Fellowship on"the CAMINO"
「2日目:畑の野道をひたすら歩く」

Written on Spt-2, 2015
【アンジェビル】 → 【アルトネ】 34.6km 2015-4-25(土)



■オテル・デゥ・フランスはアンジェビルの唯一のオテルである。老マダムが一人で切り盛りしていて、当日は宿泊は自分一人であった。創立は1715年であると、わざわざ外に出て、建物に掲げている年号を指し示して自慢してくれた。フランス革命の前から、この町角に立っていて、パリからオルレアンに向かう多くの旅人を受け入れてきたのだろう。確かに室内の調度は、豪華なクラシックスタイルであるが、ただ寝るだけの巡礼にはもったいない。階下のレストランで、夕食・朝食をすましたので、支払いは2万円を越えてしまう。

■今日のアルトネまでは、高速道路でいけば29kmだが、ガイド本では35km弱あるので、朝食は無理を言って、6:30にお願いした。老マダムがゆったり食事を準備したり、あれこれ話しかけてくるので、出発は7:30になってしまった。老マダムには、初めて日本サンテイアゴ友の会のカン・バッチをプレゼントして別れた。ホテルから広い道をしばらく市街を行くと、ロータリーになった六差路にぶつかる。残念ながら、主要なオルレアン方面のみ方面案内があるだけで、巡礼用の方向案内はもちろん、他の方向の案内もまったくない。朝早いので人も出ていないし、どっちへ行っていいか困ったな。ガイド本によれば、とりあえずの目標は5kmほど先のアンドンビルなので、これでグーグル・マップを検索して、指定通りの道路に入っていく。この道は鉄道にぶつかってしまうが、線路をくぐる地下道があって、その先はひたすら真っ直ぐ行くと、店も何もないアンドンビルの小さな村だ。そのまま自動車道を行けばアルトネには出れるが、遠まわりなので、野道を探す。順番に何km先の村あたりを目標にグーグル・マップに道案内してもらう。

 
(左)Hotel de France  (右)アンジェビルの駅の裏にでる地下道(ストリート・ビュー引用)

■アンドンビルからオワゾンまでは約16kmほど南に向かって歩く。途中いくつかの村があり、畑の中の一本道の地平線に小さな森と集落が見えるので、これを目指すようにする。道のまわりには、動くものは何も見えない。ときどき、草原から野うさぎが飛び出してくるのが見えるだけだ。こうして、Annemont→Baudreville→Epraux→Tellay-le-Gaudin→Chaussy→Atrapsを過ぎて、4時間ほどかけてOisonに到着。ここからは西に向かう。今思い起こしても、撮った写真が残っていないので、各村の印象が少ない。ということで、またグーグルのストリート・ビューを見て記憶を思い起こして、以下に 再現させていただく。

■Annemont村は、アンドンビルからの最初のT字路になっている。直進したいのに道がない。T字路を少し左にいくと、南に向かう野道があるので、そちらに進む。
■Baudrevilleeは道沿いの村で、別れ道はないので直進。
■Eprauxは十字路になっているが、直進。
■Tellay-le-Gaudinは村の入口に共同墓地がある、村には入らずに南に直進。
■Chaussyで、自動車道路にぶつかる。鍵の手状にまず、左にまがって、すぐに右に向かう。この角に民宿あり。
■オワゾンはちょっと戸数の多い村だが、店はない。







■オワゾンから次のLion-en-beauceで、自動車道を左に曲がってRuan村に入って、また右に曲がるのがガイド本の案内だが、グーグル・マップは、それを西に突っ切る野道を案内する。それに従っていくと、この道は途中から舗装がなくなるが、遠くに鉄道の高架や、大きなサイロや工場の建物が見えてきて、アルトネが近いことを感じる。この高架を越えて、線路に沿った自動車道を工場を周りに見ながら歩けば、アルトネに到着。

■今日の道は、巡礼マークやGRマークは一切なく、村に多少人は見かけたが、すれ違う人もなく、水場もなく、店もなく、ただ黙々と歩いただけ。ガイド本に書かれた村の名前をたよりに、グーグル・マップを参照して、なんとか歩けた。単調なのはつらいが、平坦なので、さして疲れない。



       
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第6回巡礼