宮脇俊三さん的生き方

1926年 埼玉県川越市にまれる。
1951年 東京大学文学部西洋史学科卒業、中央公論社入社。
1978年 出版部長、中央公論編集長、編集局長、乗務取締役を経て退社。
鉄道紀行を中心とする執筆活動に入る。 
2003年2月26日午前8時3分、肺炎のため東京都港区の病院で死去。76歳。

<注>「宮脇先生の経歴に乗務取締役となっていますが常務の誤りではと思います。訂正された方が良いよと思います。」というメールを01/12にいただいた。2重に驚いて、丁重にお詫びした。一つは宮脇俊三さんを、ついに「先生」と呼ぶ世代が出現したこと。また「常務」とワープロで入力したら、「乗務」が先に選択され、それがあまりにも宮脇さんにふさわしいとの思いから、意図的に修正していなかったのが、ユーモアとは受けとっていただけないこと。かつて、宮脇さんは、いつかは、そんな生き方をしたいという定年を控えた中高年の星であった。しかし今、尊崇の対象となって、遠くへ行ってしまった     (2002-1-27記述)


2001-3-1作成開始




宮脇さんの旅程を当時の時刻表から再現する。
■■■■■■■■■■■■「時刻表2万キロ」の旅程再現■■■■■■■■■■■■
宮脇俊三さんに触発されて続けている私の国内「鉄道」旅記録
■■■■■■■■■■私の新・チャレンジ20,000km■■■■■■■■■■
  宮脇俊三さんが発見した廃線気候のまね
■■■■■■■■■■■■もう乗ることのできない廃線区■■■■■■■■■■■■
  宮脇俊三さんには関係ないが…
■■■■■■■■■■■■青春18きっぷのパンフレット■■■■■■■■■■■■




【コラム・資料】
あの宮脇俊三を4日間も釘付け!「100島の旅」


【リンク】
青春18きっぷ旅行会



■知らない間に宮脇俊三さんの本が集まってきた。最近はできるだけ集めようという意志が働いて、古本屋を回っている。そうすると、どれを持っていて、どれを持っていないかが分からず、このところ数回、既に持っている本を買ってきてしまった。ということで、自分自身のために同氏の鉄道関係の書籍リストを作って、持っている本の表紙を添付することにした。

■宮脇俊三さんの偉大さは、鉄道オタクをするということは不健全で歪んだ精神が落ち込んだ陥穽であるという従来の通念と、記録には記憶のみでダメで証拠が必要だということを、同氏の教養と経歴によって打ち消したことにある。同氏は当時の国鉄約20000kmを完乗した。その証拠はない。そんな証拠を集めるより鉄道を楽しもうというのが同氏の立場である。
 28年会社員生活をして、その後20年以上も鉄道を楽しんでいる。かくありたいが、ありえようもないうらやましい生き方である。

■以下のリストは増補版時刻表昭和史(角川書店,1997年)の巻末のリストから、鉄道関係以外と絵本を除いた書籍のリストにその後出版されたものも追加している。自分自身は鉄道オタクを自称するには移動距離と蓄積知識が不足しているが、会社生活後の楽しみのための資料収集という位置付けである。


(2002-11-24)
ついに、インターネット古書店に手を出してしまった。というのも、このところBOOKOFFに通っても、宮脇さんの本が見つからないのだ。「日本の古書店」なら、簡単に手に入るだろうと思ったが、そうでもないようだ。今回は5冊注文したが、内一冊はすでに持っている本だった。これなら、インターネットで全冊そろえるにしても、それなりに時間と手間がかかることが分かった。たまに「日本の書店」を覗く楽しみが増えた。あと残りは10冊程度。集まってしまうとおしまいなので、あわてることはない。






2009-1-2現在  全31冊

表 紙 書 名 コメント
時刻表2万キロ
河出書房新社( 880円 )
1978年 7月初版

第5回日本ノンフィクション賞受賞
 まったく新しい表現ジャンルを開いた記念碑的労作である。あとがきに「内容はご覧のように阿呆らしいものであるが……。地図は私が書き、写真植字は安部さんが貼った。……」とある。この本の売れ行きから、国鉄、富士写真フィルム、弘済出版社が「いい旅チャレンジ20,000km」という国鉄全線区完乗という遊び企画を始めた。
最長片道切符の旅
新潮社(   円)
1979年10月初版 
汽車旅12ケ月
潮出版社(820円),
1979年12月初版
2002-11インターネット日本の古書店で入手。
時刻表昭和史

