Fellowship on"the CAMINO"
「3日目:森の道を抜けてオルレアンへ」

Written on Spt-3, 2015
【アルトネ】 → 【オルレアン】 25.4km 2015-4-26(日)



■アルトネの中心部には古ぼけたオテルがあったが、少し離れたモーテル(Fasthotel Artenay Orleans)が40ユーロと安かったので、こちらに泊まった。カフェテリアがあって、夜・朝ともバイキング式の食事。村内は日曜日でバル以外は開いていなかったが、オテルの先にスーパーマーケットがあったので、ここで食料調達できた。
 今日は25kmだから余裕があるので、ゆっくりと8:00出発。まずアルトネ駅あたりで線路を越えようとしたが道がない。駅に行って、駅内の跨線橋を渡って、ホームのフェンスのすき間から、駅裏に出る。ここから、真っ直ぐ東南に、ビュシー・ルロワ村を目指して自動車道を行く。途中、鉄の小さな十字架のあるところから、未舗装路が分岐しており、なかなか歩きやすそうなので、そちらに行こうか、しばし考えたり、ビュシー・ルロワを行き過ぎて、また戻って、野道を求めて十字架まで戻ったりと、行きつ戻りつして、適当に畑道に踏み込む。ジグザグに歩いて行くが、今度は高速道路の高い土手に遮られ、これを越えるために迂回。なんとかガイド本のルートに戻って、ル・シャペル村に入る。

 
(左)FasthotelArtenay Orleans  (右)アルトネ駅の裏に出るには駅内の跨橋橋を渡る(ストリート・ビュー引用)

■ル・シャペル村から大きな森に入る。巨木が鬱蒼とした森を通る一本道は、オルレアンの入口まで約10kmほど続く。ガイド本では「Toute forestiere des Chapelle」(シャペルの森の道)とされ、道の脇に時々、この看板が出ている。森の公園になっているようで、数人のハイカーが見えて、彼らはさらに脇道に入っていった。一時間位して、車の通りが多い、大きな自動車道路に出会う。この道を右に行くとオルレアンに着くが、ガイド本に従って、さらに森の道を直進する。ここからは、今度は「Foret d`Orleans」になり、数キロ先を右に、「Route des Rales」に入るようになっている。それらしい四つ角に出たが、看板はない。ままよ、勘を信じて右に入る。急に道の下草が増えるし、雨も強くなるし、途中で進入禁止の横棒が掛かっていたりする。少し不安ではある。どうも乗馬の人の道のようであるが、「Route de Planquine」の看板を見つけて、正しい道を行っていることが分かる。



 

■森の中に、相応しくない人工構造物を見つけた。人が電撃を受けている注意マークがついている。落雷対策かとも思い、落雷があったら、どこかを触ってアースするのかとか考えたが、そんな端子もない。結局、何のための設備が分からなかった。後で調べてみると、「Protection Cathodic」と呼ばれる電気施設で、土中の水道管などの金属設備のサビ防止のために、電極電位を基準値(防食電位)以下に下げるものであるそうだ。だから、落雷時にしがみついたら、余計に危険だ。
 そうこうしている内に森の道は、鉄道線路に遮られる。線路に沿っていく、自動車道もあったが、単線の線路の先に細い野道があったので、線路を渡って、そちらを行く。そうするとなにやら、厳重そうなフェンスに沿って歩くようになり、それは軍の施設のようである。怪しまれないように、施設の入口あたりを過ぎると、再び自動車道(数時間前に渡った)にでる。これを左に行くと、オルレアンの郊外住宅地であるフルーリー・レゾブレである。

■この町にはマグドナルドがあった。今回の巡礼3日目にして初めて、昼間に食事の出来るところに出合った。ということで、こんなところまで来て、マグドナルドというのは、興ざめであはるが、とりあえず空腹は押さえた。町のレストランといっても、午後の中途半端な時間ではやっていないことも多く、その意味ではマグドナルドは安全パイだからだ。
 ここから、オルレアンの中心部まで、しっかり1時間近くははかかる。なかなか、目当てのカテドラル(聖十字架教会)の塔は直前まで見えてこない。雨のなか、やっと到着したが、目当ての観光案内所は日曜日でお休み。

■1978年新婚旅行でロワール古城めぐり」のバスツアーに参加したときに、立ち寄って以来のオルレアンだ。ジャンヌ・ダルクの騎馬像のある広場に出て、少し記憶が蘇った。


オルレアン市内に入って、やっと教会の塔が見えた

聖十字架教会前の(少女らしい)ジャンヌ・ダルク

雨の日曜日、人通りがない


       
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Fellowship on"the CAMINO"
第6回巡礼