ロマンティック街道とスイス・アルプス3大名峰
2006年9月9日()〜9月18日()
9/ 9(土) 出発 成田空港発(13:00)→フランクフルト(18:00)(泊)、 時差7時間
9/10(日) リューデスハイム→(ライン河クルーズ)→サンクトゴア→ハイデルベルク→ローテンブルク(泊)
9/11(月) ローテンブルク→(ロマンティック街道)→ディンケルスビュール→ホーエンシュバイガウ(泊)
9/12(火) ノイシュバンシュタイン城、ファドーツ、インターラーケン(泊)
9/13(水) ユングフラウヨッホ(アイガー)、グリンデルワルド、インターラーケン(泊)
9/14(木) フルガ峠、アンデルマット→(氷河特急)→ツェルマット(泊)
9/15(金) マッターホルン、ツェルマット(泊)
9/16(土) モンブラン、シャモニー、ジュネーブ(泊)
9/17(日) 帰路 ジュネーブ(12:00)→パリ(13:00,17:45)→
9/18(月) →成田(12:00)着
ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【出発編】
9月9日(土) 旅行第1日 快晴 出発 フランクフルトへ

■会社の休み(ステップアップ休暇5日間)を使って、外国旅行を検討。9月の3連休とつなげれば10日間の日程が組める。2ヶ月前からあれこれ迷って憧れのスイス・アルプスと決めた。ただし、山の天気が1週間悪い事は良くあることなので、保険を掛けようと思いもう一箇所山以外の観光地を探した。スイス・アルプスの近くと成ると、ドイツ・ロマンティック街道やパリをつけるのが定番で3箇所巡りも有ったが、ドイツを足す事にした。パリはまたの機会に行きましょう。主に近畿ツーリスト、日本旅行、阪急交通社の3社から探し日程と訪問地が合う日本旅行社の《大・好・き スイス》ロマンティック街道とスイス・アルプス3大名峰10日に決めた。
 出発は9月9日(土)8:25自宅から自家用車で出発。成田の駐車場まで1時間半で着く。そこから駐車場のバスで成田出国ロビーへ。10時半に旅行会社のカウンターへ行き添乗員さんに手続きする。今回の旅行は31人と多いので不安。添乗員も30歳くらいの女性で不安x2。11時集合なのに最後の到着でチェックインしたらしく団体の席で妻と離れ離れと成ってしまった。添乗員さんに頼んでおいたら、席を動かしてくれて何とか通路を隔てた隣の席になる。しかし我団体は満席の中最後尾(帰りも)。31人の団体は新婚さんの組みが6組と多かった。

■JL0407便で13:00出発。12時間のフライトでドイツ・フランクフルト現地時間9月9日18:00着。(サマータイムで7時間の遅れ)。空港の近くのホテル ホリディ・インに泊まるが、散歩するも周りは森で何も無いところ。食事は機内食とその残りで済ます。機内で頂いたワインを飲んで寝るも、時差ボケもありよく眠れず。テレビのバライティ番組で日本のサッカーで活躍していたリトバルスキーが解説、日本人がストリートダンスでどの位頭で回転出来るか出演して、ドイツ記録を樹立した(笑)。

(参考1)旅行代理店は、以前の海外旅行で5%引きに成ったダイエーの旅行代理店を探し、ようやく見つかった。日本旅行OMCトラベル http://www.nta.co.jp/omc/ のミベリカードに入ると5%引きに成る事が分かり早速入った。数万円得をする。

(参考2)これからの海外旅行で厳しくなったのは飛行機に載せるスーツケースの重量制限。1人20kgまたは2人で40kgで、超過分は1kgで8,000円くらい取られる。私の帰国時の重量は23kgで3kgオーバ、妻が15kgで合計38kgで、なんとかセーフだったが、10kg以上もオーバして手荷物に分けて、添乗員も使って通過するのに苦労した同行者が居た。良く見ると、アメリカ人は皆布製の軽いスーツケースを使っている。私のスーツケースは一般的なものだが家に帰って量ったら5kgも有った。

(参考3)成田までの足は自家用車が断然有利。家から重い荷物を載せて行ける。電車やバスよりも安くつく。成田近くの民間駐車場だと10日間預けても3,800円くらい。眠い帰りの運転に自信がある人はお勧めです。 http://www.usa-p.eek.jp/

