2004-10-30作成開始

世界の時刻表


1945年米国時刻表
■時刻表が読書の対象になるような国は、そうない。そもそも、乗ることだけを目的として鉄道で移動し、着いたとたんに逆戻りするというような人間の心理は、世界レベルでは理解を超えるものだ。実は私だって、時刻表を眺めるだけで、至福の時間を過ごせるほどの境地に達してはいない。だから、私にとっての時刻表は、あくまでも、実際に乗るための手段であるのだが、ただなんなく眺めているだけでも多少は楽しい。ということで、少しずつ手元に色々な時刻表が集まってきた。
 海外時刻表をきちんと調べたい人にはまったく不十分な内容です。すみません。以下のサイトが疑問に応えてくれるでしょう。
<リンク>
【時刻表歴史館】


1898年 CANADIAN PACIFIC RAILWAY
明治31年横浜支店で配布されたものらしい。
1932/33年冬版(ドイツ) MITROPA RAILWAY GUIDE
1919年に設立されたナチスは1932年7月、ドイツ第一党となり、33年1月にヒトラーが首相として任命された。その時期に「DEUTSCHE REICHS BAHN」と「MITROPA」によって出版された時刻表である。表紙のわしマークに時代を感じさせる。273ページのドイツ国内を中心にヨーロッパ全域を網羅した充実した内容。写真入り、独、英、仏語による観光ガイドも付いている。
1945年10月号 (アメリカ) The OFFICIAL GUIDE of the RAILWAYS
The OFFICIAL GUIDE of the RAILWAYS
and STEAM NAVIGATION LINES
of the UNITED STATES
porto rico CANADA MEXICO and CUBA
also the TABLE of RAILROADS on CENTRAL AMERICA
PUBLISHED by NATIONAL RAILWAY PUBLICATION CO.

Subscription Price. $18.00 Per Annum Single Copies, $2.00

全1440ページ
1967年 国鉄監修交通公社時刻表
創刊500号。定価180円。
表紙の写真は「世界で始めてのオール寝台電車「月光号」10月1日から新大阪−博多を走ります」と説明されている。23:30発で9:20着。

創刊号からの表紙の歩み(巻頭グラビア1
1970年 トーマスクック ヨーロッパ時刻表(英語版)
基本的な編集形態は現代のヨーロッパ時刻表と同じだ。東西ドイツが分断されている。オリエント・エクスプレスは、ロンドン発15:30→→3日目8:11ベオグラード着・9:18発→→4日目10:05イスタンブール着となっている。また中東や北アフリカの時刻表もついているのが楽しい。全520ページ
1977年 フランス国鉄(SNCF)時刻表SUD-EST版
若い頃、新婚旅行でパリ・リヨン駅で買った。SNCFの公式時刻表である。リヨン駅を基点とする南東方面の路線を網羅している。全299ページ。
1984年 台湾時刻表(全国版)
出張で、台中==台北、台北==基隆に乗車したとき台北駅で購入。中華民国73年9月10日出版とある。1912年が民国元年であるとのことであるので、西暦1984年に当たる。全72ページ。
1985年 トーマスクック 世界時刻表
ヨーロッパ以外の全世界の主要鉄道の時刻表。
カナダ、アメリカ(バスも含む)、グリーンランド、メキシコ、ペルー、ボリビア、ブラジル、アルゼンチン、チリ、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、南ア、旧ソ連、韓国、中国、香港、マカオ、インド、ネパール、スリランカ、バングラディシュ、ミャンマー、マレーシア、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、他を掲載。もちろん日本も掲載されている。

まさに、世界一周鉄道旅行をするヨーロッパ人のために作られた時刻表である。
1988年 ドイツ国鉄(DB)Stadteverbindungen
1996年 イタリア国鉄
 
