土が剥き出しの庭なので門から玄関まで行くだけで靴が泥だらけです。
舗装したアプローチを作る必要があります。その一連の作業の記録です。
どういうふうに舗装する??
舗装するにもいろいろ方法があります。ホームセンターに行っていろいろ調べてみました。
砂利
敷石
砂利を敷き詰めるのも一つの方法。でもちょっと味気ないかな・・・という気がしたのと敷き詰めるにはいったい何袋必要になるんだろう?どうやって運ぶんだという疑問がフツフツ・・・
四角の敷石をベタに張りつけるか、丸か四角の敷石をポツンポツンと置いていくか・・・これまたお金かかりそうなのと運ぶの大変。土剥き出しもイヤなのでこれまた却下。
平板
自然石
レンガ
カラーバリエーション豊富だけど、量を買うのはこれまた大変そう・・
ジグソーパズルのように組み合わせていく石板。おもしろそうだけど、割と薄いのですぐ割れちゃいそうなのと高くつきそうなので却下。
雰囲気良い感じのレンガ。値段も安いし、種類もたくさん。レンガを敷き詰めることに決定!
というわけでレンガを敷き詰めることに決定しました。それにしてもレンガの種類はホントに豊富。さらにカラーバリエーションまであります。大きさ、値段のいいとこどりで「アンティークレンガ」という角が欠けた味のあるレンガに決めました。
レンガで舗装する
@ 設計
レンガの敷き方にもいろいろあります。
いろいろと紙に書いてみましたが、写真のようなパターンにすることにしました。
両サイドを縦において行き、長いレンガ3つの列と、短いレンガ2個、長いレンガ2個の列を1列おきにおいていきます。
A レンガの買い出し
設計図から必要なレンガの数を割り出し、車で買い出しに行きました。レンガ1個あたり2.6キロあるので一回ではとても載せきれません。数回に分けて買ってきました。最高で1回に120個運びましたが、車のサスはペッタンコ。かなりヤバかったです。合計で300個ほど買いました。
B 仮置き
買ってきたレンガをとりあえず敷き詰めてみて感じを確かめました。当初は門を入って建物にぶつかったところで直角に曲がる予定でしたが、レンガの節約と見た目も良いのでカーブのアプローチにしてみました。
C レンガ以外に必要なもの
仮置きのこのままでも良いじゃん。という冗談もありましたが、レンガをしっかり敷き詰める必要があります。レンガの下とレンガとレンガの間にクッションとして砂を詰める必要があり、レンガと砂の厚みの分、土を掘り下げる必要があります。以下のような道具が必要となりました。
砂
レンガと土、レンガ同士の間に詰めることでレンガの割れ、水はけなどいろんな効果がある。
クワ・スコップ
レンガと砂を詰める分の土を掘り下げるのに必要。
ゴム製ハンマー
砂の上に敷き詰めたレンガを締めるのに必要。普通のハンマーではレンガが割れてしまう。
水糸
レンガを敷いていくのに水平を確認するために必要。
五寸釘
水糸を張る支柱。
メジャー
土を掘り下げる深さや幅をはかる
ほうき
レンガとレンガの間に砂を入れて行くのに便利。
〜砂を求めて東へ西へ〜
今回の作業、意外に砂がたくさん必要になりそうです。ホームセンターで買うと結構高いんですねぇ。これが。1立方メートルで5千円。送料も5千円で計1万円だそうです。
そう言えば、河原に砂なんていくらでもあった気が・・・さっそく車を走らせ、橋の上から河原を見下ろすと、お〜河原に砂丘ができてます。こりゃーいーやと河原に入る道を探しました。ん?んん?全然河原に入る道がないぞ。行けども行けども河原に入る道はありません。バイクや自転車は入れるみたいなんですが・・・えっちらおっちら歩いて土手超えて砂運ぶのもアホらしいし・・・結局あきらめて、家に戻り、その話をしたところ「河原の砂取ると
捕まる
ぞ。」とのことでした。なにやら河原の砂は国土交通省が管理していて、砂の採取には免許がいるそうです。上流から流れてくるものなのに!むか〜し、わたくしが幼少のころ、孫のわたしのために砂場を作ってやろうと思った祖父が河原で砂をとって自転車に積んで土手を走っていたところ、当時の建設省のパトロールカーがやってきて事情聴取され、「孫に砂場作ってやろうと思って・・・」とバケツ一杯程度の砂を見せたところ、「川砂は少しでも取っちゃダメです。もとに戻して来て下さい」と怒られたそうです。とゆうわけで砂を取るのはやめましょう。捕まります。
それにしてもお役所様、河原から飛んでくる
砂ボコリを返したい
のですが、連絡すれば取りにきてくれるんでしょうか??
結局ホームセンターで土嚢袋一杯500円程度で購入しました。結局10袋近く買った気がします。詰め放題なので買い物上手の主婦よろしくとんとんとんとん詰めながら詰めたところ、
一袋50キロ
ぐらいの主さになりました。車の助手席の床の載せたりしましたが、載せるのも降ろすのもかなりたいへんでした。学生時代、こんなのよく
担いで走った
なぁ。とラグビー部の練習を思い起こせられましたが、翌日は筋肉痛でこれまたたいへんでした。
D 土を掘り下げる
ひたすら掘るべし。掘るべし。掘る深さはレンガ+砂の厚み
掘る幅は仮置きの時点でトレース済み。
高さは門のコンクリ、排水のフタを基準面に。それぞれに合わせて水糸を張る。
E レンガを敷いて行く
板で砂をのばすと便利
砂敷き終わり
あとはひたすらパターンどおりレンガを敷き、間に砂を詰め、ハンマーで締める
レンガの間に砂を詰めるのにはホウキが便利
半分完成。カーブ開始
フタの部分もうまくいきました
E 完成!
高低の微調整ののち、ついに完成しました!
門側より
建物側より
できたばかりなので多少ホコリっぽいですが、1週間も立てば砂もしまって良い感じになるハズです。周りの土の部分は洋芝にする予定です。