(参考4)海外通貨はクレジットで大きいのは大丈夫だが、いくらかの現金は両替が必要である。私は、成田空港の出発ロビーでなく帰国ロビーの1階下の銀行で両替する。ここが一番レートが良い。今回も比べてみたら確かに良かった。

(参考5)デジカメを持って行ったが(アナログの一眼レフも持って行った、主に望遠用)、枚数をたくさん取りたかったら予備のメモリを持っていった方が安心。また充電用にヨーロッパのソケット(丸い穴、カメラ屋で売ってる)変換が必要。デジカメの充電器は220Vも対応していると思う。良いポイントは携帯でも写しておくと、後の説明時に便利。3つのカメラを駆使して大変だったが。

          
         (写真1)フランクフルト空港                 (写真2)ホテル ホリディ・イン

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【ドイツ編その1】

10日(日) 旅行2日目 快晴 ライン河下りとハイデルブルク

■朝食はアメリカンスタイルのバイキング。通常ドイツではあまり朝食を摂らずパンとコーヒーのみだが、ホテルは外国人相手なのでこのスタイル。ソーセージ、ハムは美味しかったが野菜はあまり無く、コーヒーは不味い。ドイツはずっとこんな調子だった。ホテルをバスで7:30に出てライン河下りのリューデスハイムへ。9時乗船まで間があるので近くのワイン房に連れて行かれいろんなドイツワインを試飲、注文書が回り私は危うく脱出した。多くの人はだいぶ買っていた様だ。KDラインで2時間のライン下り出発。勿論デッキに出るが大混雑でようやく予備のイスを見つけて河寄りの位置を確保。右側に座ったのだが左側の方がお城が良く見えた。乗客は日本人、中国人(韓国人)、アメリカ人が大半。すぐにお城が見えてくる、エーレンフェルス城、ラインシュタイン城、ライヒェン城・・・。必死にカメラで追うが、アメリカ人は仲間でワインで談笑、余裕あるなぁ・・と。またワインの試飲が回ってくる。先ほどのお店の人だった(笑)。これがまた結構売れていた。ローレライの崖を見て(ローレライの曲が流れる)サンクトゴアルス・ハウゼンに到着する。

■再びバスで今来た河を戻りハイデルベルクへ2時間の旅。ここでの昼食は鱒料理で結構美味しかった。ハイデルブルクは中世の街並みを残す学生の街。日曜だったので、学生は見かけず観光客ばかり目に付く。ハイデルベルク城、マクルト広場、アルテブリュッケ(古橋)など観光。ハイデルベルク城からみた街並みは中世の色濃く美しい。また巨大なワイン樽(ワイン20万本以上入る)には驚く。ここでトラブル発生。何年か振りで持ってきた一眼レフの電池が切れる。幸いお城の入り口で売っていて事なきを得たが、予備を持ってきておくべきと反省。

■再びバスで古城街道を走り宿泊地のロ−テンブルクへ。名前の通り街道は右や左に古城をたくさん見る。ライン河で散々見たので感激は薄く多くの人はあちらこちらで(またまた)船を漕いでいた(笑)。これこそ中世の街ローテンブルクのホテル、アルテス・ブラハウスに到着。城壁に囲まれた街には観光バスはホテルの乗降にしか入れない。夕食はホテルでシュニッツェル(ドイツ風カツレツ)がメイン。S夫妻とテーブルを囲みドイツの白ワインをボトルで取るが、こちらのボトルは720CCで無く1リットルだった。得したのか?この日も早く寝るが良く眠れず。添乗員さんは若いながら良くやってくれて人柄も良く、名前も愛ちゃんです。

(写真1)エーレンフェルス城 (写真2)ハイデルベルク街並 (写真3)ハイデルベルク城

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【ドイツ編その2】

11日(月) 旅行3日目 快晴 ローテンブルク、ロマンティック街道

■8時半からローテンブルクの街を散歩。城壁に囲まれた石畳の9世紀から出来た中世の街は本当に素晴らしい。街を歩いているだけでファンタスティックな気分になり楽しい。見るところも多く、マルクト広場(仕掛け時計が面白い)、聖ヤコブ協会(ステンドグラスが綺麗)、市庁舎など。
 仕掛け時計はある人物がワインを飲むシーンで、「1631年の30年戦争でローテンブルクを攻めたティリー将軍が町を攻撃する前に、"3.25リットルのワインを一気に飲めればローテンブルクを救おう"と言ったので、ヌッシュ旧市長が無謀にも挑戦を受け、見事にワインを飲み干してローテンブルクを救った」との事。

