらにコンパネを敷こう。
 ビールケースの上にコンパネを1枚ないし、2枚敷きます。ビールケースの上に直接水槽を置いても平気ですが、これも重みの分散と水平確保のためです。
 ここで試しにビー玉をコンパネの上に置いてみましょう。転がるようだと水平でないですから、一番下のコンパネの下に薄い板など入れて水平になるように調整しましょう。
水平方向から見た感じです。
4.水槽を載せよう。
 水槽を載せて完成です。ビールケース剥き出しがイヤなのであれば、ダンボール等で覆いを作ると良いでしょう。