台湾鉄路千公里
角川書店(880円)
1980年12月初版
2002-11インターネット日本の古書店で入手。
時刻表ひとり旅
講談社現代新書(420円)
1981年6月初版
2006-4-6 Yahooオークションで入手。
時刻表おくのほそ道
文芸春秋(     円)
1982年4月初版
終着駅は始発駅
新潮社(   円)
1982年8月初版 
シベリア鉄道9400キロ
角川書店(   円)
1983年5月初版
終着駅へ行ってきます
日本交通公社(   円)
198う年2月初版
旅の終わりは個室寝台車
新潮社(   円)
1984年10月初版 
椰子が笑う汽車は行く
文芸春秋(980円)
1985年4月初版
2002-11インターネット日本の古書店で入手。

宮脇さんの本は、国内であると、鉄道に対する思いが強くでるが、それが海外であると、関心は鉄道以外にも及ぶ。人や事物の描写が楽しい。中でも、この本のフィリピン編は、最大の冒険話し。
汽車旅は地球の果てへ
日本交通公社(     円)
1986年4月初版
線路のない時刻表
新潮社(   円)
1986年4月初版
鉄道旅行のたのしみ
集英社文庫(   円)
1986年6月初版
私の途中下車人生
講談社(    円)
1986年10月初版

汽車との散歩
新潮社(   円)
1987年5月初版
中国火車旅行
角川書店(   円)
1988年2月初版
来週、中国に出張する。宮脇さんの乗ったコースの一部に乗車予定だ。たのしみである。
(2002-6-13)
途中下車の味
新潮社(   円)
1988年3月初版
ダイヤ改正の話
中央書院(   円)
1988年5月初版
ローカルバスの終点へ
日本交通公社(1300円)
1989年1月初版
■宮脇さん、いよいよ乗るものがなくなったか、ついにバスに手を出した。まあ、色々なルートを探してくるものだ。
車窓はテレビより面白い
徳間書店(     円)
1989年2月初版
失われた鉄道を求めて
文芸春秋(     円)
1989年2月初版
2001-5-3に北軽井沢にある大先輩の別荘を訪ねた。広い庭はそのまま急斜面にぶつかるが、その斜面を登ると、平坦な土地にでる。しかもこの平面は細長く続いている。これが草軽電鉄の廃線跡であった。
インド鉄道紀行
角川書店(   円)
1990年4月初版
日本探見二泊三日
日本交通公社(     円)
1991年3月初版
韓国・サハリン鉄道紀行
文芸春秋(     円)
1991年9月初版
旅は自由席
新潮社(   円)
1991年12月初版
夢の山岳鉄道
日本交通公社(     円)
1993年6月初版
2001-5-6にget
鉄路の果てに旅がある
小学館(1300円)
1994年1月初版
2002-11インターネット日本の古書店で入手。
鉄道廃線跡を歩く
日本交通公社(     円)
1995年11月初版
昭和八年渋谷駅
PHP研究所(     円)
1995年12月初版
ヨーロッパ鉄道紀行
日本交通公社(     円)
1996年7月初版
鉄道廃線跡を歩くU
日本交通公社(     円)
1996年9月初版
鉄道廃線跡を歩くV〜
日本交通公社(     円)
1997年5月初版〜
駅は見ている
文芸春秋(1400円)
1997年11月初版
豪華列車はケープタウン行き
文芸春秋(1143円)
1998年7月初版
乗る旅・読む旅
JTB(1500円)
2001年1月初版
2001-5-23 get
七つの廃線跡
JTB(1500円)
2001年1月初版
2001-12-1 get
「鉄道廃線跡を歩く」シリーズで宮脇さんが執筆した部分をまとめたもの。






【EURAIL Old Traveler】