■それとクリスマスの飾りで有名なゲーテヴァールファースト(ここが本店、日本のよりずっと大きい)に入る。クリスマスのおとぎ話みたいな圧倒的な店内の装飾に驚かされる。クリスマスならずともつい買いたくなる。テディベアのお店など街とお店が同化している。城壁にも登って見た。添乗員の愛ちゃんに聞いていた「世界まるごとHOWマッチ」のプレートも見つかった(城壁の保存のための寄付すると記念にプレートを埋めてくれる)。
 ローテンブルク名物の揚げ菓子。シュネーバル(雪の玉)。ドーナツみたいな細長い生地をぐるぐる丸め、ソフトボール大にして油で揚げ砂糖をかける。あまり甘くなくボサボサしていたが、なんとなく美味しかった。ホテルに戻りバスで出発と思いきや、路上駐車している車でバスが左折出来ず。なにしろ中世の馬車仕様の道なので車がすれちがうのが大変で、逆に右折してマルクト広場でUターンして事なきを得る。

■さらにロマンティック街道を南下してディンケルスビュールへ。ここで昼食。ソーセージ中心の食事だったが、なにしろ出てくるのが遅く食事に1時間半もかかる。お国柄仕方が無いが見学時間が減ってしまう!!。細長いグラスに入った白ビールが美味しそうだったので白ビールを飲む。うん、もういいか。このディンケルスビュールも城壁で囲まれた中世の小さな小さな街。大きな木組みとレンガの3角屋根の家が連なり、窓は統一された綺麗な花で飾って美しい街並みを築いている。こちらの街は、スエーデン軍に襲われたときに子供達が慈悲を請い街を救ったそうで、その彫像が有った。同じような街に同じような伝説で「スイス昔話」と言う感じ。城壁を出たところの堀で外人の子供が橋から掘に飛び込んで遊んでいた。時間がゆっくりしていて良い。

(写真1)ローテンブルク
 マルクト広場
(写真2)ディンケルスビュール (写真3)ディンケルスビュール
■再び南下して、宿泊地のホーエンシュバイガウへ向かう。明日のメインであるノイシュヴァンシュタイン城を眺めながらホーエンシュヴァンガウ城の真前のシュロスホテル・リステルに泊まる。夕食はホテルでジャーマンステーキ(ハンバーグ)、これは美味しかった。またもワインを1リットル。夜、ライトアップされたホーエンシュヴァンガウ城をカーテンを開けたままベットから見ながら寝る。夜中に目を覚ましてもそこにホーエンシュヴァンガウ城が有り、なんとも贅沢。
(写真3)ライトアップされたホーエンシュバンガウ城

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【ドイツ編その3】

12日(火) 旅行4日目 快晴 ノイシュヴァンシュタイン城
■今日も快晴。朝、時間が有ったのでホーエンシュヴァンガウ城まで散策した。ここはルードヴィヒ2世が幼年時代を過ごした城で古城を思わせる。眺めも良く、遠くスイスの山々や湖が見渡せる。
 ドイツ編のハイライトであるノイシュヴァンシュタイン城には大型バスは乗り入れられずミニバスで向かう。9時発の予定で有ったが、寸前に韓国人と思わせる団体が入りお城までのピストン輸送のミニバスを1時間近くも待たされてしまった。(愛ちゃん焦る)。10分も乗らずにマリエン橋の手前で降り山坂を登ってマリエン橋からノイシュヴァンシュタイン城を眺める。まさに絶景。ディズニーのお城の見本と成ったお城は、森の中に屹然と建っており素晴らしいの一言で唖然とする。当然、カメラ3台で撮影。快晴の中、誰がどう撮っても素晴らしい絵に成るのは間違いない。白鳥の白さを思わす白鳥城。予約制で10:35過ぎにお城の中を日本語ガイドで見学。これを築城したルードヴィヒ2世の数奇な人生(18歳でバイエルン国王に着きワーグナーに心酔し政治を顧みずノイシュヴァンシュタイン城の築城などで破綻しグッデン医師と湖で謎の水死体で発見される。生涯独身の長身美青年)を伺えさせる作りで近代的な設備(蓄電池、電話、厨房)も多く、概観の中世のお城とは違う。帰りは山道を馬車と一緒に下る。アメリカ人に上りも徒歩が多い。アジア系は皆ミニバス。たぶん、時間的な余裕も無いのだろう。歩っても20分くらいと思われるが。

