CANON MC
 
1週間後の阪神大震災

1995-1-25 撮影 東灘区深江あたりにて


 阪神大震災が発生したとき、業務上の必要から翌日に現地に飛んだ。神戸には親戚が多いのだが、そっちよりも仕事を優先せざるを得なかった。だから、とても親戚に申し訳なくて、仕事をかたずけて、再び車に色々と物資を積んで神戸に出掛けた。1週間後も西宮口の先は不通で、六甲まで歩いた。途中の路地で出会った景色である。この地震が南北に揺れたことは素人でも分かる。だから東西に走る高速道路は見事に倒壊したし、民家の塀は南北の面は倒れているが、東西の面は無事である。写真のお地蔵さんは、南北に並んでいたので、お互いにもたれ合って、転倒することがなかった。まわりがめちゃくちゃになている中で、お地蔵さんだけが、何事もなかったように並んでいる姿が非常に印象的でシャッターを押した。



【カメラの触感】