次の「聖ヤコブ年(コンポステーラの聖年)」


(2007-3-20)

池田宗弘さん「巡礼の道絵巻」形文社,P.640を引用させていただき、免罪の門の位置などを記入した。

■サンティアゴ巡礼について基本的な知識を得るには、以下のサイトが推奨される。少しメールのやり取りもしたAZTAKさんの説明である。現時点のウィキペディアの記述ではあまり役に立たない。
サンティアゴ巡礼の道
http://home.att.ne.jp/wood/aztak/untiku/santiago.html
最近では、多くの情報が得られるようになったが、以前は本当に少なかったし、他のキリスト教に関する薀蓄も、無知な我々にいろいろと教えてくれる。非キリスト者が歩くことは拒絶されていないが、この宗教に対するある程度の知識と、敬意は持っている必要はあるからだ。今日、久々にAZTAKさんのHPを訪問したのは、次の聖ヤコブ年を知りたかったためである。1999年、2004年の次はいつだろうか? 聖ヤコブの祝日7月25日が日曜日になる年がコンポステーラの聖年となる。以下、AZTAKさんの説明である。

…2004年も「聖ヤコブ年」にあたります。この年にサンチアゴに巡礼した者は全ての罪が許されるとされています。最初の聖ヤコブの年は1122年であり、以後11, 6, 5, 6年の周期でやってきます。
聖ヤコブの聖なる門(Puerta Santa)が1年間開かれ、 この門を通りぬけると全ての罪が清められると信じられています。 このことから聖なる門は別名免罪の門(Puerta del Perdon)とも呼ばれています。扉の石柱に彫られた十字架は、何世紀にもわたり人々が神の御加護を願いつつ十字をきったせいで真黒になっているそうです。…

■万年カレンダーサイトで調べさせてもらうと、次の結果となった。
以下が7月25日が日曜日の年である。(細字はうるう年)

1582、93、99
1604、10、21、27、32、38、49、55、60、66、77、83、88、94
1700、06、17、23、
28、34、45、51、56、62、73、79、84、90
1802、13、19、
24、30、41、47、52、58、69、75、80、86、97
1909、15、
20、26、37、43、48、54、65、71、76、82、93、99
2004、
10、21、27、32、38、49、55、60、66、77、83、88、94

聖年は「11年、6年、5年、6年」の周期を繰り返す。99年から04年は5年間隔なので、次は6年間隔で2010年。これを逃すと11年間隔で、2021年になってしまう。

次は2010年ということになった。63歳になっているので、健康であれば、ちょうど良いタイミングである。

■実はサンティアゴ巡礼本を色々読み漁ってるのだが、どこかで、ヤコブの聖年には、何回かに一回は、さらに贖罪効果の高い大赦の年があるという記述を読んだ(ような気がする)。今、それがどこに書いてあるか思い出せない。インターネットでも結局わからなかった。
イーブ・ボティノー「サンチャゴ巡礼の道」河出書房新社(1986)の訳者序文には以下の記述がある。
 
…サンチャゴ大聖堂を私が訪れたのは、大赦の年として25年ごとに巡ってくる大聖堂の聖年にあたる1976年の降誕祭に近い冬のことだった。大聖堂の東側にある、聖年にしか開かれない聖門、またの名「赦しの門」をくぐって堂内に入った時の印象は到底忘れることのできないものだった。…
 この文章の25年が28年の誤記述であれば、11+6+5+6=28年となって、聖ヤコブ年の内、うるう年にあたる年が特別の大赦年となるということになって、自分のおぼろげな記憶と一致するが断定はできない。
 とは云え、次の予想される大赦年は2032年だから、生きている可能性はきわめて少ない。


<2012-2-3追記>
 2010年の聖年も過ぎてしまった。今のペースで歩いていると、健康で有りさえすれば2021年の聖年にコンポステーラに到着するかもしれない。
 今日たまたまデジカメのSDカードが棚から出てきて、そこに下の写真があった。2010-6-19に開催された「サンティアゴ友の会」の総会で展示されていた聖なる門を2009年大晦日に開くところである。扉を開くものだと思っていたら、石でふさいだ入口を開いている。その石の実物も見せてもらえた。
 




サンチャゴ巡礼