■いよいよドイツともお別れしてスイスへ向かう。途中の昼食は魚(かます)料理で骨が抜いて有り食べやすく、またカレーライスも副食でサービス。日本人相手のサービス精神旺盛で時間も早かった。オーストリア、スイスを通ってリヒテンシュタインのファドーツへ。リヒテンシュタインは世界で4番目の小さい国だそうだ。ここで40分くらい散策。切手など眺め、可愛い白地のミニ本を購入する、これが後にメモ帳を紛失したので旅行記用の手帳と成る。

■さらにバスで3時間、インターラーケンのホテルには夜の8時過ぎに到着。ホテルはロイヤル・セント・ジョージ。近くのレストランに向かったが遠く夜空にユングフラウがかすかに見えて感激。夕食はミートフォンデ。1口大の牛肉を櫛に刺して油で揚げて食べる。もどかしいが美味しい。パーティ料理には良いのでは。同席したS親子が私の住む家と隣町だったのには驚く。同じ東横線の駅で何度か会っていると思う。今回のツアーは九州から広島、名古屋、仙台と日本中を広く分布しているのに、E親子もすぐ近くの町で偶然ながらどのくらいの確率なんだろ。初めての連泊なので下着類を洗濯して寝る。明日はいよいよスイスアルプス。

(写真1)ノイシュバンシュタイン城よりホーエンシュバンガウ城を見る (写真3)リヒテンシュタイン国
(写真2)ノイシュヴァンシュタイン城

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【スイス編その1】

13日(水) 旅行5日目 快晴 ユングフラウヨッホ

■5日連続で快晴。反動が怖い。7:50の登山電車でユングフラウ駅に向かう。ガイドはインターラーケンに住んでいる若いスキーヤーの関さん。ツアーの人数が多くて、登山電車も2両に分かれ、同じ説明を行ったり来たりで大変。きっとガイド費は一緒なんだろうと同情する。それでもハイキングも含めてよく説明してくれた。電車から山が良く見える。なにしろ快晴なのでベルナー・オーバーラントの山々がどんどん近づいてくる。ユングフラウだ、アイガーだと感激。アイガーの北壁、数十年前に登山家の今井通子さんの講演を聴いた、あの苦労して登った北壁に圧倒される。登山電車はそのアイガーの北壁のトンネルで小休止。壁をくり抜いた窓から山々を見せてくれる。眼下に見える北壁の中腹、緊急避難にもこの窓を使うそうだ。頂上駅に2回乗り換えて10時過ぎに到着。スフィンクス展望台よりユングフラウ、メンヒを間近に見る。雪渓にも出られ流石に寒い。何処かの国の撮影隊も来ていて写真に収まる。何処かのポスターに私の写真が・・・。アレッチ氷河など迫力満点、しばしここに居る。雪渓の中をメンヒまで歩く人がパラパラ見える。う〜ん、すぐそこに見えて行って見たい、行きたい・・と。アイガーも稜線伝いならばそれ程難しくないのだが。

■氷河の中をくり抜いた氷のトンネル、アイスパレスにも入る。氷でいろんな氷像が作って有りそこで記念写真。売店では、自宅宛てに記念のスタンプを押して絵葉書を出す。世界で一番高い郵便局。一気に3、000メートルを超えてきたので少し高山病でふらふら、熱いチョコレートココアを飲み一息つく。よく趣向を凝らした楽しい展望台だ。12時前にアイガーグレッチャー駅まで降りて、ここから1駅分ハイキング。ガイドさんを入れて33人の大所帯で長い隊列を作り歩く。アイガーなどを後ろに見やり高山植物の解説を聞きながらゆっくりと下山。解説はあまりに隊列が長いので、ガイドの関さんが解説したのを伝言ゲームで後ろの人に伝えていく。正しく伝わったのかその保証は出来ない。この夏に上高地で日本アルプスをハイキングしたばかりだが、さすがにスケールが違う。クライネ・シャイディックに1時間の歩きで到着、ここで関さんと別れる。山々を見ながら昼食で、ベルナープラッテ(ジャガイモ、肉を煮込む)を食べ、ビールを少々。最高の気分。1時間あまり休んで再び登山電車でグリンデルワルドへ向かう。ここで4:25までの50分くらい小さな街を散策する。この街はアイガーが目の前に見えて凄い迫力。インターラーケンとともにベルナー地区の登山の拠点と成っている。インターラーケンには5時過ぎに戻る。

