広広とした芝生の庭でサッカーのリフィテングやバーベキューがやりたい。わたしの夢でした。
その夢をかなえる一連の作業の記録です。
使用前
二週間後
三週間後

1ヶ月後
1ヶ月半後
3ヵ月後

芝生選び
芝生にもいろいろ種類があります。インターネットや書籍で調べてました。
2つに大別でき、それぞれの特徴、長所、短所があることがわかりました。


高麗芝
洋芝
特徴 ・ホームセンター等で良く見かけるポピュラーな芝。
・マット状のものが束になって切り売りされている。
・ゴルフ場のグリーンや国立競技場の芝
・種の状態で販売されている。
長所 ・入手しやすい。
・日本の気候に適している。
・冬でも青々とした芝生が楽しめる。
・葉が柔らかいので直接座っても気にならない。
・種なので初期投資が安く済む。
短所 ・冬になると枯れてしまう。
・葉が硬いので直接座るとチクチク痛い。
・比較的、初期投資がかかる。
・暑さに弱い
・病気に弱い


冬でも青々として柔らかい洋芝がいいなぁ。と思っていたのですが、インターネットで見てみると洋芝で失敗している人がほとんど・・・それも夏が乗りきれなかった。という事例ばかり。日当たりがかなり良い我が家では夏はキツいかなぁ?ということでメインは高麗、アプローチ周りは洋芝にすることにしました。

芝生を植える 
〜高麗芝〜
@ 庭の整地
芝を敷く土地の石を取って平らにします。芝生が生えてくると盛り上ってくるので多少掘り下げた方がいいようです。クワとスコップで掘って行きましたが、我が家の庭はかなり石があり、取り除くのが大変でした。また、掘り下げ作業が大変でした。表面を削っただけでもかなり土砂がでます。ほとんど作業が終わってから気づいたのですが・・・
全部を掘らないでまわりを盛り上げた方が楽だ・・・と。

ひたすら平らに・・・
これだけやるのに1日仕事
表面削っただけなのに一山!


A 芝生の買い出し
土地を測量し、だいたいの面積を出し、買う芝生の量を決めました。一束0.5坪分らしいのでとりあえず25束購入することにし、近所のホームホンターに買い出しに行きました。芝生売り場の目の前に車を横付けし、店員に事情を話し、お金だけ払って直接車に積ませてもらいました。さすがに25束もレジに持っていくのはアホらしいですからね。すると、なんと店員のお兄ちゃんがダンボール持ってきてくれたうえに全部詰みこんでくれました。わたしの車はワゴンRなのですが、リアシートを倒して荷台を作って25束積みこむとほぼ荷台いっぱいになりました。30束が限界かな・・・

載せるのはやってもらっちゃったので楽勝だったのですが、降ろすときは一人だったので、車もわたしも芝まみれになって大変でした。(あとでコイン洗車場の巨大掃除機のお世話になりました。)

25束でこんなもんです。
一束10枚。計250枚。


B 芝生張り
買ってきた芝生を張って行きます。張り方にはいくつか方法があります。
・すきまなく張って行く「ベタ張り」
・多少のすきまをつけて張って行く「目地張り」
・一枚おきに市松模様で張って行く「市松張り」
それぞれの張り方に長所、短所があります。すきまがないほど、早く仕上がりますが、それだけ芝生の量が必要になります。すきまが多ければ、芝生の量が節約できますが、それだけし仕上がりが遅くなります。わたしは早く仕上げたかったのでベタ張りにしました。

平らにした土地の上に多少やわらかい土を入れ、その上にひたすら一枚ずつ芝生を張って行きます。張り終わったら目土を芝の葉先が出る程度にふるいを使ってかけていきます。

ひたすら芝を張って行くと・・・「あらら?足りない。」計算では足りるハズだったのですが、5束分ぐらい足りません。買い足しに最初とは別のホームセンターに走りました。ホームセンターの芝売り場につくと「最初のとこより一束50円も安い!」しかも青々としていた状態もよさそうです。まぁ最初のホームセンターは積みこみをしてくれたのを考えればトントンですが・・・

このホームセンターでも芝生売り場の前に車を横付けしましたが、「勝手に積んでください」とのことで、とくに見張りもなく何束積んでも平気そうでしたが、小心者のわたしにそんなことはできるハズもなく、予備も含めて15束買ってきました。作業再開し、予定の土地にすべて張り終わりました。予備の分、数束余ってしまったので2列ほど張り増ししました。
買い出しを含めて約1日の作業ですべて完了しました。

上空より使用前
使用後
土だけの土地が・・・
まだほとんど枯れていますが
緑の芝生になりました。
芝が曲がっているのはご愛嬌

※芝が足りなくなったわけ
後日、訪れたさらに別のホームセンターの芝生売り場の張り紙でわかりました。
一束0.5坪。というのは目地張りした場合、0.5坪になるそうで、わたしのようにベタ張りした場合0.3坪相当になるそうです。なるほど。足りなくなったわけです。


C 芝の根止めの設置
高麗芝は順調に育ち始めました。このままでは他の芝の植物を飲み込んでしまいます。
そこでまたまたホームセンターに行き、根止めを一箱買ってきました。1枚38円だったかな。

プレート状の根止めをつないでゴムハンマーで土壌に打ち込んでいきます。
土壌が硬いと打ち込むのも大変!
スコップで多少掘ってから打ち込むと楽です。


D 芝を刈る道具
高麗芝はどんどん伸び始めました。だんだん歩きにくくなってきます。こまめに刈らないで長く伸びてから刈ると芝の茎を刈ることになり、最悪枯れてしまうそうです。そこで芝を刈る道具が必要です。
まず買ってみたのがハサミ。ブレードの角度が変わる優れもの。細かいところまで刈れますが、庭全体を刈るのはちょっと・・・
次に買ってみたのがバリカン。これまた庭全体を刈るのは大変です。
結局、電動の芝刈り機を購入。やはり広いところを均一に刈るには芝刈り機ですね!

とまぁ、結局、電動の芝刈り機を買ったのですが、ハサミやバリカンをもてあましているかというと、そうとは限りません。立体的な芝生や庭の隅の方の細かい部分は芝刈り機では刈ることができません。そこでハサミやバリカンが活躍しています。
続く・・・