1996年 トーマスクック ヨーロッパ時刻表(英語版)
Thomas Cook 社が発行するヨーロッパ時刻表。
毎月発行。日本では、当初これを輸入していたが、ある時から、次の日本語版が専用に発行されるようになった。
トーマスクック ヨーロッパ時刻表(日本版)
ダイヤモンド・ビッグ社によって年4回(3・6・10・12月)発行される。オリジナル版に、前置きとして日本語での各種予備的説明や、観光ガイド写真などをつけたもの。実際に持って歩くには、すぐに日本人と分かってしまうという問題はあるが、オリジナル版を使っている他の国の旅行社者からはうらやましがられる、充実した内容。インターネット通販はもちろん、一般書店でも容易に入手できる。
絶対に最新版を持っていかないとダメです。
掲載諸国などの<もくじ>
2002年 インド国鉄時刻表(TRAINS AT A GLANCE)
INDIAN RAILWAYSが発行する主要列車、主要駅が掲載された全国版時刻表。全232ページの冊子。2002年版で、鉄道150周年記念号である。世界で有数の鉄道王国だそうだが、宮脇俊三さんの「インド鉄道紀行」(1990)を読む限り、覚悟のない観光客には、一人では無理なルートのようである。だから、この時刻表だけは、実用ではなく読むだけのものなりそうだ。
2002年中国時刻表(北京発着版)
2002年、中国国内線の飛行機事故が多発したために、北京から九江への出張で鉄道を使う言い訳ができた。北京西駅、北京駅、北京南駅、北京北駅を発着する列車の時刻表である。全60ページの小冊子。たったこれだけの列車のために、北京に4駅があって、しかもあの西駅の巨大さが必要とは納得できない。
2003年中国時刻表(全国版)
北京の駐在員の人からおみやげでいただいた。その前の出張の時に、北京西駅で探して手に入らなかったのを残念がっていたのを覚えてくれて、帰国時に持って来てくれた。144×103mmの小型版で全154ページ。これで全路線、全列車が網羅されているのだろうか。少なくとも長距離列車は全部掲載されているのだろう。人口比率で考えると、極端に少ない運行量である。「上海(18:20発)→徐州→ウルムチ(3日目21:04)」の特急が最長直通列車ではないかと思われるが、4077kmを51時間で突っ走る。
ドイツ国鉄(DB)リーゼプラン
ドイツで時刻表を探したが、DBのものは入手できなかった。ドイツだけでなく、ヨーロッパの駅の窓口には分厚い時刻表など置いていない。自分で調べてから切符を買おうなどと考えない。だから窓口で係員といろいろと相談して切符を買うので、非常に時間がかかる。待っている人のことなど気にしやしない。20〜30分窓口を占有する客も珍しくない。だから時刻表などいらないのである。
そんなドイツでも、列車に乗ると、各座席には、イル・リーゼプラン(あなたの旅行プラン)という折畳みのパンフレットが必ず置いてある。自分が乗車した列車番号の始発から終着までの各駅の発着時刻、距離、到着番線、乗換え列車時刻などが詳細に示されている便利なものだ。
ICE654の表示例
 
2003年 韓国全国時刻表
タイトルのハングルは「シガッピョ」。時刻表という意味らしい。基本的にハングル表記であるので、読む楽しみは味わえない。京釜線(ソウル→釜山)、湖南線(ソウル→光州)、全羅線(ソウル→麗水)などの主要幹線は漢字併記であるので、かろうじて分かる。(2006-6入手)
2005年 スエーデン(SJ)時刻表
スンドゥバルの駅の窓口に山積みしていた、無料のもの。路線地図がついて、ほぼ全国の主要列車は網羅しているので、旅行者には十分。全192ページの立派なもの。2005年5月入手。
2005年 オランダ(NS)国際列車時刻表
2006年 アメリカ AMTRAK時刻表
2011年 タイ TRAIN BOOK
 ほぼすべてタイ語記述であり、発行年度すら読み取れない。ヤフオクの出品情報では、2011年6月現地にて入手とある。全30ページの無料配布品。バンコク−シンガポール間の時刻表も記述あり。







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