■1度ホテルに戻り、少し休んでから街へ。同行のメンバは皆さんCOOP等でチョコのお土産などたくさん買い込んでいた。(笑)。負けずにCOOPの乗り込んだが時間が7時終了まで20分しか無く焦る。この日は疲れていたのでCOOPで食料も買い込みホテル自室で夕食を取る。私はやっと待望のスイス・アーミー・ナイフを購入する。早速、COOPで買ってきた、果物の皮むき、ワインの栓抜き等に重宝する。スイスのテレビは日本チャンネルも有り久しぶりにNHKニュースなど見る。

(写真1)アイガー (写真2)アイガー (写真3)ユングフラウ
(写真4)メンヒ (写真5)ハイキング (写真6)高山植物

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【スイス編その2】

14日(木) 旅行6日目 雨 フルカ峠、氷河特急

■朝から雨が・・・。5日間晴天が続いていたからいよいよ天気も崩れるか。移動日だから雨でも良いかと。添乗員の愛ちゃんと記念撮影して9時出発、バスでフルカ峠超えだ。途中ブリエンツ湖、グリム湖を見てフルカ峠を越えて11時にローヌ氷河に到着する。昨日ユングフラウで大氷河を見た後なので驚かないが、ここも壮大な氷河だ。しかしながら、この氷河も地球の温暖化でどんどん後退(氷河はゆっくり下流に流れているが先端の溶ける速度が流れより速いと後退しているように見える)しているようで、見物のポイントも変わってきている。また、ここの氷河もトンネルをくり抜いて氷のトンネルを公開していた。これも昨日見たなぁ・・・。見る順番が逆なら感激しただろうに。12時に出発してアンデルマットに12:35に到着。ここでの昼食はサーモンとライス(ボロボロ)。デザートはパンナコッタでこれは美味しかった。街を歩いてもまだ小雨がパラパラで、心なしか街も暗い。

■ここから、ツェルマットまで世界一遅い氷河特急に乗る。渓谷や雄大な山並みを見るはずが、生憎の雨で車窓の風景は今一。世界一遅いのは、勾配が強いところでゆっくり登るから仕方がない。また、この勾配に合わせて傾いたワイングラスが有名で電車の中で売っていた。Eさん親子もワイングラスを買っていた。私はワインを飲んだが、普通のグラスで出てきて、気が効かないなぁ・・・と。3時間の電車の旅。車窓が今一な事も有り、旅行のメモ帳を昨日無くしてしまったので、ここまでの5日分を思い出しながら新しいメモ帳(リヒテンシュタインで購入、気に入っている)に書く。記憶力が乏しいので周りの人に聞いたりして大変だった。

(写真1)ローヌ氷河 (写真2)愛ちゃんとホテルの前で

(写真3)氷河特急

■5:45にツェルマットに着く。ホテルのアンタレスまで20分歩く。マッターホルンは・・・
見えた。(と、この日は思っていた。翌日それは5合目くらいの中腹までと分かる)。ツェルマットはマッターホルンなどの登山の憧れの基地。グリンデルワルドなどと比べてもホテル、売店の規模が大きい街だ。登山用品など極めて安く売っており、単なる観光地とは違う。岩登りで亡くなった人たちの墓地もあり登山のメッカだ。車の乗り入れも禁止しており、雰囲気がとっても良い。上高地に軽井沢が有る感じだ。ホテルでの夕食はラクレット(ジャガイモとチーズ)、ワインは夫婦で白と赤を500dLづつ飲む。明日は晴れれば良いのだが。

(写真4)初めて見たマッターホルン

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【スイス編その3】

15日(金) 旅行7日目 雨のち曇り時々晴れ マッターホルン

■夜中から雨音が・・・。神様お願い、天気にしておくれ。果たして雨。スイス最大のイベント日のマッターホルンは、小雨の中遠くにかすんで見える(半分だけ)。ホテルを8:50に出てツェルマットの駅へ。8:24の登山電車でゴルナーグラート展望台へ出発した。今日は女性のガイドさん。登山電車は急な勾配をツェルマットの街並みを後にしてゆっくり登って行った。ところが、10分くらい登ったところで、「ガクン・・」と言う衝撃で電車がストップ。電気も消えて、どうやら故障したらしい。運転手が電話して、電源ボックスをいじったり、助手は何もしない?。10分くらいあれやこれやの復旧活動だったがどうにも動かない。我々野次馬は天気も悪いせいも有って全く動ぜず。良い記念に成ったとか・・天気が悪いので自嘲気味。挙句の果てに登るのは諦めてバックして来た道を降りる。下から登ってくる次の電車とクロス出来る地点まで戻り次の電車に緊急乗車する。ガイドさんによれば「よくある事」だそうだ。

