第2次携行装備品リスト(2009年度)


(2009-7-4記)

前回の装備(13.4kgを前後に振り分けて背負った) 20kg背負ってへたばってしまったイタリア人・メロンをありがとう


■昨年夏の巡礼は、実質歩行予定日数は6日に過ぎないのに、その「携行装備品リスト」に示すように予定質量約11kgだった。これに対して、色々ウエブ上でアドバイスをいただきながら、時間もなくほぼそのままで出発。前夜の測定で、[メインザック8.1kg + サブザック3.8kg = 11.9kgだった。さらに出発地のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーで、ピレネー越えの食糧・飲料を約1.5kgを購入したので、いきなり13.4kgを担いでの登りとなって、初日のアルベルゲ・オリソンまでのたった9kmで、かなりくたばった。さらに、翌日のきついロンスボーへの山越えでは、足の筋肉痛で、極端に歩行ペースが落ちてしまった。その日、同様にへたばっていた巨体のイタリア人若者は、20kg背負っていると言った。その彼は、レオポルデール峠で、その重いザックからメロンを1ケ取り出して、私に1/4を切り分けてくれた。そんなものを背負ったら重いに決まっている。

■今回はもう少し計画的にやろう。1か月前だから、まだ準備に時間がある。ということで、出発日を8月4日と決めたところで、即日往復の交通を手配した。今回も往復夜行だ。

 [08/04] 成田(11:05発)−パリ(16:40着) AF271 (JALコードシェア)
         パリ・オーステルリッツ(23:10発)−ポー(翌7:19着) 1等クシェット 16400円
 [08/15] エンダイヤ(22:24発)−パリ・オーステルリッツ(翌7:10着) 特等クシェット 27100円
 [08/16] パリ(13:30発)−成田(8:100着) AF276

 これで中10日の歩行、オロロン・サント・マリーからプエンテ・ラ・レイナまでソンポール峠を越えてアラゴンの道を歩くことになる。ちなみにパリ往復の航空運賃は17万円で、昨年夏の半分以下である。昨年の燃油サーチャージが異常だった。

■本題の装備質量の削減計画である。当初は5月の連休に決行の予定だったので、まずは冬にバックパックの買い替えを行った。前回使用したのは、使い慣れていたスイス・ビクトロニクスのキャスタ付きバックパック(2.9kg)。これは「やめとけ」と何人かの人から事前に指摘されたが、考えなおす時間もなく、そのまま持参した。キャスタ付きのメリットは往復の交通機関ではあったが、歩行中に活用することはできなかった。だから、今度は徹底的に軽量なバックパックを探した。30リットルで探すと、1kg程度のものもあるが、素材がペラペラでモンベルの店員も推奨しない。結局ZEROFRONTのチャチャ30L(1.6kg)を購入。これだけで1.3kgの削減ができた。これは大きい。

■次は池田宗弘さんの絵地図(840g)だ。前回、これを持って行き空欄をメモ帳として使った。池田先生の作品を汚して失礼なことだが、その間多くの巡礼に見てもらった。誰もが、その美しさと正確さに驚いた。何よりルート途中にある聖堂・古跡についての情報はこれを越えるものはない。
 パンプローナでは、この絵地図を頼りにして、警察官にアルベルゲの場所を教えてもらい、さらに警察官のサインももらってしまった。
 しかし840gは重い。ということで、今回は姑息なことを考えた。ハードカバーをばらして、分冊化しようということだ。インターネットで調べて横須賀の製本屋さんに依頼。くるみ製本で下の写真のように5分冊にした。今回のルートであれば、1冊ですむ。これで約600g削減できた。しかし池田さんの御本をバラバラにしてしまうのはあまりに申し訳ない。ということで、別に新たに2冊(初版と改版)を入手して本棚に保管している。

■さらにスリーピング・マットも持っていかないことにしたので、これらだけで、2.6kgの削減できた。しかし減らすだけではなく、増やさなければならないものが少なくない。前回で少し困ったのは、洗濯である。洗濯機が少なかったり、水が出にくかったり、毎日洗濯することができない。またアルベルゲは石作りが多くて、密閉度が高く、真夏なのに部屋干しでは全然乾かない。下着を1セット追加したいし、洗濯ハサミや、紐、洗剤も必要だ。また、アルベルゲでの生活や、町歩きにサンダルは必需品。一々、靴を履いたり脱いだりは大変面倒だった。軽くてコンパクトなサンダルを手に入れる必要がある。
 以上を考慮して、作ったのが今回の装備リスト。なんとか10kgを切ることができた。

■しかし、この5月連休での四国遍路(6日歩行)では、腰痛できつく、シップでだましだまし歩いた。腰にかかる荷重をもう少し減らしたい。が、そろそろ削るものがなくなった。


品目 質量 コメント
1 ウォーキング・シューズ
くつのマギー
すでに、これで1800km程歩いてきたが、まだ使えそうだ。第1回もマメがまったくできなかった。
2 帽子
3 ストック 220g
4 バックパック ZEROPOINT CHACHA PACK 30L 11800円 (2900g)1590g 2900kgのキャスタ付きバックパックから変更。
5 パックカバー  mont-bell 30/3L 100g
6 寝袋 mont-bell UltraLight Alpine
Down Hugger # 32480円 
615g カタログ仕様ほど、耐寒性能が高いとは思えないが、アルベルゲ泊まりには十分。
7 スリーピング・マット mont-bell U.L コンフォートシステム150PAD 8800円 (480g) アルベルゲでは不要。 
8 ピローmont-bell U.L コンフォート システム 2800円 (70g) アルベルゲでは不要。 
9 レイン・ジャケット mont-bell
ストームクルーザー 17800円 
290g 上着代わりでも使う。
10 レイン・パンツ mont-bell
ストームクルーザー 12100円 
200g 上のジャケットとペア。
11 インナー・ダウン・ジャケットmont-bell ストームクルーザ 12800円 180g 山の夏は涼しい。これは役に立った。
12 折りたたみ傘 mont-bell
U.L.トレッキング・アンブレラ 3675円
165g
13 スパッツ (140g) 無くても済みそう。
14 ルート・ガイド・ブック
池田宗弘著「巡礼の道絵巻」
(840g)200g 重くても持って歩く決意であったが、やはりかさばった。今回は5分冊化して軽量化。
15 ROTHER WALKING GUIDE
Camino de Santiago
250g (今回追加)
小型であるが地図等実用性高し。
16 銀塩カメラ リコーGR−1S
(カラー3本、モノクロ3本)
(400g)
17 デジタル・カメラ リコーGX200
(充電器つき)
400g
18 i-POD classic(80GB) 260g 携帯電話のメモリ増設してこっちは我慢
19 軍手1組 100g
20 専用靴下3足 300g
21 替えTシャツ2枚→3枚 (300g) →450g 1枚追加
22 替えトランクス 2枚→3枚 (160g) →240g 1枚追加
23 替え長ズボン1枚 350g
24 替え半ズボン1枚 200g
25 替え長そでシャツ1枚 200g
26 タオル・洗面・医薬品・など 500g
27 飲料(500ml 2本) 1000g
28 インスタント和食・和菓子 500g
29 サンダル 250g (今回追加)
30 電子辞書 casio EX-WORD 300g (今回追加)
31 金属カップ+電気湯沸かし 400g あれば便利だが…我慢
32 洗剤・洗濯ハサミ・洗濯ひも 200g (今回追加)
33 バンテリン パップS 200g 腰痛対策(春の四国遍路でよく利いたので)
34 携帯電話  300g 国際ローミング対応
35 パスポート・現金など 200g
合計 9500g






サンチャゴ巡礼