■30分ロスして再出発。9:40にようやくゴルナーグラート展望台へ到着した。しかしながら、みぞれ交じりの雨で近くの山しか見えない。本来ならばゴルナー氷河に連なる壮大なパノラマが見えて感激にむせぶ所だが。セントバーナード犬と記念写真を撮るくらいしか何も出来ず。団体はここで解散、残る人、まっすぐツェルマットまで降りる人、ローテンボーデンからハイキングする人に分かれる。私はハイキング組みで妻は下まで降りる。丁度半々に分かれた。10:25からローテンボーデンからリッフェルベルクまで1時間あまりのハイキング。途中、リッフェル湖の逆さマッターホルンを見るはずが写真の通りマッターホルンはまだ半分以上雲の中。何度か雲が切れかかって稜線が見えてくるのだが、とうとう全身を現さずに終わる。リッフェルベルクで皆はおにぎり弁当(久しぶりの日本食美味しい)で、私は諦めてここで下る。12:20ツェルマット到着で、下はなんと晴れ間が出ていた。すぐにホテルに戻り、テラスからマッターホルンを見ながらおにぎりを食べてワインを飲んでしばし天気の回復を待つ。

■テラスは降り注ぐ陽光で熱いくらい。2時間もウトウトとマッターホルンの上半分の雲が切れるのを待つ。あぁ、あの雲の切れ目が来たら・・・・と何度も思うが15時に挫折。マッターホルンはついに微笑んでくれなかった。またおいでと言うことか。諦めて街に繰り出す。ツアーの最終組みが降りてくる。添乗員の愛ちゃんも最後まで付き合っていたらしい。なにやら大きなバッグを持って買い物(ツアー客への誕生日プゼントの買い物だった)をしている。我々も買い物三昧。5時半に夕食がフリーだったので、再び街に繰り出す。日本語メニューの置いてあるレストラン、ウィンパースチューベに入る。この店はマッターホルン初登頂のウィンパーの常宿で外の壁にレリーフが、内部に写真がいくつも飾ってある。ビール、ラクレット、ステーキなど美味しく食べられた。フライドポテトは多すぎて全部食べられず。静かな雰囲気の良いお店で、外人も多く利用していた。7時にホテルに戻るが、また雨がしとしと。明日の朝でもマッターホルンが全部見えれば良いのだが。ワインを飲んで9時頃寝る。(今日は17,000歩)

(写真1)登山電車故障で乗換え (写真2)ハイキング、ホテルから半分のマッターホルン
(写真3)逆さマッターホルンも写らず,823日のマッターホルン(友人提供)

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【スイス編その4】

16日(土) 旅行8日目 晴れ、所々曇り モンブラン、ジュネーブ

■朝、やはりマッターホルンは上半分を隠している。延べ3日間、とうとうマッターホルンは全貌を現さなかった。後ろ髪を引かれて今日の目的地シャモニーへ。ツェルマットにはバスが入れないので電車で15分ほど乗ったところでバスに乗り換える。9:20バスに乗り2時間乗った所でフランスに入り12時にシャモニーに到着。モンブランは・・・見える、白い白いモンブラン。姿を消さないうちにシャッターをパチパチ。しかし、肝心の展望台は下から見るとガスがかかっている様だ。まずは昼食で、コッコバーン(チキンのワインソース料理)とワインで美味しく頂く。

■1:30に長い長いロープウェイで出発したが、乗換駅につく頃にガスがまとわりつき、ホワイトアウト状態。ロープウェイを乗り継いで、標高3,842メートルのエギュ・ド・ミディ展望台へ到着する。モンブランは晴れているのだがこの展望台はやはりガスがかかっている。標高3,842メートルは富士山よりも高く、個人的には地上最高地に到着だ。諦めきれずに暫らく展望台でガスが切れるのを待っていたら、モンブランの方角でないモンテ・ローザの方角の山々がはっきり見え、一瞬だが凄いパノラマが見える。慌ててデジカメのシャッターを切ったらなんと電池の充電切れ、昨日充電をするべきだった。ならばと思い、重たい一眼レフをあたふたと出していたらまたガスがかかってしまった。ま、肉眼でみたから良しとしよう。ここも、マッターホルンの展望台と同様、晴れていたら360度の大パノラマが見えた事だろう。またここは、フランスの地なので山上のトイレがスイスと比べて汚い。スイスは何処でも水洗トイレで観光に対する国の姿勢が感じられる。富士山はゴミの山だが。

■展望台には1時間弱居て2:45の下りのロープウェイで降りてくる。下界のシャモニーは晴れていて、少しばかりシャモニーの街を見学したが、なんとなくフランスっぽい。3:35のバスで最終地ジュネーブへ出発する。長かった旅も終わりに近づいて来た。ジュネーブの市街地には5時前に到着し、時間が有るのでバスで寄り道して市内の名所をバスの中から見学する。レマン湖の大噴水、国連、マリアナ美術館、いろんな国際機関・・綺麗な街だ。
 ホテル、モーベンピックには5:15に到着する。部屋も広く近代的なホテルで眺めも良かった。カジノも有ったがやらず。夕食は、バスに乗って市内の“エーデルワイス”でフォークロア・ディナーショー。陽気な2人組みでヨーデルやアルプホルンの演奏し、我々は最後の晩餐を楽しむ。サービス満点でアルプホルンを吹かせてくれたり、日本の“さくら”を演奏したり、さらにリクエストに乗って私も下手なヨーデルも思わず出してしまったり(汗)、楽しい一時であった。

           (写真1)モンブラン
(写真2)シャモニー (写真3)ディナーショー

ロマンティック街道とスイス・アルプスの旅【帰国】

17日(日)〜18日(月) 旅行9,10日目 晴れ 帰路

■いよいよ最終日で帰るのみ。7時半に朝食で、さすがに都会のホテルで美味しいバイキングだった。出発の9時半までゆっくりパッキング、一応重いものは小さいスーツケースへ分ける。最後なのでスーツケースのバンドもしっかり止めておく。(これが効を奏した、羽田到着時に何故かスーツケースが数センチ開いていたがバンドで助かった)。9:30ホテルを出発して空港まで5分、出発が12時のエールフランスだったのでゆっくりだった。大変だったのは、前にも述べたように飛行機に乗せるスーツケースの重量で、K夫妻が10Kg以上の大幅重量オーバで荷物を再整理するのに苦労していた。ホテルにでも量りが有れば良いのだが。出発まで時間が有ったので最後のスイスで買い物。経由地のパリ、ドゴール空港には予定通り1時に到着。ここでも、次の出発がJALの17:45なのでたっぷり時間が有る。ユーロの小銭を使おうとまた買い物などで少々買い物疲れ。マフィンを買ったりして食べたが量が多くて食べきれない。時計を日本に合わせて7時間進めたら、いきなり夜中になってしまった。

■パリ空港の出国時の検査は厳しかった。上着を脱いでベルトを取って・・・安全のためにはしょうがないが。爪切りもスーツケースの中。しばし待合室で待ち、予定通り17:45に機上の人と成る。2時間くらいで夕食を食べた後に機長から突然のアナウンス『ただ今、左側にオーロラが見えています』と。ワッと、トイレの後ろの左窓に数人が殺到したが、ここは順番に機外を見る。見える、オーロラと思しき光が横にスッとすじ状に流れている。1万メートル上空から見ているのでどう見えるのか?だが、7色のカーテンの様には見えないがすじ状の光は確認できた。写真と思いデジカメで撮るがこれは無理と分かっていたが、肝心のアナログ機はスーツケースの中で荷物室、またしても不覚。でもマッターホルンが見えなかった分を取り戻したと慰める。とりあえずラッキーだった。

■成田には予定通り次の日の12時半に着き、10日間の仲間とお別れした。たいしたトラブルも無く楽しく旅行できてツアーのメンバと添乗員の愛ちゃんに感謝したい。駐車場の出迎えの車に乗って、マイカーに乗り換え眠い目を擦りながら我家へ。今回の旅行は一部天気が悪かったが総じてマル。
 体調もまずまず、ドイツのお城も綺麗、スイスの山は想像どおり、マッターホルンにはもう一度来て見たいが良い旅だった。

         (写真1)ジュネーブ大噴水

     (写真2)ジュネーブ国連